こんにちは。
自分軸カウンセラー よしみです。
これまで、潜在意識の仕組み、脳の働き、感情の扱い方、直感の受け取り方、未来へのタイムラインの乗り方、セルフイメージの書き換え、本音の見つけ方…などなど、多くの潜在意識や願望実現に関するテーマを一つずつ丁寧に扱ってきました。
そのすべてに共通しているのは・・・
“潜在意識は、あなたの感じた世界を現実として採用する”
というシンプルな真理です。
潜在意識はがむしゃらな努力よりも、
無理なポジティブ思考よりも、
常識的な正しさよりも、
“いまのあなたの内側にある感情・感覚”を優先します。
もし、「潜在意識の使い方を最短距離で理解したい」「全部が整った状態で願望実現を進めたい」と感じているなら、この1記事で十分です!
ここでは、
潜在意識が現実をつくる仕組み
願いが叶う人の共通点
成功法則の本質
脳の黄金ルール12選
ネガティブを味方にする裏側の仕組み
直感・未来のタイムライン
ブロック解除・インナーチャイルドまでの導線
すべてを “出し惜しみゼロで”、わかりやすく腑に落ちる形でお伝えしようと思います。
読み終わる頃には、これまで点だった知識たちが統合され、一本の太い流れになって“理想の未来”へとつながっていきますよ。
💞潜在意識の仕組みを根本から理解を深めたい方は、下の記事をご参考に👇
Contents
- 1 潜在意識が“現実をつくる仕組み”を完全理解する
- 2 これだけで願いは叶う!潜在意識の成功法則“総まとめ”
- 3 願いが叶う人の共通点|意図・潜在意識・行動の一致
- 4 “脳の黄金ルール12選”で願望実現を最短化する
- 5 ネガティブも味方にする|感情の裏に潜む“本音”が未来を動かす
- 6 今この瞬間が理想の未来をつくる方法
- 7 ブロック解除&インナーチャイルド癒しによる潜在意識の整え方
- 8 まとめ|潜在意識を味方につければ現実は想像以上に応えてくれる
潜在意識が“現実をつくる仕組み”を完全理解する

潜在意識は目には見えませんが、毎日あなたの行動・選択・感情・出会い…
すべての“現実の根っこ”を握っています。
まずは、潜在意識がどのように現実をつくっているのか。
その最も重要な仕組みを、土台から見ていきましょう。
潜在意識は「事実」より“感じたもの”を現実化する
潜在意識が採用するのは、事実ではなく “感情・感覚” です。
今、たとえ望みがまだ叶っていなくても、
「なんだか大丈夫な気がする」
「どうせ叶う」
「私は守られている」
こんな感覚を“今”感じていれば、潜在意識はそれを “現実・真実の状態”として扱います。
反対に、
「不安…」
「失敗しそう…」
「どうせうまくいかない」
これも、潜在意識は“今起きている真実”と認識してしまいます。
潜在意識は、
✔︎ 主語が分からない
✔︎ 善悪を判断できない
✔︎ 過去・未来の区別ができない
✔︎ “今の感情”だけを真実として読み取る
という性質があるため、今感じている感情や感覚をそのまま未来の材料として受け取るのです。
潜在意識の3大原則(繰り返し・強度・イメージ)
潜在意識は、次の「3つの基準」で現実化へと採用します。
① 繰り返し(よく考えるものを現実にする)
よく思う
よく感じる
よく想像する
これらはすべて未来を形作る“材料”。
もちろん、現状を作っている基にもなっています。
不安を繰り返せば不安の現実・未来へ。
理想を繰り返せば理想の現実・未来へと形作っていくのです。
② 強度(強く揺れた感情を優先して現実化する)
潜在意識は、感情の “強さ”にも左右されます。
強い不安 → 不安を現実化
強い喜び → 喜びの現実化
強いワクワク → 奇跡的な引き寄せ
強い痛み → 似たような痛みを繰り返す未来
だからこそ、“どんな感情をどれだけ強く多く感じているか” が未来を決めます。
