こんにちは。
自分軸カウンセラー よしみです。
「感謝しなきゃ」「ありがたみを感じなきゃ」
そう思うほど、心が苦しくなったことはありませんか?
感謝は、努力で作るものではなく、心が整ったときに自然と“湧き上がる波”のような感覚です。
幸せを引き寄せるのは、「ありがとう」と口で言う習慣でもなく、良いことが起きた瞬間だけに出る特別な感情でもありません。
むしろ、何も起きていなくても、ただふと「なんか幸せだな」と体が緩むあの瞬間。
そのとき、あなたの中では“幸せホルモン”が満ち、感謝と同じ周波数の波動が静かに放たれています。
つまり、引き寄せ波動の「感謝」とは“快”のエネルギー。
妄想でも、想像でも、ふっと心があたたかくなるなら、それこそが引き寄せを起こす本当のスイッチなのです。
そこで今回の記事では、「感謝しなきゃ叶わない」という誤解をやさしく手放し、“感じようとせず、自然に満ちる感覚”で現実を動かす方法をお伝えしようと思います。
Contents
「感謝すれば幸せになれる」という思い込み

「感謝の波動は最強」「感謝が幸せを引き寄せる」
そんな言葉を聞くたびに、「感謝しなきゃ」と焦ったことはありませんか?
でも実はその“頑張る感謝”こそが、逆に幸せを遠ざけてしまう原因になっているのです。
本来の感謝とは、“努力して感じるもの”ではなく、心が整ったときに勝手に生まれる身体的な反応です。
ここではまず、私たちがいつの間にか信じ込んでしまった「感謝=義務」の思い込みを見つめ直していきましょう。
「感謝しなきゃ」と思うほど苦しくなる理由
「感謝しなきゃ」
この言葉を口にするとき、心のどこかで、本当は“足りていない前提”を感じていませんか?
本当は満足も納得もできていないけれど、「感謝しなきゃね」と折り合いをつける。
しかし、「まだ感謝が足りない」「ありがたみを感じられない自分」と思うほど、潜在意識は“欠乏”を記録します。
そして、その“足りない波動”が現実に反映され、なぜかうまくいかない、幸せを感じにくいというループが生まれてしまうのです。
感謝は「やらなきゃ」ではなく、本来「勝手に溢れる」もの。
心がリラックスし、余白ができたとき、体内では幸せホルモン(セロトニンやオキシトシン)が分泌され、“ああ、ありがたいな”という穏やかな波動が自然に生まれるものです。
だから、感謝しようと頑張るよりも、まずは“安心している状態”を取り戻すことの方がずっと大事。
「頑張って感じる感謝」は、本当の感謝とは真逆の波動。
“緊張”なのです。
「感謝=正解」というスピリチュアル誤解の背景
感謝がスピリチュアルの象徴のように語られるようになった背景には、海外の“gratitude”という概念の誤訳があります。
英語の gratitude は、本来“内側の満ち足りた安心”を意味します。
つまり、“ありがたい”という感情だけでなく、「十分に満たされている」という静かな充足感が本質なのです。
しかし日本語では、それが「ありがとう」という“行為”の形に変換されました。
その結果、「感謝しなければ」「言葉にしなければ」という努力的な文化が根づき、“心の波動”ではなく“行動”を重視するようになってしまったのです。
けれど宇宙や潜在意識が受け取るのは、言葉ではなく“感覚”ですから、「ありがとう」と口で言っても、心が不足感を感じ緊張していれば、良い波動としては伝わりません。
一方で、何も起きていなくても、たとえ想像の中であっても、“ああ、嬉しいな”“これが叶ったら最高だな”とふわっと胸が温かくなる瞬間。
それが、まぎれもなく「感謝」と同じ波動を放っている瞬間なのです。
つまり、感謝とは“言葉”ではなく、“状態”。
努力ではなく、自然に発せられる“幸せの周波数”こそが、現実を静かに動かしていくのです。
幸せを引き寄せる“本当の感謝”とは?

