こんにちは。
自分軸カウンセラー よしみです。
「マイナス感情さえ出なければ、もっと上手くいくのに…」
「ネガティブな気持ちが出てくる自分がイヤになる…」
そんなふうに、マイナス感情を“敵”のように扱ってしまう方は本当に多いです。
でも、これは本当にもったいない受け止め方です。
実は、マイナス感情こそ、潜在意識が届けてくれる大切なサイン。
その裏側には、あなたが本当に望んでいる “本音” が隠れているからです。
怒り、悲しみ、不安、焦り、嫉妬、寂しさ…
これらは決してあなたを下げる存在ではなく、「あなたがいま本当は何を求めているのか」を知らせるアラートなのです。
そして、その“裏にある本音”に気づいた瞬間、潜在意識は一気に動き始め、願望実現のスピードが驚くほど変わります。
そこで、今回の記事では、
マイナス感情が悪ではない理由
ネガティブの裏に“望み”が隠れるメカニズム
本音を見抜く具体的な方法(よしみ流)
本音を扱うコツと、潜在意識を整えるポイント
を、腑に落ちる形で丁寧に解説していきます。
読み終わる頃には、「マイナス感情が出る=悪いこと」という呪いが静かに解けて、心がふっと軽くなりますよ。
Contents
マイナス感情は悪ではない|“裏の本音”を教えてくれるサイン

まず最初に、この記事の最重要ポイントをひとつお伝えします。
マイナス感情は、あなたを下げる存在ではありません。
むしろ、潜在意識が“あなたを助けようとして出してくれている声”なんです。
ネガティブを排除しようとすると、本音まで押し込めてしまい、願望とのズレが生まれてしまいます。
では、マイナス感情がどんな役割を持っているのか。
その正体から丁寧に見ていきましょう。
マイナス感情=潜在意識からのアラート
不安・焦り・怒り・寂しさ・嫉妬・悲しみ・・・
これらネガティブな感情は、潜在意識があなたに出す “アラート(お知らせ)” です。
たとえば、
不安を感じるなら → 「もっと安心したい」という本当の望みがある。
怒り → 「もっとこうなればいいのに」
嫉妬 → 「私もああなりたい」
寂しさ → 「繋がりがほしい」
こうしたネガティブな感情はすべて、あなたが“本当に求めているもの”を伝えるサインです。
つまり マイナス感情にこそ、必ず本音があるのです。
ネガティブはあなたを困らせるために出るのではなく、本音に気づかせ、本当に望む未来へ導くために出てくるのです。
マイナス感情は、潜在意識が「こっちを見て」と教えてくれる光なのです。
感情の“表と裏”の仕組み
私たちの感情には必ず“表の感情”と“裏の望み”が存在します。
表:不安
裏:安心したい、確信を持ちたい
表:怒り
裏:尊重されたい、大切にされたい
表:嫉妬
裏:私もああなりたい、手に入れたい
表:悲しみ
裏:愛されたい、繋がりたい
この“裏の望み”に気づけるかどうかで、願望実現の流れは180度変わりますよ。
表の感情だけを見ていると、苦しくなる。
裏側の本音の望みに目を向けると、未来が動き出す。
この視点が手に入るだけで、マイナス感情はあなたを傷つける悪ではなく、“願望の入り口”に変わります。
なぜマイナス感情の裏に“望み”が隠れているのか?