③ イメージ(映像が最も潜在意識に届く)
脳は言葉より映像(イメージ)に強く反応します。
叶った未来の自分を映像のようにリアルにイメージする
理想の未来を心地良く感じる
これらは潜在意識にとって、確かな“未来の設計図”になります。
これだけで願いは叶う!潜在意識の成功法則“総まとめ”

潜在意識の使い方には、実は“たった3つ”の成功法則しかありません。
この3つが腑に落ちて、日常の中で自然と使えるようになると・・・
行動が軽くなる
タイミングが揃う
選択がブレなくなる
チャンスに気づきやすくなる
流れが勝手に良い方向へ向かう
という現象が起こりはじめます。
ここでは、潜在意識の本質に基づいた成功法則を“最もシンプルな形”にまとめてお伝えします。
成功法則①:既にある(既在)の法則
まず最初の成功法則は、既にある法則です。
「願っていることは、すでに存在している」
潜在意識的には、これが最も本質的な成功法則です。
潜在意識は“欠けている状態(不足感)”を嫌うため、
「叶えたい…!」(=今はない)
「もっと欲しい…」(=今は不足)
という「欠乏」を感じるほど、その欠乏感の方を現実に反映してしまいます。
逆に、
「あ、もう叶う気がする」
「私はすでに持っている」
「どうせ叶う」
という “既にある感覚=充足のエネルギー” を感じた瞬間、潜在意識はその未来へ道をつなげていきます。
未来がすでに叶っている側に立つ。
これが既在の法則です。
成功法則②:“なる”の法則(Beingの先取り)
2つ目の成功法則は、“なる”の法則です。
“なる”とは、 叶った未来の自分の「在り方(Being)」を先に選ぶこと。
例えば、もうすでに叶っている自分なら・・・
●どう感じている?
●どんな言葉を選ぶ?
●どんな行動をする?
●どんなエネルギーで人と関わる?
これら自分の立ち居振る舞いや思考・感情を、未来の自分にチューニングして模倣してあげる。
すると脳は、 「あ、これが本当の私なのだ」と認識し、 潜在意識が現実や未来をその方向に整え始めます。
行動の前に、理想の未来の自分に“なる”。
意志の前に、理想の未来の自分に“なる”。
結果の前に、理想の結果を得ている自分に“なる”。
このように、Being(在り方)が変わるから、Doing(行動)とHaving(結果)が変わる。
これが願望が叶う法則であり、最短ルートで叶う流れです。
成功法則③:意識の三位一体(潜在意識×顕在意識×超意識)
3つ目の成功法則は、意識の三位一体です。
願望が叶う人は、この3つ意識が自然と一致しています。
✔︎ 潜在意識(感覚・本音)
「本当はこうしたい」
✔︎ 顕在意識(意図・言葉)
「私はこうすると決める」
✔︎ 超意識(直感・導き)
「今はこれをやるタイミングだよ」
この三位一体が揃うと、“現実の加速化”が起こります。
逆に、どれか1つでもズレると、
行動が重い
選択がブレる
直感が鈍る
壁にぶつかる
タイミングが合わない
こうした感覚や現象が起こります。
3つ意識を一致させるコツは、感情・感覚を最優先にすること。
自分にとって、心地良い、軽い、しっくりくる感情・感覚になれる方を優先的に選び行動することです。
感覚 → 意図 → 行動全てが、心地良い、軽い、しっくりくる感覚で統一されると、現実は素早くその方向へ動きます。
願いが叶う人の共通点|意図・潜在意識・行動の一致

願望実現がうまくいく人には、決して「特別な才能」や「強いメンタル」があるわけではありません。
ただひとつ共通しているのは、“内側(感覚)→ 意図 → 行動”の流れが自然にそろっていること。
この3つが静かに揃うと、行動が軽くなり、タイミングが合い、チャンスがつながり、結果が望み以上の形で早く現実化します。
ここでは、願いが叶う人の思考・感情・行動の特徴を本質だけに絞ってお伝えしますね。