本当の感謝とは、何か良いことが起きた時に「ありがとう」と思う感情だけではありません。
それは、心が静かに整い、自然に“満ちた感覚”が広がるときにだけ現れる、内側のエネルギー反応です。
「感謝しよう」と努力して生み出すのではなく、“感じようとしなくても感じている”
そんな自然な波が、本当の感謝の波動です。
ここでは、「感謝=努力」ではなく、「感謝=満ちた状態」という視点から、幸せを引き寄せる感謝の正体を紐解いていきます。
感謝は“つくるもの”ではなく“湧き上がる反応”
感謝とは、心が整ったときに自然と湧き上がる“生命のリズム”です。
たとえば、
温かいお茶を飲んで「ほっ」とした瞬間。
誰かに優しく声をかけられて、胸がじんわりした瞬間。
何もないのに、夕陽を見て「きれいだな」と思った瞬間。
そのどれもが、“本当の感謝”です。
そこに「ありがたい」と言葉を添えなくても、あなたの身体はすでに感謝と同じ波動を発しています。
なぜなら、その瞬間、脳内ではセロトニンやオキシトシンなどの“幸せホルモン”が分泌され、全身が“安心”の周波数に包まれるからです。
この“満ちた状態”が、宇宙的にも“感謝の周波数”と一致します。
だから、何かを得た時だけでなく、何も起きていない時でも幸せを感じられる人ほど、引き寄せ上手。
引き寄せの法則が言う「感謝の波動を出す」とは、努力ではなく、ただ“自分を安心させること”。
それが叶えば、潜在意識は自動的に「この状態をもっと体験しよう。維持しよう。」と反応します。
結果、同じ波動の“幸せな現実”が引き寄せられるのです。
感謝が“幸せの周波数”を整える科学的理由
幸せを引き寄せる感謝の本質は、“快”という身体の反応が潜在意識を整えるという点にあります。
人間の脳は、「安心」「リラックス」「喜び」といった“快”の感覚を得ると、自律神経が安定し、呼吸・血流・ホルモンのバランスが整います。
この状態になると、脳内では「安全だ」という信号が潜在意識に送られ、現実を動かす“創造のプログラム”が再起動します。
つまり、“感謝”とは脳と心が「今、安心している」と認識した証拠。
その穏やかな波動こそが、「幸せな未来」を引き寄せるための最適な状態なのです。
一方で、「感謝しなきゃ」と努力する感謝は、脳に“不足”“緊張”の信号を送り、逆にエネルギーを閉じ込めてしまいます。
これでは、潜在意識は“まだ危険だ”と判断し、現実を動かしません。
だから、本当に現実を良い方向へ動かしたいときは、やみくもに「ありがとう」を繰り返すことよりも、“ほっとする感覚”を増やすこと。
お風呂で体を温める
深呼吸をする
好きな音楽に身をゆだねる・・・
これらすべてが、感謝と同じ波動を持っています。
つまり、“感謝”とは名を変えた“快の波”“心地良さの感覚”なのです。
その波を日常に増やしていくだけで、幸せは“探すもの”から“勝手に集まってくるもの”へと変わっていきます。
👉“感謝の感覚”が現実化に結びつく仕組みはコチラで解説しています!
“感謝できない時”に無理をしない勇気

「感謝できない私は、まだまだだな」
そう落ち込んでしまう人は、実は心優しい人です。
なぜなら、感謝を感じたいと思っている時点で、もうすでに“幸せの波”に触れ始めているから。
感謝が出てこないときは、感情のタンクがいっぱいいっぱいになっているだけ。
そんなときは、無理に「ありがとう」を探すより、その“疲れた自分”を抱きしめてあげることの方が、ずっと深く現実を整える力を持っています。
ここでは、感謝できない時にどう過ごせばいいのか、心と身体をゆるめて“自然な波動”を取り戻すコツをお伝えします。
「感謝できない」は悪いことではない
感謝を感じられない時、私たちはよく、「自分は波動が低い」と不安になります。
でも実はその感覚は、“エネルギーの充電中”。
潜在意識は、あなたが“無理をしていないか”を常に感じ取っています。
だから、「感謝しなきゃ」と焦って心を動かそうとすると、潜在意識は「まだ休んでいたい。今は無理」とブレーキをかけてしまうのです。
感謝が出てこない時期というのは、心が一生懸命「バランスを戻している最中」。
言い換えれば、感情のデトックス期間です。
この時期に必要なのは、“頑張ること”ではなく、“緩めること”。
泣いてもいいし、何もしたくなければ、しなくていい。
それだけで、潜在意識は「もう安全だ」と感じ、あなたの波動を静かに整えはじめます。
感謝を感じない時間もまた、感謝のプロセスの一部だということです。
自然界に“冬”があるように、心にも“休む季節”が必要なのです。
感謝を取り戻すシンプルな習慣
感謝できることを無理に探すよりも、「今ここで少し心地いいこと」を増やす方がずっと効果的です。
たとえば、
●朝、太陽の光を浴びて深呼吸する
●好きな香りをかぐ
●温かい飲み物をゆっくり飲む
●好きな曲を聴きながら、ぼーっと空を眺める
これらはすべて、脳が“快”を感じるスイッチ。
セロトニンやドーパミンが分泌されることで、自然と「なんか、ありがたいな」という感覚が戻ってきます。
感謝は“頭”でつくるものではなく、“身体”が思い出すもの。
だから、「ありがとう」と唱えるより、「気持ちいい」「ホッとする」と感じる時間を増やす方が、ずっと早く潜在意識は整っていくのです。
そしてその“快の波動”が満ちたとき、あなたの中で自然に生まれるのが、本当の「感謝」。
それは、誰かや何かに対するお礼の気持ちというよりも、「今この瞬間、ここに生きていることがありがたく幸せ」という、静かな生命の実感そのものです。
だから焦らなくていい。
「感謝できない自分を、まず認め許す」ことこそ、本当の感謝の入り口なのです。
“感謝”が幸せを引き寄せる仕組み

どうして「感謝の波動」は幸せを引き寄せると言われるのでしょうか?
