「頑張っているのに、なぜか物事がうまく進まない、大きく揺さぶられるような出来事が起きる…。実はその揺れこそが、「本当にこの方向で進む準備ができているか」を確かめるサインです。
それら人生が好転する直前のサインの意味を紐解きながら、揺れを乗り越えた先に大きく流れが変わる理由と対処法をお伝えします。」
「これからは、自分らしく生きていこう。」
「もう同じ生き方は繰り返さない。」
そんなふうに心に決めたはずなのに、なぜか突然、物事がうまく進まなくなったり、思いもよらない出来事が起こったりすることがあります。
「せっかく前へ進もうとしているのに、どうして?」
「もしかして、この方向は間違っているの?」
そんなふうに不安になり、歩みを止めたくなることもあるでしょう。
でも実は、人生が大きく変わろうとする時ほど、一度、大きく揺さぶられるような出来事が起こることがあるんです!
それは、必ずしも悪い方向へ向かっているサインではありません。
むしろ、
「本当に、この方向でいいね?」
「叶うことで変化する準備はできている?」
そんなことを、自分自身に問われているようにも感じます。
なので、これらは、人生からの「お試し」と言ってもいいかもしれません。
もちろん、揺さぶりが起きている最中はそんなふうには思えませんよね。
「どうしてこんなことが起きるの?」「こんなはずじゃなかった。」と、戸惑うこともあるでしょう。
けれど、これまでの経験から言うと、大きく好転する、あるいは大きな望みが叶う時というのは、後になって振り返ってみると、
「あの出来事があったから、より一層腹をくくれた。」
「あそこで流れに従って手放せたからこそ、新しいものが入ってきた。」
「あの時は最悪だと思ったけれど、結果的に流れが変わって良かったんだ。」
と思えることばかりなのです。
そして時には、最初に思い描いていた未来にこだわるのではなく、
「今までの自分なら絶対に選ばなかった方向」を受け入れてみることが、思いもよらない次の流れにつながることもあります。
人生が揺れた時、大切なのは、「これは良いこと?悪いこと?」とすぐに答えを出すことではありません。
その揺れが、自分に何を伝えようとしているのかを見ていくこと。
その視点が大事なのだと思います。
今回は、人生が好転する前に大きな揺れが起こる理由を紐解きながら、そんな時にどう向き合えばいいのか、私が特に大切にしている3つの対処法をお伝えしていこうと思います。
なぜ人生は好転する前に大きく揺れるのか

人生には、「よし、これからこうしよう!」「今度こそ、自分の気持ちを大切にしよう。」と決めた途端、それまで順調だったものが急にうまくいかなくなったり、思いがけないネガティブな出来事が起きたりすることがあります。
そんな時、「やっぱり、この選択ややり方は間違っているのかな。」と思ってしまいますよね。
でも、人生が大きく変わるということは、これまで当たり前だった考え方や人間関係、生き方そのものが変わっていくということでもあります。
今までと違う自分として生きようとすれば、それまで保たれていたバランスが一時的に崩れることもあります。
だから、人生が揺れること=悪い方向へ進んでいることとは限らないとも言えるわけです。
むしろ、その揺れの中にこそ、これまでとは違う人生へ進むためのチャンスやヒント、ターニングポイントが隠れていることがあるのです。
うまくいかない時期に不安を感じてしまう理由
私たちは、物事が順調に進んでいると、「これで大丈夫。」と安心できます。
反対に、
予定通りに進まない。
人間関係に変化が起こる。
思っていた結果が出ない。
予想外の問題が起こる。
そんなことが続くと、「どこかで何か間違っているのではないか。」と不安になります。
特に、自分で新しい道を選んだ直後なら、なおさらです。
「前のままでいた方が良かったのかな。」