行動が軽やか=“感情の扱い方”が上手い
願いが叶う人は、ずっとポジティブだから叶うのではありません。
“感情の扱い方が上手いから、行動が軽く早い” のです。
不安が出ても否定しない
落ち込んでも長引かせない
感情に飲まれない
“快”の方向に気持ちを切り替えられる
「今の自分」に優しく寄り添える
これができると、心が軽くなるので、行動のハードルも下がります。
要は、腰が軽くなるのです。
なんせ潜在意識は、“軽さ” に従って現実化を加速させますから。
思考の癖(叶う人/叶わない人の違い)
願望実現には、“思考の癖” が大きく影響します。
✔︎ 叶う人の思考
「どうせうまくいく」
「できる前提」で考える
「失敗は上手くいくためのデータ」
「次はどう動こう?」
本音や直感に素直
行動の基準が“軽さ”
✔︎ 叶わない人の思考
「失敗したらどうしよう」
「正解を選ばなきゃ」
ネガティブに対して過敏
行動の基準が“怖さ”(●●にならないように・・・)
本音を押し殺す
直感を後回しにする
この違いは“才能”ではありません。
ただの 思考の癖=脳の回路の違い。
これらパターン化した流れに従っちゃうんです。
癖は変えられます。
それによって、脳の回路も変わります。
だから、未来も変わります。
本音に従った意志・意図決定
願いが叶う人は、 本音 → 意図 → 行動の順番がいつも無理なく自然につながっています。
例えば・・・
「本音ではこうしたい」 (潜在意識)
↓
「じゃあ私はこれを選ぶ」(意図)
↓
「だから今これをやってみよう」(行動)
この自分にしっくりとくる感覚に従った流れが自然にできると、 迷いが少なくなり、 選択に力みがなくなります。
そうすると、潜在意識が、「あ、これが本当に望んでいる道なんだ」と認識し、超意識が、そうなるためのベストなタイミング・出会い・チャンスを揃えて差し出してくれるのです。
“脳の黄金ルール12選”で願望実現を最短化する

脳と潜在意識の仕組みを理解すると、現実の動き方が驚くほどシンプルになります。
さらに、願望実現を“最短距離”で進めたいなら、絶対に知っておくべきなのが「脳の黄金ルール」。
このルールは12個あります。
ここでは、これまでの記事に散りばめてきた要素をひとつの“願望実現システム”として、実生活でどう使うかも含めてわかりやすくまとめておきますね。
黄金ルール①〜④:脳の構造を味方にする基本原理
黄金ルール①:主語を識別できない脳を味方にする
脳は、「自分」「他人」の区別ができません。
だから、
誰かへの批判 → 自分を下げる
誰かの成功を祝う → 成功が近づく
誰かの不安に共鳴 → 自分の不安を強化する
このように、他人へ注いだ思考や感情もすべて“自分ごと”として処理されてしまいます。
だから、人の成功を素直に喜べ、応援できる人が成功しやすいのは、この仕組みに沿っているからなんです。
黄金ルール②:過去・現在・未来の区別がない脳を利用する
脳は“今の感情や感覚”しか理解できません。
「未来が不安」=“今、不安”
「いつか叶えたい」=“今、叶っていない”
「どうせ大丈夫」=“今、安心”
「なんとなくワクワク」=“もう叶っている”
このように、潜在意識が採用するのは、いつでも “今の感情や体感”だけ。
だから、未来を変えたいなら、“今の感情や感覚の質”を整えるのが一番の近道となるのです。
黄金ルール③:善悪ではなく“感情の強度”で未来をつくる
脳は“正しいかどうか”より“強く揺れた感情”を優先して記憶します。
強い不安 → 不安な未来
強い喜び → 喜びの未来
強い痛み → 避ける未来
強いワクワク → 奇跡の未来
意識すべきなのは、常識や人目を気にした「正しさ」よりも“本当の気持ちや感覚(感情の強度)”の方です。
黄金ルール④:“繰り返し”が潜在意識を書き換える