ここからは、“マイナス感情の裏に望みが隠れている”という少し不思議に思える仕組みを、心理学と潜在意識の両面からわかりやすく紐解いていきます。
ネガティブな気持ちが出るほど、実はその願望があなたにとって大きなテーマであることが多いんです。
その理由をひとつずつ紐解いていきましょう。
感情は潜在意識の“第一言語”である
潜在意識は、言葉よりも“感情”を優先して読み取ります。
私たちがふだん使っている言葉は顕在意識の領域ですが、潜在意識が理解するのは、もっとシンプルで原始的な「体の感覚」。
安心
不安
喜び
寂しさ
ザワザワ
ワクワク
こうした“感情の揺れ”こそが、潜在意識にとっての母国語なんです。
だからこそ、マイナス感情が強く出るということは、潜在意識が「このテーマ、いい加減にしちゃいけない。大事だよ」と、大きな声で伝えてくれている証拠。
だって、自分にとって興味のないことは、良いも悪いも感情もそちらを向かないはず。
感情的になるということは、それだけ自分にとって大切なテーマだからこそです。
このように、潜在意識は、言葉ではなく“感情”であなたの本当の願いに気付くよう伝えてくれているのです。
望みが強いほど“ネガティブ”が出る心理学的メカニズム
心理学では、“ネガティブな感情はその人の価値観に触れたときに出る”と言われています。
価値観の裏には、その人の強い望みが隠れています。
たとえば・・・
◎誰かへの嫉妬
→「私もそうなりたい」という強い願いが隠れている。
◎不安が強い
→「安心して進みたい」という望みが強い。
◎怒りが出る
→「尊重されたい」「大切に扱われたい」という願いがある。
◎悲しさが出る
→「繋がりたい」「愛されたい」という望みがある。
つまり、ネガティブな感情が出る=そこに強い望みがあるということです。
だから願望に向かうときほど、表裏一体として、マイナス感情も出やすくなるんです。
マイナス感情は、あなたの願望の“影”ではなく“入口”。
そこに心底から気づけた時、潜在意識は望みの方向へ動き始めます。
なぜなら、潜在意識にある本音と望みが一致したときに、願望は叶うように出来ているからです。
💞潜在意識を願望実現にフル活用する脳の黄金ルールは以下をご参考に👇
マイナス感情の裏にある“本音”を見つける方法

マイナス感情は“本音の入口”です。
でも、多くの人がつまずくのが、表の感情に振り回されてしまうこと。
本音と感情を混同してしまう。
何が本音なのか分からなくなるという部分。
ここでは、よしみ流・本音の見抜き方と、誰でも再現できる“本音に変換する問いかけ”をわかりやすくお伝えします。
今日から心の迷子にならずに済みますよ。
本音の見抜き方(よしみ流メソッド)
本音は「感情の奥」にあります。
だから、まずは感情に優しく寄り添う必要があります。
よしみ流メソッドでは、本音を見抜くときに3つの問いを使います。
問いかけ① その感情は、何を守ろうとして出ている?
もしかしたら・・・
不安 → 自分の正解を守ろうとしている
怒り → 尊厳を守ろうとしている
嫉妬 → 可能性を守ろうとしている
寂しさ → 繋がりを守ろうとしているのかもしれません。
あなたの場合はどうでしょう?
感情はいつも、“大切なもの”を守るために出ています。
この“大切なもの”こそ、本音の断片です。
問いかけ② 本当はどうなりたかった?(どうありたかった?)
たとえば、
不安な気持ち → 「こう思った通りになってほしかった」
怒り → 「自分の意見を認めてほしかった」
悲しみ → 「気持ちを分かってほしい」
嫉妬 → 「私もあんなふうになりたい」
このように、“本当はどうなりたかったのか”にフォーカスすると、感情云々よりも、本音が浮き上がってきます。
問いかけ③ その奥にある“本当の願い”は何?
最後に、もう一段深く聞きます。
私の意見が正しいと認められたい
私を大切に扱ってほしい
愛されたい
負けたくない
私の自由に選びたい
輝きたい
成長したい
これが、本当の本音(望み)だったりするのです。
でも、それが叶っていない、むしろ裏腹な結果になっているから、感情が出てくるのです。
本当は、「こうありたい」という本音の炎があなたの中にあるからなのです。
感情を“本音に変換する”問いかけステップ
本音は、急にズバッとは出てきません。
1段階ずつ“変換”していくことで、自然と浮き上がってきます。
よしみ流の 4ステップ変換法は以下の通りです。
Step1:今感じている“表の感情”を素直に認める
「いま、不安なんだな」
「腹が立つんだな」
「寂しいって思ってるんだな」
否定せず、ただ認める。
これだけで感情は半分以上やわらぎます。
Step2:その感情は、何を求めている?
