こんにちは。
自分軸カウンセラー よしみです。
夢や願望を叶える工程は、様々な挑戦と不確実性に満ちています。
目標を達成し、願望を実現するためには、自分自身を信じ、ポジティブな心持ちを保つことが不可欠です。
そんな中、心強い味方となり得るのが「アファメーション」です。
しかし、単にポジティブな言葉を繰り返すだけでは、期待する成果を得ることは難しいです。
成功への道は、正しい方法でアファメーションを実践することが大事です。
そこで今回は、あなたが目標を達成し、望む人生を手に入れるためのアファメーションの具体的なやり方を伝授します。
アファメーションがなぜ効果的なのか?
どのようにして日常生活に取り入れるべきか?
そして、アファメーションを成功させるための秘訣をお伝えします。
正しくアファメーションを実践することで、あなた自身の内側にある無限の可能性が引き出され、あなたの願望実現への道が、より明確に、より確実になるでしょう。
Contents
アファメーションとは?
まず、簡単に。
アファメーションとは、自分自身に向けた肯定的な宣言です。
例えば、「私は成功する」と自分に言い聞かせること。
これがアファメーション。
簡単そうですが、実は奥が深いんです。
アファメーションは、一種の自己暗示でもありますので、正しいアファメーションでないと、実は上手くいかない、逆効果になる人もいるんです。
なので、今一度、アファメーションの基本からおさらいしておきましょう。
アファメーションが効くメカニズム
願望実現に「なぜアファメーションが効くの?」と思いますよね。
これには科学的な根拠があるんです。
私たちの脳は、ポジティブな言葉を聞くと、自信や幸福感を感じやすくなります。
アファメーションは、この脳の働きを利用して、自己肯定感や目標達成への信念を強化することができる方法なんです。
アファメーションの効果
では、アファメーションの具体的な効果は?というと、まず心の持ち方が変わります。
ネガティブな思考が減り、ポジティブに物事を見られるようになるんです。
これが、ストレスの軽減、自己肯定感の向上、さらには目標達成への道をスムーズにするんですよ。
アファメーションのよくある失敗例と心理的原因
しかし!なんです。
そんな簡単で効果的なアファメーションであっても、上手くいった人のアファメーションの見よう見真似や、自分の思考癖や感情癖に合わないアファメーションをやってみても、期待通りの効果を生まなかったり、逆にアファメーションを唱えることで自分自身を苦しめてしまうこともあるんです。
なので、ここでは、多くの人がアファメーションで陥りがちな失敗パターンを詳しくみていきましょう。
これまでアファメーションを散々やっても思うように結果が出ていないと感じていらっしゃる方は必見です!
その原因と解決策が見つかるかもしれませんよ。
表現へのこだわり
まず、アファメーションで使う言葉や表現にこだわり過ぎて、感情が伴わないパターンです。
アファメーションというのは、その言葉を唱えるだけで、叶った瞬間の最高の情景や喜びの感情が湧き出てくるものである必要があります。
でもそれは、誰もがそう感じられるものである必要はなく、自分だけがそう感じられる言葉や表現であれば良いのです。
なのに、なぜか、誰かにも上手く伝わるような綺麗な言葉を選ぼうとしたり、どうやって叶うかその工程や期限を決めたり、自分の肝に命じるような表現だったり・・・。
あと、やたらと長い文章! これも多い失敗の原因です。
例えば「私は〇〇の資格を頑張って勉強して取得し、誰からも愛される講師として成功し、一年後の春にはお金と時間の自由を獲得し、最高に幸せな人生を歩んでいます。」
これって、文章としては叶うと嬉しい素敵な文言ばかりではありますが、どうやって叶うのかその方法と、願望のてんこ盛りになっているだけです。
でも、これが上手く出来ていないから、今、苦しんでいる。
なんとかこの方法で叶わないだろうかと切望しているわけです。
一生懸命頑張って勉強しなきゃいけない。
資格を取らなきゃいけない。
誰からも愛される講師にならなきゃいけない。
まるで、これらを全てクリアできないと、お金と時間の自由は叶わない。
お金と時間の自由がなければ、幸せな人生とは言えない。
一年後の春までは、これらは叶わない、と、決めているようなアファメーションです。
ハードルが高いと感じませんか?