潜在意識は“繰り返し”に反応します。
繰り返されたものほど、脳は「これが真実なんだ」「これが望みなのだ」と採用し現実化していきます。
よく考えること
よく感じること
よく想像すること
よく口にすること
これらが未来を形づくる“材料”になります。
黄金ルール⑤〜⑧:感情とイメージの力を使いこなす
黄金ルール⑤:潜在意識は“映像(イメージ)”に最も影響される
脳は、言葉より“映像”を信じます。
叶った未来を映像のようにリアルにイメージする
感情を伴ったイメージを持つ
目を閉じて未来のシーンに浸る
これは潜在意識にとって、未来の設計図になります。
黄金ルール⑥:自分の内側の声を最も信じる
脳は、“他人の言葉”より“自分の内側の声”を強く採用します。
自分にしっくりくる感情や感覚であるかどうかが大事です。
まずは望みを宣言してみる
しっくりくるか自分に問いかける・感じる
「私は大丈夫」と口にする
本当にそれがしっくりと感じられるかどうか
これらは潜在意識への直接のアプローチになります。
言葉は、“指令”ではありますが、それが心にもしっくりくるのであれば、その言葉通りに潜在意識が動きます。
黄金ルール⑦:ネガティブ感情の裏にある“本音”を活かす
怒り・焦り・孤独・悲しみなどのネガティブな感情は、すべて“本音の裏返し”。
怒り → 本当はもっと大切にされたい
寂しさ → 本当はつながりたい
不満 → 本当はこうしたい
不安 → 本当は大丈夫を確信したい
ネガティブな感情を上手く扱うと、“本音”の回路が開きます。
その中に、本当の本当の望みが隠れています。
それに気づくことができれば、ネガティブに引っ張られず、もっと気楽に叶う方向へと向かえます。
黄金ルール⑧:“快”を優先する
潜在意識がもっとも反応するのは “快”の感覚です。
快の感覚とは、
分かった!
幸せ
自分にしっくりくる
これらの心地良い感覚は、進むべき方向を指しているサインです。
だから、“快”で居る自分を意識的に選ぶことは、望む未来への扉を開くことになるのです。
黄金ルール⑨〜⑫:未来とつながり、現実を動かす方法
黄金ルール⑨:“現実と想像”を区別できない脳の仕組みを活かす
イメージの世界で“叶った自分”を感じれば感じるほど、脳はそれを“今の本当の自分”として現実化へと処理します。
そのため、
イメージワーク
予祝
感覚先取り
これらは実は“科学的に潜在意識に効く”方法です。
黄金ルール⑩:未来の自分とつながる“タイムライン接続”
未来のあなたは、すでにその願いを叶えています。
その未来の自分が持っている感覚=軽さ・安心・余裕を“今の自分”が1ミリだけ先取りすると、潜在意識が「この未来が今なんだ」と認識し、未来をぐっと現実に近づけてくれます。
黄金ルール⑪:“今しかない”感覚で行動する
潜在意識は“今の体感”しか読めません。
だから・・・
思いついたらすぐやる
行動のタイミングを逃さない
「今の軽さ」に従う
これが願望実現の最短ルートです。
黄金ルール⑫:意図・感情・行動の一致が最強の現実創造
願望実現のすべての核はここにあります。
✔︎ 意図
「私はこう在ると決める」
✔︎ 感情
「その未来が心地よいと感じる」
✔︎ 行動
「今、その方向へ動く」
この3つが揃うと、潜在意識は迷いなく未来を動かし始めます。
目の前の赤信号が、どんどんタイミング良く青に変わるように願望実現も加速しますよ。
ネガティブも味方にする|感情の裏に潜む“本音”が未来を動かす

私たちはつい、ネガティブな感情は「悪いもの」と思ってしまいます。
でも本当は、一番大事な“本音”を教えてくれる最高のサインなんです。
怒り、悲しみ、不安、孤独、焦り…。
あるいは、体で感じる違和感。
これらの感情や感覚は、あなたを苦しめたいのではありません。
「本当は、こうしたいんだよ」