「この選択は間違っていたのかな。」
と、自分の決断まで疑いたくなります。
なぜなら私たちは、「順調に進むこと=正しい」「うまくいかないこと=間違っている」と考えやすいからです。
でも、人生を振り返ってみると、必ずしもそうではないはずです。
その時は失敗だと思ったことが、後になって別の道を見つけるきっかけになったり、思い通りにならなかったからこそ、もっと自分に合ったものに出会えたり。
人生には、その時には意味が分からなくても、後になって「あれで良かったんだ」と分かる出来事がたくさんあります。
だから、うまくいかない時ほど、すぐに「間違っている」と答えを出さなくてもいいのです。
揺れ=悪いことだと思い込んでしまう前提
そもそも私たちは、「人生が良くなるなら、良いことが起こるはず。」と思っています。
だから、
自分らしく生きようと決めた。
新しいことに挑戦した。
勇気を出して一歩踏み出した。
それなのに問題が起こると、「こんなはずじゃなかった。」と思ってしまいます。
でも、変化とは、何か新しいものが加わることだけではありません。
新しい生き方へ進むために、今まで握りしめていた考え方を手放したり、これまでの人間関係が変わったり、自分にとって当たり前だったものが通用しなくなったりすることもあります。
その途中だけを見れば、
「失った。」
「壊れた。」
「うまくいかなくなった。」
と感じるかもしれません。
でも、それは必ずしも後退ではありません。
今までの自分では選ばなかった人生へ進もうとしているからこそ、これまで保たれていたバランスが変わり始めている。
そんな可能性もあるのです。
だから、人生が大きく揺れた時、「悪いことが起きた。」と決めつける前に、
「もしかすると今、本当の意味で何かが変わろうとしている途中なのかもしれない。」
そんなふうに、少しだけ見方を変えてみてはどうでしょうか。
すると、不安しか見えなかった出来事の中に、これまでとは違う意味が見えてくることがあります。
では実際に、人生が大きく動こうとしている時には、どのようなことが起こりやすいのでしょうか?
人生が好転する直前に現れるサイン

人生の流れが変わる時、その変化は必ずしも「良いこと」として現れるとは限りません。
むしろ最初は、「どうして今、こんなことが起きるの?」と思うような出来事が現れることがあります。
これまで普通にできていたことが、なぜかうまくいかなくなったり、
思いがけない問題が起きたり、
今まで安定していたものまで揺らぎ始めたり。
そんな時は、不安になるのが当然です。
でも、そこで「悪いことが起きている」と決めつけるのではなく、「もしかすると今、人生の流れが変わろうとしているのかもしれない。」という視点を持ってみると、出来事の見え方が少し変わってきます。
サイン1)物事が思うように進まなくなる
1つ目のサインは、今までのやり方では、物事が思うように進まなくなることです。
これまでなら問題なくできていたことなのに、なぜかうまくいかない。
同じように頑張っているのに結果につながらない。
同じやり方なのに、以前のようにスムーズに進まない。
すると、「もっと頑張らなきゃ。」「やり方が悪いのかな。」と思いますよね。
でも、もしかすると、今までのやり方が、これからの自分には合わなくなってきているのかもしれません。
自分の内側が変わってくると、今まで当たり前にできていたことに違和感を感じることがあります。
以前なら我慢できたことが、我慢できなくなったり、「これでいい」と思っていたことに、「本当にこれでいいのかな?」と感じたり。
そんな時は、無理に元の状態へ戻そうとするのではなく、「今までとは違うやり方が必要なのかもしれない。」と、一度立ち止まってみることも大切です。
サイン2)予想外の出来事や壁が立て続けに起こる
2つ目は、「どうしてこんなに続くの?」と思うほど、予想外の出来事や壁が重なることです。
