願えば叶う?叶わない?潜在意識のブレーキの外し方

潜在意識のブロックが外れ引き寄せが上手くいった女性

こんにちは。
自分軸カウンセラー よしみです。

「こんなに強く願っているのに、どうして現実が動かないんだろう?」
そう感じたことはありませんか。
願えば叶う、引き寄せの法則のはずなのに・・・

たくさんの本や動画で語られているけれど、実際にはうまくいかない人の方が多いのです。

でもそれは、あなたの努力や信じる力が足りないからではありません。

叶わない理由はただ一つ。
潜在意識が“まだ安全じゃない”と感じているだけなんです。
潜在意識はあなたを守る存在。
「願いを叶えた後の自分は大丈夫かな?」と判断できないと、ブレーキをかけてしまうのです。

そこで、今回の記事では、そんな潜在意識の仕組みをやさしくひも解きながら、“ブレーキを責めずに整える”ことで、願いが自然に叶い始めるプロセスを解説していきます。

「願えば叶う」は本当なのか?

引き寄せによって願いが叶うのは本当か?
「願えば叶う」
と言われても、実際問題、何も叶わない、物事が上手く進まない時って、
私たちはつい「自分の力が足りないのかも」「信じきれてないのかな」と落ち込みがちです。

でも、願いが叶わないのは、あなたが間違っているからではありません。
それは単に、あなたの潜在意識が“まだ安全じゃない”と感じているだけの場合がほとんどです。

どういうことかと言うと、潜在意識のそもそもの機能は、私たちの命を守る役割があって、24時間休むことなく、呼吸をさせてくれていたり、心臓や血液循環・臓器の働きを一定に保つように働いてくれているのです。
そのうえ、私たちの記憶や本音の感情に合わせて、私たちの都合の良いように働き続けてもくれているのです。

だから、心の中に「不安」を感じれば、たとえそれが素晴らしい思い付きであったとしても、「不安なのだったら止めておこう」と働きかけます。
つまり、それが良い悪いとか、正解・不正解に関係なく、潜在意識は常に私たちの本音に従って、その通りになるよう私たちを守ろうとしてくれているのです。

だから、急に大きく変化しようとしたり、過去に強い痛みを感じた記憶と同じ感情の時には、「これはいつものあなたではない」「今はまだ動かない方がいい」とブレーキをかけてしまうのです。

この章では、もう少し詳しく「願えば叶う」という言葉の本当の意味と、“叶わない時に起きている心のメカニズム”を紐解いていきます。

“願えば叶う”の本来の意味

「願えば叶う」という言葉には、実は“前提条件”があります。

それは、心の奥で「その願いを受け取る準備ができているなら叶う」ということです。

多くの人が誤解しているのは、“願う=現実を動かすスイッチ”だという考え方です。

でも実際には、願うことは「これを叶えてみせるぞ!」というただの“宣言”でしかなく、本当に叶えるためには、潜在意識が「はい、その現実を受け入れます」と納得のOKを感じて初めて動き始めるのです。

つまり、「願い」は自分の意識が放つ指令「叶う」は自分の潜在意識が“その通り”“安全”だと本音で感じていると判断した結果
この二つが一致した時、現実は驚くほどスムーズに動き出し、「願いが叶う」という結果を出すのです。

願っても叶わないとき、何が起きているのか

「引き寄せを意識して実践しているのに、なかなか現実が変わらない」

そんな時は、潜在意識が“まだその通りではない“”安全ではない”と感じてブレーキをかけている状態です。

たとえば、
「成功したい」と望んでいても、心の奥で「失敗したら怖い」と感じている
「愛されたい」と願っても、「どうせ私なんて・・・」と思っている

など、潜在意識は、危険や不安・焦り・違和感など強いネガティブを感じると“変化を止める”。
つまり、「叶わないいつも通りの方があなたの本当の思い」だと判断する仕組みを持っています。
なぜなら、あなたを守る機能が働くからです。

だから、「まだその未来は叶っちゃうと怖いから、もう少し不安がなくなり素直に嬉しいと感じられるまで準備しよう」と立ち止まってしまうのです。
つまり、現実が動かないのは“拒絶”ではなく“保留”

願いが届いていないのではなく、潜在意識が「もう少し安心したら行こうね」と待っている状態なのです。
この視点に立つだけでも、「叶わない自分」を責めたり焦る必要はなくなりますよね。

では、ここからは、そのブレーキを“優しく外す”方法を学んでいきましょう。

潜在意識のブレーキとは?