「あなたの望みはこっち側だよ」
と、潜在意識が“裏側で必死に伝えてくれている”声なんです。
ここでは、ネガティブの裏に隠れた本音の見つけ方と、それを正しい方向へ変換していく方法を詳しく見ていきましょう。
怒り・不満・孤独・悲しみの裏側に隠れた“本音の望み”
ネガティブ感情の裏には、必ず“本音の望み”があります。
✔︎ 怒りの裏にある望み
「もっと大切に扱われたい」
「自分の思いを実現したい」
✔︎ 不満の裏にある望み
「本当はこうしたい」
「もっと良い方向に変えたい」
✔︎ 孤独の裏にある望み
「つながりたい」
「頼りたい」
「理解されたい」
✔︎ 悲しみの裏にある望み
「愛してほしい」
「安心したい」
「守られたい」
このように、すべてのネガティブ感情には、“本当の幸せを指し示す答え”が潜んでいるのです。
潜在意識は、「自分が本当に何を望んでいるか」に気づいてほしい。
だから、ネガティブな感情や感覚を通して合図してくれるんです。
もちろん、心地良いポジティブな感情や感覚なら、なお更「こっちに進めばOK」の合図ですよね。
本音の望みに気づく方法
自分軸カウンセラーよしみ流の“本音発掘法”はとてもシンプル。
① その感情は“何を求めているサイン?”と聞く
本当は何に怒っている?
その寂しさは何から来ている?
本当はどうなってしまうことが怖いの?
本当はどうなりたい?
このように、静かに問いかけるだけで、本音は少しずつ輪郭を見せてくれます。
すぐに答えを見つける必要はありません。
まずは投げかけるだけ。
すると、時間差でふとした時に「これだ!私の本音は」という核心が浮上してきますよ。
② 感情を否定せず、そのまま感じてみる
潜在意識は、「感じてもらえないと引き下がらない」という性質があります。
こんなネガティブな感情は嫌だ嫌だと否定すればするほど、強くなっていきます。
だから、まずは、そのネガティブ感情を否定したり、正解・不正解などとジャッジせず、“そうだよね”“こう感じてるんだよね”と認めること。
観察する感じ。
その瞬間、心はふっと緩みます。
だって、あなたがやっと気づいてくれたからです。
③ 感情を“本音のメッセージ”に翻訳する
たとえば、
仕事で怒りを感じている → 「もっと良い仕事をして認められたいんだ」
恋愛の焦り → 「安心して愛していたいんだ」
孤独 → 「誰かに自分を分かってほしいんだ」
不満 → 「本当はこっちが好き!」
このように、ネガティブをそのまま自分の真実だと思い込まず、“本当の望みの方向”に翻訳してあげることが大切です。
マイナス感情を願望実現のスイッチに変える
ネガティブを“敵”にしている間は、潜在意識はずっと抵抗モードのままです。
でも、その裏にある本当の望みや本音に気づけた瞬間、潜在意識はスイッチが切り替わります。
✔︎ 怒り → 自分の心が喜ぶことを選ぼう
✔︎ 不安 → 安心できる選択を自分に与えよう
✔︎ 焦り → 本当に望む方向への軌道修正
✔︎ 孤独 → 人とつながる勇気
✔︎ 悲しみ → 次のステージへの入り口
“本当の望み”が腑に落ちた瞬間から、潜在意識はあなたの味方として最大限の力を発揮し始めます。
なので、ネガティブこそ、本当に望む未来への「入口」なんです。
今この瞬間が理想の未来をつくる方法

願望実現は、「未来に向かって進む」ようなイメージがあるかもしれませんが、実際には、“今の自分”を整えることで未来へのライン(流れ)が切り替わるという、とても静かでシンプルな構造です。
だって、潜在意識が認識できるのは、過去でも未来でもなく、“今の感覚”だけですから。
だからこそ、未来を理想の形に変えたいのならば、本当に必要なのは、大きな行動でも、強い意志でもなく、“今この瞬間瞬間の選択・感覚・決意を一致させていくこと”です。