一つ問題を乗り越えたと思ったら、また次の問題が起こる。
ようやく進めそうになったところで、思わぬ壁が現れる。
そんなことが続けば、「やっぱり、この道へ進まない方がいいのかな。」と思ってしまうでしょう。
でも、こういう時こそ、「それでも、本当にこの方向へ進みたいんだね?」と、自分自身に問いかけてみることが大切だと思っています。
それは、誰かに正解を教えてもらうのではなく、「それでも私は、こっちへ進みたいの?」と自分に聞いてみる。
すると、「怖いけれど、それでもやりたい。」と強く思えることもあれば、「そこまでして進みたいわけではないな。」と気づくこともあります。
どちらが正解ということではありません。
壁が現れたから諦めるのでも、「これは試練だから」と無理に突き進むのでもなく、その出来事をきっかけに、もう一度自分の本当の気持ちを確かめることが大切なのです。
まさに、人生からの「お試し」ですね。
サイン3)一時的にすべてが不安定になる感覚
そして3つ目は、今まで自分を支えていたものまで、一度に揺らいでいるように感じることです。
仕事のこと。
人間関係。
家族のこと。
お金のこと。
自分自身の気持ち。
一つだけではなく、いくつものことが重なると、「私の人生、これからどうなってしまうんだろう。」と感じることもあります。
今まで信じていたものが分からなくなり、これからどこへ向かえばいいのかも見えない。
そんな時期は、とても心細いものです。
でも、今までの自分と、これからの自分の間にいる時には、一時的に「どちらにも足場がない」ような感覚になることがあります。
古いものには、もう戻れない。
でも、新しいものは、まだはっきり見えていない。
だから不安定なのです。
そんな時、すぐに答えを出そうとしなくてもいい。
「今は、変化の途中にいるだけなのかもしれない。」
そう捉えて、少し様子を見てみる。
やがて振り返った時、「あの地点から、人生の流れが変わり始めていたんだ。」と気づくことがあります。
そこで新たな疑問が1つ出てきます。
なぜ人生が好転する時に、わざわざこんな揺れが起こるのでしょうか?
なぜその揺れが必要なのか?

人生が良い方向へと変わろうとする時に起こる大きな揺れ。
できることなら、そんなものはなく、すんなり次のステージへ進みたいですよね^^
でも、この「揺れ」の大半には意味があります。
なぜなら、人生を変えるということは、単に環境や状況が変わるだけではないからです。
今までとは違う選択をしたり、
今まで握りしめていた考え方を手放したり、
時には、これまでの自分なら絶対に選ばなかった道を選ぶこともあるからです。
だからこそ、その手前で一度、「それでも、本当に進むんだね?」と、自分の意志を確かめるような出来事が起こることがあるからなのです。
「本当にこの方向でいいのか」を確かめるための揺さぶり
・「これからは、自分の気持ちを大切にしよう。」そう決めた途端、誰かから反対された。
・「もう無理をしない。」そう決めた途端、以前なら無理をして引き受けていたようなことを頼まれた。
・「新しいことに挑戦する。」と決めたら、急に阻むような出来事が起きた。
そんな時、「やっぱり、無理してでも頑張った方がいいのかな。」と思いますよね。
でも私は、こんな出来事が起こった時こそ、「お試しが来たな。」とニンマリ思うことがあります。
それは、「あなたの選択は間違っていますよ。」という意味ではありません。
むしろ、「だからこそ、本当に新しい生き方を選ぶんだよね?」と、もう一度自分自身に確認する大切な機会なのだと。
これまでの自分なら、
人に合わせていたかもしれない。
怖くなったら諦めていたかもしれない。
自分の気持ちより、周りの期待を優先していたかもしれない。
そこでまた今回も同じ選択をするのか。
じゃあ、同じような結果になってもいいんだね?