引き寄せたいけれど潜在意識に様々なブロックがある様子
願っても現実が動かないとき、私たちは「努力が足りない」「引き寄せがうまくできていない」と思いがちですが、
実はその多くが潜在意識のブレーキによるものです。

このブレーキは、心理学では「メンタルブロック」と呼ばれることもあります。
それは、“変化を危険とみなす脳の安全装置”のようなもので、自分を守るために、あえて願いのスピードをゆるめようとするのです。
つまり、「叶わない」のではなく「まだ安全だと感じられていない」だけなのです。

この章では、潜在意識のブレーキがどんな仕組みで働くのかそしてなぜそれを“悪いもの”と誤解してしまうのかを紐解いていきましょう。

潜在意識は「変化より安全」を選ぶ

潜在意識の最大の目的は、“あなたを生かし続けること”です。
だからこそ、未知の変化や新しい挑戦に不安を感じるよりも、「今のままの安全」を優先します。

たとえば、
仕事を変えたいのに、なぜか動けない
新しい恋を始めたいのに、怖くて一歩が出ない
お金を増やしたいのに、なぜか収入が伸びない

こうしたとき、潜在意識は「変わる=危険」と感じているからです。

そう思ってしまうのには、過去の経験が原因にあるかもしれません。
以前に失敗した記憶や、傷ついた感情が潜在意識に残っていると、「また同じことが起こるかもしれない」と警戒モードになります。

でも、この反応は、あなたを守るための自然な仕組みです。
なので、ブレーキがかかっているのは「悪いこと」ではなく、潜在意識が“まだ安心できていない”“当たり前ではない”状態なだけなんです。

ここで無理に押し切るのではなく、「今はまだ怖い不安と感じているんだね」「しっくりとこないんだね」と、本音の感情に気づいてあげるだけで、潜在意識は少しずつ力を抜き始めます。

「うまくいかない自分」を責めるとブレーキは強化される

願いが叶わないとき、多くの人は「自分の引き寄せ力が足りない」と思い込み、潜在意識に“否定のエネルギー”を送ってしまいます。

でも、潜在意識はあなたの敵ではありません。
「責められている」「否定されている」と感じると、その緊張がさらに強いブレーキになってしまうのです。

たとえば、
「まだ現実が変わらない」
「また同じ失敗をしてしまった」
「やっぱり私はダメだ」
そんなふうに落ち込むたびに、潜在意識は「この変化(叶うこと)は危険だ」と誤解してしまいます。

反対に、
「でも今度は上手くいくかもよ」
「不安だよね。でも頑張ってるよね」
と、
自分を受け入れる言葉をかけてあげると、潜在意識は安心して“アクセル”を戻し始めます。

つまり、自分を責めないことこそが、ブレーキを外す第一歩。
潜在意識は、自分自身への“信頼”と“安心”の中でしか本領を発揮できないのです。

👉ブレーキを外すには、気づきが第一歩。コチラで詳しく解説しています!

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潜在意識のブレーキの外し方

引き寄せが上手くいくための潜在意識のブロックの外し方
「ブレーキがある」と気づけたあなたは、すでに一歩前進しています。

でも、ここで焦って「早く外さなきゃ」と思う必要はありません。

潜在意識のブレーキは、“力づくで外す”ものではなく、安心を与えて自然に緩めた方が上手く外れるのです。

あなたの潜在意識は、「もう大丈夫」「この変化は安全だ」「それが叶うとそんなに嬉しいんだ」と感じたとき、初めてブレーキを自分からゆるめます。

ここからは、潜在意識を安心させて現実を動かしていく、ブレーキを外す3つの具体的な方法を紹介します。

その1)「怖い」を悪者にしない

願いを叶えるとき、一番やっかいなのが「怖い」という恐れや不安の感情です。

新しい環境、人間関係、チャンス・・・
それらはすべて未知の世界。

未知とはすなわち、潜在意識にとって“危険の可能性”を察知するわけです。
なおかつ、恐れや不安を感じ取っているわけです。

すると、多くの人は、「怖い=ダメ」「自信がない=弱い」と思い、その感情を否定したり、早く消そうとしたりします。
だから、二重三重に、自分の望みにブレーキをかけることになるんです。

でもね、「怖い」と感じる感情は悪者ではありません。
怖れや不安は、潜在意識がいつもの状態を維持しようと、あなたを守るために自然に沸き起こってくる感覚です。
緊張してしまうのもそうです。
なんとか「失敗」を回避しようとする感覚です。

「本当に、大丈夫?」「本当に変化していいの?」って再確認しているサインですね。

だからこそ、怖れを感じたときはこうつぶやいてみてください。

「うん、怖いけど、それだけこの願いは大切なんだね。」

そう言ってあげるだけで、潜在意識は安心し、「この人は自分の本音、本当の望みをちゃんと分かっている」と感じてブレーキをゆるめ始めます。

なので、怖さは消すのではなく、そのままを受け入れることがブレーキ解放の第一歩です。

その2)叶った未来を「安心感」と共にイメージする

引き寄せでよく言われる「イメージング」

でも、ただ“望みの映像”を思い浮かべるだけでは、潜在意識は動きません。
大切なのは、その映像に“叶って嬉しい”“安心感”を重ねることが大事です。

たとえば、「理想のパートナーとの出会い」を想像するなら、“ハラハラドキドキ”焦って落ち着きのない自分よりも、“パートナーと一緒に居て穏やかで心地よい嬉しい”と感じるイメージを大切にしてみてください。