ここでは、今を生きることがなぜ願望実現の最短ルートになるのか、そして直感と潜在意識が未来へ導く仕組みをわかりやすくまとめていきます。
潜在意識からの未来情報を信頼する
潜在意識は、「今のあなたの感情や感覚」をそのまま未来を形作る材料にします。
だから、
今、ホッと安心している
今、なんだか軽い
今、なんかワクワクしている
今、無性にこれをやりたいと思った
こうした“一瞬の感覚”は、ただの気まぐれではありません。
未来の情報が“今”に届いたサイン。
潜在意識は、未来へのタイムライン(ルート・流れ)に乗るための“最適な感覚”を先に渡してきます。
その感覚に従った行動や流れに乗ると、どんどん願っている未来への最善ルートによって運ばれるようになります。
しかし!です。
これらの、瞬間的なアイデアも、直感も、ワクワクも、ぜんぶ「今」しか降りてこないのです。
行動するまでの間、ず~っと待ってくれたり感じさせてくれるわけでないのです。
ここが要注意ですね。
チャンスは3回届く|“今しかない”を逃さない
直感(超意識)が届けるチャンスには、“3回の法則”があります。
✔︎ 1回目:ふと感じる
「なんかやりたいかも」「なぜか気になる…」
✔︎ 2回目:現実の出来事として届く
人から言われる、また情報が目に入る、誘いが来る。
✔︎ 3回目:強い後押し
ここで動く人が、流れに乗る。
そして・・・残念ながら、4回目はほぼ来ません。
潜在意識の選択回路が、「必要ないから見送ったんだな」と判断するからです。
だからこそ、“今、心が動いた瞬間に動く”この軽さが、未来を大きく変えます。
直感に従った行動
直感は、未来全体ではなく“今必要な一歩”しか教えてくれません。
なぜなら、潜在意識が認識できるのは「今」だけだから。
未来の全体像を知りたいと思うほど、情報量ばかりが増え、潜在意識の声が聞こえにくくなり、かえって思考混乱を招きます。
でも、1歩だけならシンプルに分かりやすく動きやすいですよね。
「今日はここだけを調べる」
「とりあえずあの人に連絡してみよう」
「まず片付けておこう」
「ここに行ってみよう」
それが、理想の未来への“入口”になります。
直感に従うと、潜在意識が道を整え始め、次の一歩が自然と目に入るようになります。
直感は、願望が叶う目的地までの1つの通過点なのです。
そこを通らないと、次の通過点へと進めない。
道を間違えたり、目的地まで到達できない、ということになります。
だから、直感に従って行動してみる。
正しいかどうか、損か得かの思考で考えず、感覚が導く一歩を採用すること。
これが、現実が最短で動く方法です。
ブロック解除&インナーチャイルド癒しによる潜在意識の整え方

ここまでお読みいただいて、「願望実現の仕組みは十分理解できた」そう感じている方も多いと思います。
でも・・・
もし“あと一歩”のところで動けない、
心がザワつく、
なぜか良い流れを自分で止めてしまう…
そんな感覚があるなら、それは 潜在意識のさらに深い層(古い記憶)が、まだゴニョゴニョ働いているサインです。
その代表が、
ブロック
インナーチャイルド
トラウマ
思い込み
過去の痛み
幼少期の心の傷
など、潜在意識に長く残っている“古い記憶”。
これまでも、よく聞いたことのある言葉かもしれませんね。
ここでは、その核心だけを簡単にまとめ、さらに詳しくあるいは、解消法などは、別の機会に徹底的に解説・開示できればと思います。
ブロックは“思い込み”
ブロックは“悪いもの”ではありません。
あなたを守るために生まれた脳の防衛反応です。
例えば、
「嫌われるかも」
「うまくいかないかも」
「私なんて…」
こうした思い込みは、過去に“そう思わないと前に進めない瞬間”があったから、潜在意識が勝手に記憶してしまった“安全策”なのです。
しかし、大人になった今、その安全策はしばしば“逆方向”に働く場合があります。