それとも、「怖いけれど、今回は自分で決めた方を選んでみよう。」と新たに腹をくくるのか。
揺れが起こることで、自分が本当にどうしたいのかが、よりはっきり見えてくることがあります。
だから「お試し」とは、何かに合格しなければならない試験ではありません。
自分の意志を、自分でもう一度確かめられるチャンス。
なのです。
今までのやり方や前提を手放すための調整期間
もう一つ、揺れが起こる時に見てほしいのが、「今までと同じやり方を続けようとしていないだろうか?」ということです。
私たちは、人生を変えたいと思いながら、無意識のうちに今までと同じ考え方や行動を選んでしまうことがあります。
例えば、
・「もっと自分らしく生きたい。」と思っているのに、相変わらず人の顔色を見て決めている。
・「頑張りすぎる生き方をやめたい。」と思っているのに、問題が起きた途端、「もっと私が頑張らなきゃ。」と元のやり方へ戻ってしまう。
これでは、行き先を変えたつもりでも、進み方は以前と同じです。
そんな時に物事がうまく進まなくなると、「どうして?」と思います。
でも、もしかするとそれは、「そのやり方は、もう今のあなたには合っていないよ。」と気づくためのサインなのかもしれませんよ。
だから、揺れている時に必要なのは、何とか元通りにしようとすることだけではありません。
「今までの私は、こういう時どうしていた?」
「今回も、本当に同じやり方でいい?」
と、一度立ち止まってみること。
そこで、「もう、これは手放してもいいのかもしれない。」と思えるものが見つかることがあります。
それは、考え方かもしれない。
誰かに認めてもらおうとする生き方かもしれない。
「こうでなければならない」という前提かもしれない。
それを一つずつ手放していくことで、これまでとは違う選択肢が見えるようになります。
世界が広がるチャンスと言ってもいいかもしれません。
つまり、この時期は、人生が止まっているのではなく、これからの自分に合う生き方へ切り替わっていくための調整期間とも考えられるのです。
そして、この調整が大きければ大きいほど、時には人生そのものが大きく揺れているように感じます。
では、なぜ揺れが大きい時ほど、その先の変化まで大きくなることがあるのでしょうか?
次章では、内側の変化と今までの現実とのズレという視点から、その理由を見ていきましょう。
揺れが大きいほど、その先の変化も大きくなる理由

人生が大きく揺れている時、「どうして、こんなことまで起きるの?」と思うことがあります。
一つだけならまだしも、仕事も、人間関係も、自分自身の気持ちまで、いくつものことが同時に揺れ始める。
そんな時は、「もう勘弁してよ。」と言いたくなることもあるでしょう。
でも実は、揺れが大きい時ほど、それだけ自分自身が、今までとは大きく違うところへ進もうとしている時かもしれないということなのです。
今までの延長線上を歩くのであれば、大きく変える必要はありません。
その分、揺れも少ないでしょう。
でも、生き方そのものを変えようとすれば、今まで自分を支えてきた考え方や価値観、人との関わり方まで、見直すことになります。
だからこそ、大きな変化の前には、大きく揺れているように感じることが起こるのです。
内側の変化と今までの現実とのズレが大きいほど揺れも大きくなる
例えば、これまでずっと、「人に認められるために頑張らなければ。」と思って生きてきた人が、「もう、人の評価ではなく、自分がどうしたいかを大切にしよう。」と決めたとします。
内側では、大きな変化が起きています。
しかし、現実では、仕事の仕方も、人との関係も、周りから求められている役割も、急には変えられず、まだ昨日までと同じということが多いでしょう。
当然、今までなら引き受けていたことを断ると、周りから、「どうしたの?」と言われたりすることもあります。
自分自身も、「こんなことをして大丈夫なのかな。」と怖くなるでしょう。
つまり、内側では新しい自分が始まっているのに、現実にはまだ今までの自分が作ってきたものがアチコチと残っているわけですから、そのズレが、揺れとなって現れることがあるのです。