それは、“感謝”という言葉そのものが魔法を持っているからではなく、感謝の状態が、脳と潜在意識を最も調和させる生理的なリズムだからです。
ここでは、「感謝=快の波動」がどのようにして現実を動かすエネルギーへと変換されるのか、感情と脳の関係、そして潜在意識の“安全スイッチ”の仕組みを通して、感謝が幸せを引き寄せる仕組みを解説していきます。
感情の調律が“引き寄せスイッチ”を入れる
私たちの心と体は、常に微細な波動(振動)で動いています。
嬉しいとき、安心したとき、心地よさを感じた瞬間に、その波動は“整ったリズム”になります。
感謝を感じている時、脳ではセロトニン・オキシトシンが分泌され、自律神経は副交感神経優位へと切り替わります。
呼吸が深くなり、血流が安定し、身体の緊張がゆるむ。
この「整った波」が、潜在意識にとっての“安全信号”になるです。
潜在意識は、あなたの“感情状態”を現実化の指令として読み取ります。
だから、心が安心しているとき、現実も同じように“安心できる出来事”を引き寄せます。
逆に、「感謝しなきゃ」「いい気分でいなきゃ」と頑張ると、身体は微妙な緊張を感じ、潜在意識はそれを“危険信号”として捉えます。
この状態では、現実は動きにくくなる。
つまり、幸せを引き寄せるとは、心と身体を“安心モード”に戻すことなのです。
“感謝”の波動が最強といわれるのは、その状態がまさに「整っている」証だから。
感謝=快=安心=現実が動く。
このシンプルな連鎖が、引き寄せの本質なのです。
感謝とは「幸せの証」であり「幸せを呼ぶ鍵」
本当の感謝とは、何かを得たから生まれるのではなく、「今ここにある」ことに気づいたとき、自然に溢れる感覚です。
たとえば、
朝の光がやさしいと思えた瞬間。
誰かの笑顔に心が温まった瞬間。
それだけで、脳内では“幸せホルモン”が流れ、その波動が次の幸せを呼び込み始めます。
だから、感謝は「幸せになるための手段」ではなく、すでに幸せを感じ取っている状態そのもの。
そして、幸せを感じ取る力が高まるほど、潜在意識は「この状態をもっと増やそう」と働き、同じ波動を持つ出来事や人を引き寄せます。
この循環が、「感謝が感謝を呼ぶ」「幸せが幸せを呼ぶ」仕組み。
つまり、“感謝”はゴールではなく、幸せを引き寄せる流れを作るスタート地点なのです。
無理をせず、心の波が静かに満ちた状態に整ったとき、もうすでに、幸せの引き寄せは動き出しています。
「ありがとう」と言葉にしなくても、心が満ちているなら、宇宙はその波動をちゃんと感じ取っているのです。
👉感謝と同じく“言葉の波動”も引き寄せには効果的です。詳しくはコチラをご参考に!
まとめ|感謝は“頑張る”ものではなく“満ちていく”もの
今回は、「感謝しなきゃ叶わない」という誤解をやさしく手放し、幸せを引き寄せるために本当に必要な「感謝」の真意や感覚、その状態に到達する方法について解説をしました。
感謝とは、何か特別な出来事の後に感じる感情ではなく、心が整ったときに自然と満ちてくる生命のリズムです。
無理に「ありがたい」と思い込む必要もなく、ただ呼吸を整え、少しホッとする時間を持つだけで、体内の“幸せホルモン”は静かに流れ始めます。
そのとき放たれる波動が、いわゆる「感謝の周波数」。
だからこそ、感謝しなきゃと頑張るよりも、自分を安心させることにエネルギーを向けましょう。
あなたが心地よく満ちているとき・・・
それが、幸せを引き寄せる最も確かな「感謝の状態」なのですから。
最後までお読みいただき、ありがとうございます💖
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