行動を止め、喜びから遠ざけ、選択を狭めてしまう。
ブロック解除とは、この「思い込みの安全策」をそっと外して、本来の楽で自由な自分に戻る方法です。
インナーチャイルドは“潜在意識の古い記憶”
まず、インナーチャイルドとは、子どもの頃に幼いなりに感じてしまった感情を潜在意識に記憶してしまった断片です。
我慢しないといけなかった記憶
寂しい本音を受け入れてもらえなかった記憶
理解されなかった悔しい思い
愛されていないのかもと感じた瞬間
“こうしないと嫌われる”と思ってしまった過去
これらは、すでに大人になった今のあなたや現実・未来にも静かに影響し続けます。
例えば、
“本当は助けてほしいのに、人に頼れない”
“本当は愛されたいのに、甘えられない”
“本当は挑戦したいのに、怖くて動けない”
これは大人のあなたが弱いのではなく、幼い頃の心がまだ傷ついたままだから。
そして、“自分でなんとかしなきゃ”“人を信頼しちゃいけない”“私には無理”という思い込みが本音や本当の望みを邪魔してしまうからです。
インナーチャイルドを癒すとは、思い込みを持ってしまった幼い自分や場面に優しく寄り添い、「傷ついたよね」「とてもよく分かるよ」「その時はそう思うしか仕方なかったものね」「もう大丈夫だよ」と伝えてあげること。
そうすると、潜在意識の深い層にある頑なな思い込みがゆるみ、行動や現実が驚くほど軽く変わります。
望む未来へとスルリと進めるようになります。
気づき緩めればブロックは自然に溶ける
ブロック解除もインナーチャイルド癒しも、難しく考える必要はありません。
重要なのは “気づいて、ゆるめる”この二つだけ。
「あ、私こう思い込んでいたんだ」
「本当はこうしたかったんだ」
「ここに本当の痛みがあったんだ」
それらにただ気づくだけで、かたくなになっていた潜在意識の緊張はゆるみます。
そして、緩んだ隙間に、“新しい素敵な情報”が流れ込みます。
ブロックを無理に壊す必要はありません。
癒しも、完璧さを求める必要はありません。
気づき → ゆるみ → 本音に戻る
この流れだけで、潜在意識は自然に書き換わります。
これらインナーチャイルドを癒す方法やブロック解除については、別の機会に、ゆっくりたっぷりお伝えしますね。
💞ブロック解除・インナーチャイルドについては下の記事をご参考に👇
まとめ|潜在意識を味方につければ現実は想像以上に応えてくれる
今回は、潜在意識の基礎から、願望実現の核心に至るまでを詳しく解説した上で、望みを叶える脳の黄金ルールをまとめました。
そして、軽くではありますが、ブロックやインナーチャイルドにも触れ、望みを叶える人の脳や潜在意識に関するすべてをまるごと一つにまとめてお伝えしてきました。
潜在意識は、あなたの才能や過去履歴や、肩書きに反応するものではありません。
ただ1つ!
“いまのあなたの内側にある本音や感覚”だけを未来の材料として採用します。
だから、未来を望み通りに叶えたいときに必要なのは、無理な努力でも根性論でもなく、今の感覚を少し整えること、感情を優しく扱い、心の軽さに従って一歩を選ぶこと。
「今」「今」「今」の“快”と感じる選択の連続だけなんです。
潜在意識は、決してあなたを傷つけたいわけでも、試したいわけでもありません。
いつだって、あなたの味方として、“より良い未来へつながる道” を静かに、誠実に、指し示しています。
だから、不安やネガティブに振り回されるのではなく、それらの裏側にある“本音”を優しく拾ってあげてください。
その瞬間に、潜在意識がふっと緩み、本当に望む未来への扉が自然にひらき始めますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます💖
💞潜在意識の仕組みを根本から理解を深めたい方は、下の記事をご参考に👇