“叶った後の安定した心”を感じられるほど、潜在意識はその未来を「安全」と判断して、現実を動かし始めます。

叶えるコツは、「ワクワク」ではなく「ほっとする」未来を思い描くこと。

願いが“安心の波動”と一致したとき、潜在意識はブレーキを外して、引き寄せを加速し始めます。

その3)現実が動かない時期は“調整期間”と理解する

「願っても変わらない」「むしろ停滞してる気がする」
そんな時期こそ、潜在意識の再設定が進んでいるサインです。

願いを放った直後は、古い設定と新しい設定が入れ替わる“再構築期間”。

外から見ると止まっているようでも、内側では新しい思考と感情がつながる準備をしています。

たとえば、
急にやる気が出なくなった
昔の不安が再浮上した
人間関係が一時的に離れる

これらはすべて「ブレーキ解除の途中経過」。
潜在意識が新しい安全ラインを作っている証拠です。

だから、「うまくいっていない」「現実が全然変化しない」と感じる時こそ、「今は調整の時間なんだな」「これからが上手く進み始めるんだな」と受け入れてみましょう。

焦りを手放し、静かに感情を整えている間に、潜在意識の歯車はカチッと噛み合い、現実がゆっくり動き出しますよ。

“怖れ”を悪者にせず、“安心”を感じながら、“静けさ”を受け入れる。
この3つを意識するだけで、潜在意識のブレーキは少しずつ外れ、「願えば叶う」という言葉が、現実の手応えに変わり始めます。

願えば叶う意識の整え方

引き寄せが上手くいく人
潜在意識のブレーキを外すと、
現実は少しずつ動き始めます。

でも、次に多くの人がつまずくのが、「早くもっと叶えたい」「今度こそうまくやらなきゃ」と、再び“力む意識”に戻ってしまうことです。

願いを叶えるために大切なのは、「頑張る」ではなく「委ねる」意識。
現実や結果をコントロールしようとするほど潜在意識は緊張し、引き寄せの流れが滞ってしまいます。

ここでは、願いを自然に引き寄せるための、“整った意識”のつくり方をお伝えしようと思います。

「叶えよう」とするより「流れに任せる」

潜在意識は、水のような性質を持っています。
水を強く握ればこぼれてしまうように、「叶えよう!」と力むほど現実の流れは止まります。

なぜなら、「まだ叶っていない」という意識の方を強化してしまうからです。

願いを放ったあとは、「どう叶うか」ではなく「どう感じたいか」に意識を向けてみましょう。

たとえば・・・
「仕事で成功したい」なら、“成功して誇らしく心地いい自分”を感じること。
「愛されたい」なら、“穏やかで幸せな安心感”を味わうこと。

潜在意識は、今、今、この瞬間、瞬間のあなたの感情の波に反応します。

なので、“すでに叶っている安心で幸せの状態”を感じられるとき、現実はその波に合わせて静かに形を変えていくのです。

「叶っている」サインを見逃さない

願いが叶う人は、「小さな変化」に敏感です。

たとえば、
欲しかった情報を偶然見つけた
タイミングよく会いたい人と出会った
前よりも気分が軽くなった

これらはすべて、潜在意識が“動き始めているサイン”です。
でも、焦っているとこの小さな前兆を見逃してしまうんです。

「まだ現実が変わってない」と感じてしまうのは、叶う途中の“つなぎ目”を見ているだけ。
だからこそ、「すでに少しずつ叶う方向に向かっている」と気づく練習が大切です。

今日も気分がいい
気楽に上手くいっている気がする
いいタイミングで情報が手に入った

それだけでいいんです。

この“小さな良い変化”にありがたく気づくたびに、潜在意識は「この変化している状態が安全なんだ」と認識して、願いの現実化をさらに加速させていきます。

“信頼”が引き寄せを完成させる

最後に必要なのは、「信頼」です。

信頼とは、「もう叶うと決めた自分を信じる」こと。

それは、結果を無理にコントロールしようとする心から、全面的に“潜在意識の流れを信じる心”へのシフトです。

「うまくいかない時期があっても、それは調整中」
「少し遠回りでも、最善の道に導かれている」
そう純粋に感じられたとき、あなたの波は完全に整います。

潜在意識は、焦りではなく“安心”の中で最大の力を発揮しますから。
願いを放ったあとは、「もう大丈夫、私は叶う流れに乗っている」と静かに心で宣言してみてください。
その瞬間から、あなたのエネルギーは“叶う波”と一致し始めます。

「叶えよう」ではなく「安心して委ねておこう」。
「足りない」ではなく「すでにある」。

この切り替えこそが、願いを自然に実現へと導く“意識の整え方”なのです。

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まとめ

今回は、潜在意識の仕組みをひも解きながら、願っても叶わない潜在意識のブレーキの外し方を挙げ、願いが自然に叶い始めるプロセスを解説しました。

「願えば叶う」という言葉は、魔法のようでいて、実はとても現実的な法則です。

願っても叶わないとき、それは潜在意識があなたを守ろうとしてブレーキをかけているだけ。
焦らず、自分を責めず、そのブレーキを優しく整えてあげることで、心は「もう変化しても安全だ」と感じ、現実は静かに動き始めます。

叶うために必要なのは努力ではなく、“安心して委ねる意識”です。
あなたの潜在意識は、常に味方であり、最善のタイミングで願いを届けてくれますよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございます💖

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