こんにちは。
自分軸カウンセラー よしみです。
引き寄せを実践して、少し上手くいき始めたのに・・・
「なぜかトラブルが続く」
「人間関係がギクシャクしてきた」
「感情が揺れやすくなった」
「予測もしてなかった問題が起こった」
それ、実は“うまくいっていないサイン”ではなく、“叶う直前の好転反応”かもしれませんよ。
願いが叶う前には、一時的に“古い波動”が浮き上がります。
古い波動とは、数か月前に使った感情の波動です。
そっちの波動が、今、現実化している可能性大です。
つまり、引き寄せを実践しているのに、ネガティブな現実が起こってしまうのは、潜在意識が、願いを叶えるための流れに順応するための“デトックス”のようなものなのです。
そこで、今回の記事では、願いが叶う直前に起きる“好転反応”の仕組みと、その揺れを穏やかに乗り越える方法をお伝えします。
「また元に戻っちゃった…」と感じるその瞬間こそ、実は最も大きな変化や願望実現が、静かに待機しているタイミングなのです。
Contents
願いが叶う前に“揺り戻し”が起きるのはなぜ?

「もう少しで叶いそうだったのに、なぜか状況が逆戻りした」
そんな経験はありませんか?
この“揺り戻し”は、引き寄せがうまくいっていないサインではなく、潜在意識が“新しい流れに乗り換えようとしている”証拠です。
ここでは、好転反応の仕組みを理解するために、潜在意識がどのように変化を受け取るのかを見ていきましょう。
引き寄せの直前に現れる「違和感」と「混乱」
願いが動き出すとき、心や現実に一時的な“揺れ”が起こります。
それは、古い思考パターンや感情が「もう役目を終えた」と言って浮かび上がってくるからです。
まるで、お掃除のときに洗剤を吹きかけると汚れがジワ~ッと浮き出てくる感じですね。
たとえば、
●叶いそうになると急に不安になる
●「本当にいいのかな」と自信をなくす
●人間関係や環境が一時的に不安定になる
●体調を崩す
これらは、新しい波動にシフトする前の“脱皮反応”。
潜在意識は、「今まで居続けた環境」から出ようとするとき、一瞬“混乱”という形で抵抗を見せます。
でも、その混乱の裏側では、新しい環境の周波数に合わせるための“エネルギー再配置”が進んでいるのです。
つまり、なんらかの違和感が出るのは“進んでいる証“。
それは、流れが止まったのではなく、“更新中”。
だから、現実が乱れるように見える時期こそ、潜在意識があなたの“新しい設定”をインストールしている真っ最中なのです。
好転反応とは、潜在意識が“変化に慣れていく”プロセス
好転反応とは、潜在意識の再学習現象です。
新しい波動(=新しい思考設定)を選択すると、古い自分の思考・感情・現実パターンが“これまでと異質のもの”として表に出ます。
これは「戻っている」のではなく、“手放しの最終段階”。
人は誰でも、変化に対して一時的な“違和感”や“拒絶”を感じるものです。
なぜなら潜在意識は「変化=危険」と誤認する性質を持っているからです。
たとえば、ダイエットを始めた時に、最初の数日で、逆に体重が増えることがありますよね。
それは体が「これまでの状態を維持しよう」とホメオスタシス(恒常性機能)が働くからです。
心の中でも同じ現象が起きます。
だから、うまくいかない出来事が続くように見えても、実際にはエネルギーの軌道修正が進行しているサインなのです。
「これでいいのかな?」と不安になったときこそ、「ああ、いま私は変化の途中なんだな」と静かに受け止めましょう。
その穏やかな理解が、好転反応を短くし、“叶う方向”への同調を早めてくれます。
好転反応を“悪い出来事”と誤解してしまう理由

「頑張ってるのに、なんでこんなことが起きるの?」
そう感じた瞬間、あなたの心は“引き寄せが失敗した”と判断してしまいがちです。
でも実は、それは潜在意識が変化に慣れようとしている途中のサイン。
ネガティブな出来事の多くは、“あなたを元に戻すため”ではなく、“新しいステージに進ませるため”に起こっています。
ここでは、好転反応を「悪いこと」と勘違いしてしまう理由を、潜在意識の仕組みから見ていきましょう。
潜在意識は「変化=危険」と判断する性質をもつ