変えようとしているものが大きければ大きいほど、見直すものも当然多くなります。
だから、大きく揺れている時ほど、「こんなに大変だから、自分は間違っている。」と考えるのではなく、「それだけ私は、大きく変わろうとしているのだ。」という見方も持っていてほしいのです。
大きく揺れた後に一気に流れが変わる仕組み
そして不思議なことに、長い間うまくいかなかったことが、ある時を境に急に動き始めることがあります。
これは突然、何か特別な力が働いたというより、それまでの揺れの中で、少しずつ自分自身が変わってきた結果なのだと思います。
今までなら我慢していたことを、我慢しなくなった。
人の意見だけで決めていたことを、自分で決めるようになった。
「こうでなければならない」と握りしめていたものを、手放せるようになった。
すると、
選択が変わります。
行動が変わります。
人との関わり方も変わります。
そして、それまで見えなかった選択肢にも気づくようになります。
一つひとつは小さな変化でも、それらが重なった時、人生の流れが一気に変わったように感じる瞬間がやってくるのです。
これは、「大きく揺れたから、そのご褒美として大きな幸運がやってくる。」ということではありません。
大きな揺れの中で、今までの考え方や生き方を見直し、自分自身がそれだけ大きく変わったからこそ、その先で選べる人生も、大きく変わるということなのです。
そして、ここがとても大切です。
揺れが起きたからといって、ただ耐えていれば人生が好転するわけではありません。
その揺れを、自分がどう受け止め、どう向き合うか。
それによって、その先の流れは変わってきます。
次章では、人生が大きく揺れた時にこそ意識してほしい、3つの対処法をお伝えしていきます。
揺れをどう対処するかで人生の流れは変わる

人生が大きく揺れている時、私たちは、何とか早く元の状態へ戻そうとします。
問題を解決しようとしたり、正しい答えを探したり、「どうすれば思い通りになるの?」と必死になったり。
もちろん、現実的に対処しなければならないことはあります。
でも、そんな時ほど、「早く何とかしなければ。」という焦りだけで動かないことも大切です。
揺れそのものを止めようとするのではなく、その中で自分が何を感じ、何を手放し、何を選ぶのか。
その向き合い方によって、その先の人生の流れは大きく変わっていきます。
ここでは、そんな時にこそ大切にしてほしい3つの対処法をご紹介します。
対処法1)受け入れると流れが変わる
まず大切なのは、「今、こういうことが起きている。」という現実を、一度受け入れることです。
受け入れるというと、「嫌なことでも我慢しなければならない。」「起きたことを肯定しなければならない。」と思うかもしれません。
でも、そうではありません。
「こんなはずじゃなかった。」「どうして私が。」と現実と戦い続けるのではなく、「私は今、こういう状況にいるんだな。」と、まず現在地をありのまま認めることです。
すると、「元に戻すにはどうすればいい?」だけではなく、「じゃあ、ここから私はどうしたい?」と考えられるようになります。
受け入れるとは、諦めることではありません。
今いる場所から、次の選択を始めること。
それだけでも、見えるものや結果は変わってきます。
対処法2)揺れを“お試し”として面白がってみる
そして時には、予想外の出来事が起きた時、「おっ、お試しが来たな。」と面白がってみることも、実は素晴らしい効果があります。
もちろん、本当に大変な出来事の最中に、無理に面白がる必要はありません。
悲しい時は悲しんでいいし、怖い時は怖がっていい。
でも、少し心に余裕が出てきたら、
「これには、どんな意味があるんだろう?」
「私は今、何を試されているんだろう?」
「さて、次の一手はどうする?」
と、少しだけ視点を変えてみるのです。
難しく考え過ぎず、ちょっと緩いくらいにユニークな発想を巡らせてみる。
巡らせてみるだけでいいのです。
すると、「どうしてこんなことが起きるの?」と出来事に振り回されていた自分から、「私は、この出来事にどう向き合う?」と、冷静に穏やかに意識を戻すことができます。