感情は必ず“望みの方向”を向いています。
怒り → 勝ちたい
嫉妬 → 私も欲しい
寂しさ → つながりたい
このように方向性が掴めたらOK。
Step3:本当はどうなりたい?(ありたい姿)
ここが核心。
安心したい
もっと愛を感じたい
認められたい
私もあんなふうに輝きたい
丁寧に扱われたい
未来を向いた望みがここで明らかになります。
Step4:本音として言語化する
「私は、本当は●●したかったんだ。」
「私は、何がなんでも●●を手に入れたいんだ。」
「私は、本当はあの人と関わりたくないんだ。」
でも、それを抑えて相手に合わせたり、無理をしてたから、あるいは、そうなれていないから、感情が爆発したんですよね。
こうして本音を言葉にした瞬間、潜在意識は“願いの方向”へ舵を切り始めます。
きっと、そのころには、ネガティブな感情は落ち着き、本当の自分を理解できた安堵と本音に気付けた笑いがこみあげているかもしれませんね。
「な~んだ、私は本当はこれを叶えたかったから、感情的になったんだ」って。
本音の言語化は、本当の望みと感情を一致させ、願望実現にむけて潜在意識のスイッチを押すことになりますよ。
感情を扱うコツ|本音を見誤らないための潜在意識の整え方

本音に気づくことはできても、“本音を誤って解釈してしまう”“感情に流されて混乱してしまう”というケースはとても多いです。
実はこれ、感情の扱い方よりも潜在意識の“整え方”が弱いだけ。
潜在意識が静かに整えば、本音は自然とクリアに見えてきます。
ここでは、本音を誤解しないための“潜在意識の整え方のコツ”を解説していきます。
「正しくあろう」とするほど本音が隠れる
本音が見えなくなる理由の一つが「正しさ」に縛られてしまうことです。
間違えたくない
失敗したくない
反対されたくない
変に見られたくない
周りと違ってはいけない
こうした“正しさの緊張”が強くなると、潜在意識は防御モードに入り、本音を奥に押し込んでしまいます。
本音は「ゆるんだ時」にしか出てきません。
だから、正しさや倫理観や常識はいったん横において、誰に知られるわけでもない安心感の中で、ゆっくり静かに自分の心に寄り添いましょう。
本音を認める勇気が、潜在意識を瞬時に動かす
本音を見つけても、それを「認める勇気」が出ない人は多いです。
こんな望み、わがままかな?
叶うはずないよね
言ったら嫌われるかも
恥ずかしい
馬鹿にされたくない
誰にも知られたくない
理解されないよね
こうした抵抗はすべて、過去の経験から生まれた “心の癖”です。
きっと、本音を言ったり、本音に従って行動したことが裏目に出た経験からくるのでしょう。
でも、本音を認める瞬間、潜在意識は一気に動き始めます。
なぜなら、潜在意識は「嘘の願い」「嘘の感情」では動けないから。
大丈夫です。
自分の本音をいちいち世間に公表するわけでもあるまいし、自分だけが分かっていれば、それだけでも潜在意識は安心して、その望みの方向へと動き始めますから。
なにより、本音を認めた時点で、願望実現のスイッチはすでにONです。
マイナス感情を願望実現のスイッチにする方法
マイナス感情は、願望実現の原動力ともなるスイッチです。
では、どう扱えばスイッチとして使えるのか?
ポイントは3つ
① “感情=本音の入口” と思い出す
不安・怒り・悲しみが出ても、「これは本音に近づいているサインだな」「それだけ真剣に望んでいることがあるんだ」と捉える。
この一言で、感情に飲まれなくなります。
② 感情の奥にある“望み”を1つだけ言語化する
例:
「私は、本当は〇〇を手に入れたいのだ」
「私は、認められたいのだ」
「私は、もっと輝きたいのだ」
「私は、自由になりたいのだ」
このように言語化した瞬間、潜在意識が方向を掴みます。
一発で決める必要はありません。
実際にいろいろな表現や言葉に変えながら、声に出すことで、徐々にピントが合うように、しっくりと「これだ!」という本音にヒットしますから。
③ 望みに沿う“1ミリの行動”をする
その本音の望みを、少しでも叶える手段を探ってみて、閃いたことがあれば、1ミリでも行動に起こしてみましょう。
一気に結果を出そうと焦ったり、叶えようとすると、また、裏腹なネガティブな感情に火がつきます。
なので、今できるほんの小さなことを行動にしてみましょう。
こうした1ミリの行動は、潜在意識にとっては“新しい未来の選択”となります。
感情 → 本音 → 小さな行動
この流れが揃ったとき、潜在意識は間違いなく、望んでいる方向へ一気に動きだしますよ。
💞潜在意識の使い方を網羅した総まとめは以下の記事で!👇
まとめ|マイナス感情は、本音へつながる“入口”
今回は、マイナス感情は悪ではなく、その裏側にこそ“本当の望み(本音)”が隠れているというお話をしました。
そして、よしみ流・本音を見抜くメソッドをご紹介しました。
マイナス感情というのは、あなたを下げる存在でも、叶える力を奪う邪魔者でもありません。
“ねぇ、本当はどうしたい?” と潜在意識が静かに問いかけてくれているサインなのです。
あなたらしく生きるための“本音”が必ず眠っています。
本音を吐き出すのは、時に勇気がいることだと思います。
でも、感情を否定せず、その奥の望みにそっと触れられたとき、あなたはマイナス感情から解放され、潜在意識は一気に叶う方向に向けて動き始めます。
マイナス感情が多ければ、それは宝の宝庫だということですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます💖
💞潜在意識の仕組みを根本から理解を深めたい方は、下の記事をご参考に👇