潜在意識の最優先プログラムは「生存」です。
それはポジティブでもネガティブでもなく、ただ「これまでの状態を維持すること」。
だから、たとえ願い叶うという“幸せな変化”であっても、潜在意識にとっては「未知の世界」。
それを“危険”と判断して、一時的に抵抗が起こります。
たとえば、
●環境が変わると心が落ち着かない
●新しい挑戦の前に体調を崩す
●うまくいく直前に「怖くてやめたくなる」
これらはすべて、潜在意識が「元の自分に戻そう」とする防衛反応なのです。
けれど、これは悪ではありませんよね。
この抵抗が起こるということは、あなたが今までの領域を超えようとしている証拠なのですから。
潜在意識は、あなたの願いを拒んでいるのではなく、「変化しても大丈夫なんだね。安全なんだね。」と確認するために、一時停止をかけているだけ。
つまり、好転反応とは“拒否”ではなく“確認”。
そこを誤解しないことで、現実の見え方がガラッと変わりますよ。
リバウンド現象は“エネルギーの再調整”にすぎない
引き寄せが動き始めるとき、エネルギーの流れが一時的に“逆流”することがあります。
それが、いわゆる“リバウンド現象”。
これは、心や体が新しい波動に適応していく途中の再調整です。
たとえば、デトックスを始めた直後、一時的に肌荒れが出るように、潜在意識も古い思考や感情を“排出”します。
「せっかく上手くいきかけてたのに、なんでまた悪くなるの?」
そう感じるときこそ、実は変化が深く進行している証。
ネガティブな出来事は、あなたを“元に戻す力”ではなく、“新しい自分を安定させる調整力”でもあります。
だから、怖がる必要はありません。
「揺れてる=崩れている」ではなく、「整っている途中」。
その意識の転換こそが、好転反応をスムーズに通過するための第一歩なのです。
焦って邪魔をすると、かえって問題がこじれたり長引きますよ。
願いが叶う前兆のサイン

願いが叶う前には、必ず“揺れ”があります。
それは現実が崩れているのではなく、新しい自分に調整している最中の波。
見方を変えれば、違和感もトラブルも、潜在意識が「さあ変化が始まったよ」と教えてくれる進化・成長のサインと言えますよね。
ここでは、願いが叶う前に起きやすい3つの前兆を紹介します。
あなたの中にも、すでにそのサインが現れているかもしれませんよ。
ネガティブ感情が一時的に強く出る
願いが叶う前ほど、感情はネガティブに揺れやすくなります。
これは「潜在意識のデトックス期間」。
今まで抑え込んでいたネガティブな感情が、光の当たる場所に出てくるのです。
たとえば、
●やけにイライラする
●涙もろくなる
●理由のない不安や虚しさを感じる
それらは決して後退ではありません。
古い波動が体から抜けていく、エネルギーの入れ替えサインです。
感情が大きく揺れるときこそ、変化が深く進んでいる証拠です。
無理に抑えず、「ああ、いま整ってるんだな」と静かに観察しましょう。
感情の波が一度ピークを超えると、心は驚くほど穏やかになりますよ。
周囲の人間関係が整理される
願いのエネルギーが上がるとき、それまで普通だった生活環境の中で、波動が合わなくなった人や環境が、自然に離れていくことがあります。
「最近、連絡が来なくなったな」
「親しかった人が引っ越していった」
「職場で移動になった」
そんな時期こそ、新しい波動のステージに入ったサインです。
去る人がいる一方で、あなたに合う新しい出会いが、静かに近づいてもきます。
人間関係の変化は、痛みを伴うこともありますが、それは“あなたを次の環境へ導くための自然な入れ替え”。
学年が上がれば、クラス替えがあるのと同じ。
潜在意識が、「次のステージに必要な人」を調整してくれているのです。
だから、無理に繋ぎ止める必要はありません。
手放しは喪失ではなく、新しい出会いへの準備なのです。
偶然の一致やシンクロが増える
好転反応の後半になると、ネガティブな揺れの中に“光のサイン”が見え始めます。
たとえば、
●気になっていた本や言葉に偶然出会う
●「そうそう、それが知りたかった!」という情報が舞い込む
●ふと思った人から連絡が来る
これらはすべて、引き寄せが稼働しているサインです。