そして、「以前の私なら、ここで諦めていたな。」「以前なら、人に合わせていたな。」と気づくこともあります。
そこで今回はあえて違う選択をしてみる。
そんな小さな経験が、「私は自分で人生を選んで大丈夫。」という感覚につながっていくのです。
対処法3)本意ではない方向を許す
そして、もう一つ。
これは、私がとても大切だと思っていることがあります。
それは、最初に自分が思い描いていた方向だけを、正解にしないことです。
自分のやり方や考え方を疑ってみる、という感覚かもしれません。
私たちは一度、「こうする。」「ここを目指す。」と決めると、その通りに進むことが正しいと思ってしまいます。
だから、違う方向へ流れ始めると、「これは私が望んでいたことじゃない。」と抵抗したくなります。
でも人生には、あらゆる人の分だけ、あらゆる上手くいくやり方や流れがあります。
時に、自分が思い描いていた道とは違う考えや流れに従ってみたからこそ開けるものがあります。
「本当は、こうしたくなかった。」「今までの私なら、絶対に選ばなかった。」そんな選択肢が現れることもあります。
ここで大切なのは、嫌なことを我慢して受け入れることではありません。
「これも一つの可能性なのかもしれない。」と、その方向の存在を許してみることです。
すると、それまで、「絶対にこっちでなければ。」と思っていた時には見えなかったものが見えてくるんです。
そして実際に一歩進んでみると、「あれ? 思っていたより悪くない。」「むしろ、こっちの方が楽かもしれない。」「どうして今まで、これをダメだと思っていたんだろう。」
そんなことが起こるのです。
人生を好転させるというと、自分が決めた理想へ、まっすぐ進んでいくことのように思います。
でも時には、思い通りにならなかったことで方向が変わり、その先に、想像していなかった世界が待っていることもあるのです。
だから、揺れの中で現れた「本意ではなかった方向」を、すぐに不正解にしない。
「もしかすると、こっちにも何かあるのかもしれない。」と、ほんの少し許してみる。
その小さな「許し」が、今までの自分では選ぶことのできなかった、新しい人生への入口になることがあります。
そして、この「許す」という選択をした先で何が起こるのか?
ですね。
「許す」ことで起こる次の流れ

「こうしたい。」
「こうなるはず。」
「こうでなければ。」
そう思って進んできた道を変えることは、簡単ではありません。
特に、今までの自分なら絶対に選ばなかった方向であれば、「これは逃げなんじゃないか。」「諦めたことになるんじゃないか。」と思うこともあるでしょう。
でも、違う方向へ進むことと、諦めることは同じではありません。
「こうでなければならない。」という自分の中の前提を少し緩め、「こんな生き方もあっていいのかもしれない。」と許せた時、それまで見えなかった次の流れが見え始めることがあるのです!
これが、実に面白いんです^^
今までの自分では選ばなかった世界や視野が広がる
私たちは、自分が思っている以上に、
「これはあり。」
「これはなし。」
と、自分の経験や価値観を基準にして、選択肢を決めています。
だから、
「そんなこと、私には絶対できない。」
「その選択は絶対ありえない。」
と思った瞬間、その先にある可能性まで狭めてしまいます。
でも、「絶対に違う。」ではなく、「もしかしたら、それもありなのかもよ~」と少しだけ許してみる方向へも意識を向けてみる。
すると、それまで見えていなかった選択肢が見えるようになります。
さらに、実際に経験してみれば、「思っていたより良いじゃん。」「こんな考え方もOKなんだ。」と気づくこともあります。
それまで一つしかないと思っていた道が、二つ、三つと増えていくんです。
私は、これも人生が大きく揺れることで得られる、とても大きなチャンスだと思っています。
予想外にスムーズに現実が動き出す
そして不思議なことに、「この方法しかない!」「この道しかない!」というこだわりを手放した途端、それまで止まっていたものが、驚くほどスムーズに動き始めることがあります。
今まで必死に頑張っても進まなかったのに、方向を少し変えただけで話がまとまった。
思いがけない人とのご縁につながった。