これらの順序で叶う情景や感情を全て感じながらアファメーションをしようとしても、毎日続けること自体が難しくなります。
頑張って勉強すら続けられない現状と同じことになってしまいます。
でも、そんな自分を何とか奮い立たせようと、散々考えに考え抜いて、やっと素晴らしいアファメーションをつくったことに満足して終わってしまいます。
非現実的な設定
次に、アファメーションの失敗パターンは、非現実的な目標設定です。
本当に心からそれを望んでいるのかどうかという、疑わしいパターンです。
何か問題を抱えていて、それを解消することが今一番の望みであるはずなのに、いきなり問題解決以上のことをアファメーションにしてしまう。
それさえ叶ったら、問題も解決されるだろうと思っているのです。
例えば多額の借金があって、その返済を済ませお金の自由が欲しいと望んでいるのに、「今年中に年収1000万円を稼いでいる」「世界一の〇〇になっている」「自社ビルを持っている」など、一足飛びの状況にフォーカスしても、結局は「借金を返さなきゃ、借金を何とかしなきゃ」という思いが脳裏から離れず、延々、借金返済のためだけに頑張らなきゃいけない日常が続きます。
それに、この人にとって、「世界一の〇〇になること」とか「自社ビルを持つこと」が、寝ても覚めても望み続けている本当の望みなのか?ってことですよね。
まずは、「借金の返済を終わらせたい」のが、今の本当の望みですよね。
だったら、「全ての借金を無事返し終え、自由にお金が使える晴れやかな毎日を送っています」とかのアファメーションの方が、本当の嬉しさや解放感を感じられますよね。
壮大な夢をアファメーションにすること自体は良いと思いますが、現状の悩みを封印して、一足飛びに現実的でない夢を叶えようと無理をすることは、逆に、願望実現や日常の幸せを遠のけます。
継続出来ていない
次に、そもそもアファメーションを継続出来ていないことです。
せっかく渾身のアファメーションを作っても、継続できていなければ意味がありません。
ほんの3日間ほど、心を込めて精一杯アファメーションしても、すぐに効果を感じられなければ、また別のアファメーションを作ったり、結局やめてしまうでは、何も叶いません。
それと、1つ目の失敗パターンでもお話ししましたが、あまりにも長すぎる文章だと、上手くその文章通りに唱えることに意識が向き、感情が伴わなかったりします。
すると、せいぜい2~3回唱えたら終わりになっちゃいます。
アファメーションは、継続してなんぼです。
これまでの叶わない潜在意識の状態が、叶う潜在意識の状態に変わるまで!
そのアファメーションの内容が叶って当たり前だと感じられるまで!
どんな時でも、叶って嬉しい感情に満たされている感覚になれるまで!
継続しましょう。
自分を戒める言葉
現状を何とかしようと、自分を戒める言葉をアファメーションに使うのは、失敗の基になります。
アファメーションはあくまでも、自分がその気になれるポジティブなものである必要があります。
なのに、自分を戒めるような言葉や教訓のような言葉は、逆にダメな自分を思い起こさせ自分を苦しめることになります。
例えば「失敗しないように・・・」「緊張しないように・・・」「頑張って・・・」「自信を持って・・・」などの言葉は、叶えたい願望よりも、「失敗しちゃいけない」「緊張しちゃいけない」「頑張らなくちゃいけない」「自信がないといけない」の方に意識が向いてしまいます。
なので、「なぜか分からないけれど、上手くいきました」のような、思考をアレコレ使わない言葉が良いでしょうね。
自分に合っていない
最後によくあるアファメーションの失敗パターンは、自分に合っていない場合です。
自分の感情や感覚を横に置いて、上手くいった人のアファメーションや教訓をそのまま取り入れるパターンです。
アファメーションをする上で、一番大事にしなきゃいけないのは、自分の感情と感覚です。
そのアファメーションを実際に口にしてみて、本当に心地良く感じられるのか?
楽観的に「叶う」と感じられるのか?
もう叶っている情景のイメージがどんどん湧き出てくるのか?
叶った時の至福の嬉しさや達成感みたいな感情・感覚をリアルに感じられるのか?