潜在意識が「もう新しい現実を受け入れられる」と判断すると、宇宙は次々と“準備の合図”を送ってきます。
シンクロニシティは、「願いがもう動き出しているよ」という宇宙からのメッセージ。
それに気づいて感謝し受け入れるほど、波動はさらに高まり、現実化が加速していきます。
👉流れを軽くするには“手放す力”が大切。これを手放すとさらに流れは加速します。
好転反応を穏やかに乗り越える3つの方法

好転反応の最中は、心も体も敏感になります。
無理にポジティブを装うより、やさしく自分を見守る姿勢がいちばん効果的です。
“揺れ”はあなたの中の古いエネルギーが抜けていく証です。
その流れに逆らわず、ゆるやかに波を通過させることが、結果的に引き寄せの稼働を早めます。
ここでは、好転反応を穏やかに乗り越えるための3つの実践を紹介します。
実践1)感情を「手放す」ではなく「見送る」
1つ目の実践は、感情を「手放す」のではなく「見送る」。
「手放そう」と頑張ると、かえって感情に力を与えてしまいます。
心が萎縮しちゃいます。
大切なのは、感情を“無理に消そうとしない”こと。
たとえば、悲しみが湧いたら、「悲しい気持ちがいま通っているな」と、まるで雲が流れるのを見送るように感じてみましょう。
感情は“エネルギーの波”。
抵抗せずに通り抜けさせれば、自然と消えていきます。
また、無理にポジティブを装う必要はありません。
“どんな気持ちも流れていくんだな”と知るだけで、心は深く落ち着いていきます。
実践2)「揺り戻し=進行中」と唱える
2つ目の実践は、「揺り戻し=進行中」と唱える。
好転反応の渦中では、「なんでまた戻っちゃうの?」という思考や焦りの感情が出やすくなります。
そのたびに、“揺れている=止まった。ダメだ。”ではなく、“揺れている。デトックス進行中”と唱えてみてください。
この一言が、潜在意識への再設定になります。
潜在意識は、あなたが自分の思考や感情にどんな意味づけをするかを常に記録しています。
「停滞」と感じれば止まり、「進行中」と思えば動き続ける。
思考の言葉が“今の現実をつくる設定ファイル”なのです。
なので、揺り戻しを「悪」と責めるのではなく、「これは整うための調整期」と受け止めた瞬間、あなたの波動は穏やかに安定し始めます。
実践3)生活を丁寧にしてグラウンディングを強める
3つ目の実践は、生活を丁寧にしてグラウンディングを強める。
好転反応の時期は、精神が浮き上がりすぎないよう、“地に足をつける習慣(グラウンディング)”が大切です。
たとえば、
●丁寧によく噛んで食べる
●深く呼吸する
●部屋を整える
●自然に触れるなどして心を落ち着ける
こうした行動が、エネルギーの“地盤”を整えます。
引き寄せは、“上”の願いを“下”の現実に降ろすプロセス。
だから、心がフワフワと浮足立っていると現実化されにくいのです。
だったら、体を使って安心安定を思い出すこと。
それが、心とエネルギーの波を静かに鎮めてくれます。
“目の前の現実に集中する” “今ここを意識する”ことは、スピリチュアルを手放すことにはなりません。
むしろ、スピリチュアルを現実で活かすための完成形です。
👉変化が起き始めたら“偶然”を感じ取る力を!
まとめ|揺れは“叶う予兆”に変わる
今回は、願いが叶う前に起こる好転反応の正体を解説し、揺れを穏やかに乗り越える3つの方法をお伝えしました。
現実が一時的に乱れるのは、望む現実へ波動を合わせている“調整の途中”にすぎません。
潜在意識が、これまでの設定を更新しようとしている証です。
落ち込む必要はない。
ネガティブも不安も、「もう古い波動が抜けていくよ」というお知らせ。
だから、その波を否定せず、「進行中なんだ」と優しく見送るだけで、好転反応は穏やかに通り過ぎ、願いの現実化が加速します。
揺れるほど、整っていく。
後退して見えるときこそ、新しいステージへ大きくジャンプする前に深くしゃがんでいる瞬間です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます💖
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