必要な情報が入ってきた。
「あれほど大変だったのは何だったんだろう?(笑)」と思うほど、流れが変わることもあります。
もちろん、「許せば必ず良いことが起こる。」という意味ではありません。
ただ、一つの答えにこだわらなくなったことで、自分が選べるものが増え、今まで気づかなかった可能性にも気づけるようになる。
だから結果として、現実も動きやすくなるのです。
私は、年間、たくさんのステージを作っていますが、何か壁が立ちはだかった時ほど、自分の意見や計画を押すのではなく、スタッフからの意見を集め試してみるんです。
すると、まあ!面白い展開が次々と起こるんです。
だから、困難な時ほどナーバスにならず、楽観的に進むことができます。
「押してもダメなら引いてみな」とは、よく言ったものですね。
そういった経験を積むことで、予想を超えた素晴らしい結果、さらにその先の世界まで拓けていくのですから。
人生の流れが変わるとは、何か特別な力によって突然すべてが変わることではなく、自分の中の「これしかない」が外れたことで、新しい流れに乗れるようになることなのかもしれません。
その体験が次のステージへとつながる
そして、もう1つ大切なのはここです。
一度、「絶対に選ばない。」と思っていたものを許し、実際にその世界を経験すると、以前の自分にはなかった視点が一つ増えるということです。
これまでに経験しなかったこと、特にやろうと思ったことがなかったことに、人から勧められたリ誘われたら、一度乗っかってみてほしいのです。
すると次に何か大きな出来事が起きた時にも、「これしかない。」ではなく、「他にもこんな方法がある。」と役に立つんです。なぜか^^
以前なら怖くて挑戦できなかったことにも、「まあ、なんとかなるかもしれない。」と思えるようになる。
むしろ、「やってみたらどうなるだろう?」と面白がることもできます。
つまり、揺れを乗り越えたことで得られるのは、思い通りの結果だけではないということです。
予想を超えた新しい自分の世界、未来が広がる。
それこそが、その先の人生を生きていく大きな力になります。
だから後になって振り返った時、「あの出来事がなかったら、今の私はなかった。」「あの出来事は、無駄などではなかった。」と思えるようになるのです。
断然、そう思える素晴らしい結果が増えます。
人生の大きな揺れは、その最中には意味が分からなくて当たり前です。
でも、受け入れ、面白がり、時には思ってもみなかった方向さえ許してみる。
その経験を重ねるたびに、私たちは以前よりさらに広い視野で、人生を見ることができるようになります。
そして、その広がった自分だからこそ選べる道が、また次のステージへとつながっていくのだと思います。
まとめ
今回は、人生が好転する前に大きな揺れが起こる理由を紐解きながら、そんな時にどう向き合えばいいのか、私が特に大切にしている3つの対処法についてお伝えしました。
人生が大きく揺れた時、「どうしてこんなことが起きるの?」「私の選択は間違っていたの?」と、不安になることがあります。
でも、その揺れは必ずしも、悪い方向へ進んでいるサインとは限りません。
今までの生き方や考え方を手放し、これまでとは違う自分として生き始めるための、変化の途中なのかもしれません。
そんな時は、無理に元へ戻そうとするのではなく、今起きていることを受け入れる。
「お試しが来たな。」と少し面白がってみる。
そして、思い描いていたものとは違う方向も許してみる。
すると、それまで見えなかった選択肢や可能性が見えてくることがあります。
人生は、いつも自分が思い描いた通りに進むとは限りません。
でも、思い通りにならなかったからこそ出会える世界もあります。
だから、大きく揺れている時ほど、すぐに「失敗だった」と決めなくても大丈夫です。
いつか振り返った時、「あの揺れがあったから、今の私がいる。」そう思える日が来るかもしれません。
今はまだ見えていない、その先の流れも楽しみにしながら、一歩ずつ進んでいきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます💖
自分軸カウンセラー よしみ