など、
そのアファメーションを唱えるだけで、自分のポジティブな感情が瞬時に湧き出てきて、本当に嬉しい感覚とぴったりマッチしているのかを確かめましょう。
願望が叶うまでの間には、不安や焦りがつきものです。
そんな時こそ、そのネガティブな思考や感情を一掃してくれて、楽観的に「どうせ叶うでしょ」とポジティブに心から信じられる感覚になれてこそ、アファメーションの意味・効果があります。
アファメーションが成功する正しいやり方とポイント
さて、アファメーションで失敗する原因や改善策を理解したところで、次は、アファメーションが成功する正しいやり方とポイントについてお話ししましょう。
アファメーションは、ただ立派な文章をつくることが目的ではありません。
正しく実践を継続出来てこそ、願望や目標を叶える強力なツールになるのです。
それでは、アファメーションを成功させるための正しいやり方とポイントを見ていきましょう。
その1)使う目的に応じているか?
まず、アファメーションが成功する正しいやり方とポイントのその1は、アファメーションをする際に、そのアファメーションが、使う目的に応じているかどうか?をちょっと意識しましょう。
アファメーションの目的と現状がズレていると、本当に優先しなきゃいけないことや目の前の大事なことをないがしろにしてしまいます。
例えば、ピアノの発表会に向けて、「私は、日頃の練習の成果が120%発揮出来て、たくさんの感動と拍手に包まれています」というアファメーションをするのであれば、毎日のピアノの練習前や発表会への緊張や不安を感じた時にこそ唱えることで、
ピアノの練習により集中できたり、最高の演奏が出来るイメージや、たくさんの感動と拍手に包まれている感覚に浸りやすくなれますよね。
それと同じで、仕事面で上手くいくためのアファメーションをつくったのであれば、仕事前に、上手くいくイメージがしっかり整うようにアファメーションを唱えればいいですよね。
なのに、自分がクタクタの疲れ切った状態で、仕事が上手くいくアファメーションを無理にしても、返って自分にムチを打つことになって、疲弊してしまいます。
そんな場合は、「明日も張り切って仕事が出来るよう、ゆっくり休む、ぐっすり熟睡」の方が重要ですよね。
あるいは、今、目の前の任された仕事に集中しなくちゃいけないのに、「私は、好きな仕事を好きな時にやるだけで、お金がザクザク入ってきます」なんてアファメーションに集中したら、大きなミスをします。
このように、適材適所、目的に合わせて、良い状態で意識を集中させられるようにアファメーションを活用しましょう。
願望実現は、リアルを大切に出来てこそですよ。
その2)効果のある正しい言葉になっているか?
ポイントその2は、効果のある正しい言葉になっているか?ということです。
アファメーションの言葉選びは非常に重要です。
ポジティブで明確、現実的で具体的な言葉を選ぶことが成功の鍵です。
なので、否定的な表現や曖昧な言葉は避け、自分が本当に望む結果を表す言葉を使いましょう。
そのために、実際に、その目的の場面で、何度か唱えてみて、それらの条件に沿っているかどうかを確認し、言葉の微調整をしていくと良いですよ。
それを繰り返していると、自分にもっとマッチした端的な見事な言葉に仕上げていくことが出来ますよ。
その3)自分にしっくりとくるか?
ポイント3は、自分にしっくりとくるか?どうか。
アファメーションは自分自身の感覚にしっくりと合ったものでなければなりません。
他の人に効果があったからといって、自分にも同じ効果があるとは限りません。
自分の心に響き、心底からその通りだと信じられる言葉を選ぶことが大切です。
自分のダメなところを戒めたり、何かを禁じるような言葉にせず、「これで良いんだ」とニッコリ身軽な感覚になれる言葉。
そして、唱えれば唱えるほど、喜びややる気・パワーが満ちてくるような感覚になれる、最高の未来をワクワク期待出来る感覚。
このような感覚は、自分にしか分からないことです。
アファメーションをしながら、あなただけの最高の感覚を存分に楽しみましょう。
さらに嬉しい妄想がどんどん湧いてくるようなアファメーションであれば、きっと叶いますよ^^
その4)簡単に出来るか?
ポイントその4は、簡単に出来るか?どうかです。
何度も申し上げているように、アファメーションは継続することが大事です。
なので、複雑すぎたり、長すぎるアファメーションは、文章自体に意識が向いてしまうので、再考した方がよいでしょう。
感情をしっかり感じることに集中できる無意識に唱えられるくらいのシンプルで短い文を選び、日常生活にも簡単に取り入れられるようにすると継続もしやすいですよ。
例えば、歯磨きをしている時や、洗い物をしている時、お風呂に入っている時など、毎日、必ずやっているルーティーンと組み合わせると、アファメーションは続けやすいです。
お化粧をしながら「私はどんどん若返っています」とか、家族の洗濯物を干しながら「私は、家族みんなが元気でそれぞれの夢を叶えている幸せ者です」と、アファメーションをするタイミングを、日常のルーティーンに合わせておけば、ず~っと続けられ、その度に良い気分の自分を作っていくこともできますよね。
その5)願望が叶ったイメージが楽しめるか?
アファメーションが成功する正しいやり方とポイントその5は、願望が叶ったイメージを楽しめるか?ということです。
アファメーションを行う際には、ただ言葉を繰り返すのではなく、その言葉が現実になった場面を、繰り返し自分を中心として描けることが大事。
そして、もっと大事なのは、それをイメージすることを楽しめる感情です。
盛大な妄想がどんどん膨らみ、はしゃいで楽しめるくらいが、アファメーションを成功に導く鍵です。
そして、まるでその場面を映像で見ているように、「今」体験しているかのように、リアルに実感でき嬉しさがこみ上げるようになると、もうその願望が叶うのは間近ですよ。
願望実現を加速させる行動
最後に、もう1つだけ、大切なことを付け加えておきます。
それは「行動」です。
正しいアファメーションが出来ていると、必ず、強い直感や、ワクワクするような素敵な閃きが、次々と浮かんできます。
その直感や閃きを必ず行動に移しましょう。
アファメーションによって、妄想が膨らむことは大いに結構なのですが、願望が叶わない人のほとんどが、目の前の現実をしっかり地に足をつけて大切にしていない場合が多いです。
アファメーションは、何をやっても願望が叶う状態のあなたに近づけることが出来る最強のツールです。
それにプラス、あなたは、それに必要な行動もしっかりとすること!
いくら食べたいケーキが置いてあるお店の情報が奇跡的に入ってきたとしても、実際にそこに出向かないといけないのはあなたです。
仕事を成功させたいのであれば、実際に必要な準備を、あなたがする必要がありますよね。
この様に、望みと現実とのギャップを埋めていくには、実際の行動が不可欠です。
「絵に描いた餅」のままにしないこと。
それらの行動が整った上で、アファメーション通りに成功の道が開けます。
アファメーションが、奇跡を起こしてくれるのです。
なので、アファメーションを唱えることで閃きや直感を受け取れたのであれば、それに従って必ず行動してみる。
すると思わぬ展開が待っていて、ずっと先にしか叶わないと思っていたことが、あっさりと叶う流れに変わります。
そういう意味でも、アファメーションというのは、自分をポジティブに変えてくれるだけでなく、叶う自分に変えてくれる驚くべき力を持っていると言えるでしょう。
まとめ
今回は、アファメーションが上手くいかない失敗パターンとその原因を挙げ、アファメーションを成功させるための正しいやり方と秘訣をお話ししました。
アファメーションは、言葉に魂を宿す作業でもあると思います。
大抵の人は、先に言葉自体に「言霊」という魂が宿っていて、その魂によって現状を操れると思っていますが、それは逆です。
その言葉に対して、自分がどんな思いを宿すかによって、「言霊」効果が現れるのです。
「愛」という言葉だけで「愛」を生むのではなく、「愛」という言葉にどんな感情やイメージを持つかによって、その感情やイメージ通りの「愛」が生まれるのです。
なので、大切なのは、言葉そのものではなくて、その言葉に対して自分が抱くイメージや感覚です。
アファメーションを通じて、あなたの素晴らしいイメージや感覚をどんどん研ぎ澄まして広げていく、それを心底楽しめたら、そのアファメーションの言葉通りの現実が起こりますよ!
楽しみですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます💖