こんにちは。
ブレない自分らしい生き方を確立し、思い通りのワクワク人生創造をサポートする 自分軸カウンセラー よしみです。
子育てもひと段落し、「これからは自分のやりたい事をやっていこう!」と決めたけれど、 いざとなると肝心の「やりたいこと」がナカナカ見つからない。
周りには、やりたい事をやって毎日を楽しんでいる人がいる。けれど自分は・・・と 悩んだりしていませんか?
ネット検索で「自分のやりたいこと探し」ばかりに時間を取られ、結局毎日なにも見つからず 空振り。「自分には、な~んにもない」なんて、焦ったり落ち込んだりしていませんか?
もう、こんな出口の見えない「やりたいこと探し」に終止符を打ちたいですよね。
自分自身のことなのに、どうして自分のやりたいこと探しに迷走し続けてしまうのでしょうか?
それは、「本当の自分」を明確に持てていないからです。
ここで言う「本当の自分」とは、自分の中に本当は持っている「価値観」「得意」「好きな事」の 3つの要素を全て満たせている「自分に当てはまる条件」という事です。
「やりたいこと」を見つけるには、この明確な「本当の自分」を基準として探す必要があります。
「本当の自分」が曖昧だと、常識的な思い込みや損得感情・他人が上手くやっている情報などの 基準に振り回され、「本当に自分のやりたいこと」にナカナカ辿り着けないんです。 「これ!」というピンとくるものに出会えないのです。
仮に、見つかったとしても、それは「本当の自分」を基準に決めた事ではないので、 次第に面白味を感じなくなったり、苦痛を感じながらも仕方なく続けなくてはならない状況を 生むのです。
とは言うものの、「本当の自分」を明確にするなんて、難しそうに感じるかもしれませんね。
実は、「やりたいことを見つける」ための「本当の自分」を明確にする事は、簡単なんです。
たった3ステップで明確にしていくことが出来るんです。 この3ステップで「本当の自分」を 明確に出来れば、あなたはもう、自分のやりたいこと探しの迷走から抜け出すことが出来ますよ。
そこで今回は、なぜ、自分の「やりたいこと」探しに迷走してしまうのか? 「本当の自分」以外の基準で「やりたいこと探し」が上手くいかない理由をいくつか挙げたいと 思います。
そして、「自分のやりたいこと探し」から抜け出せる方法、 「本当の自分」を明確にする3ステップについてお話をしていこうと思います。
Contents
「自分のやりたいこと」探しに迷走してしまう理由

「自分のやりたいこと」探しに迷走してしまうのは、「本当の自分」以外の基準に 振り回されているからです。
「本当の自分」以外の基準とは、様々な常識的な思い込みや損得感情・他人が上手くやっている 情報などです。
これに振り回されていると、「やりたいこと探し」に無駄なエネルギーを注ぐばかりで、 ナカナカ「自分のやりたいこと」に辿り着けません。
あなたにも、思い当たることがないか探ってみましょう。
「長く続けられる事でなければならない」という基準の場合
まず1つ目は、「長く続けられる事でなければならない」という基準で 「自分のやりたいこと」探しをしている場合です。
「自分のやりたい事」を見つけるからには、「長く続けなくてはいけない」「一生の生きがいになるような事」でないといけないと意気込んでしまってはいませんか?
確かに、「継続は力なり」素晴らしい事だと私たちは学んできました。 一度やり始めた事を途中で止めることは、良くない事だと教わってきました。 本当にそうでしょうか?
今の時代は、苦痛を伴いながらも1つの事に粘る根性よりも、 社会の変化に合わせ、いかに柔軟に対応していけるかという事の方が強みになっています。
一度「やりたいこと」を始めたとしても、 それはあくまでも、将来の何かに繋がるキッカケに過ぎません。 1つの事に縛られず、その場その時の状況によって、やり方を変えたり、 さらに別の分野に移行していけば良いのです。
その流れに従った方が、あなたの人生に、より良いモノや結果を生み出せるはずです。
例えば、「ピアノが好き」という基準でピアノを習い始めるキッカケが起こり、 それがいずれ「ピアノの先生」「保育士」「音楽療法士」「他の楽器演奏」 「音楽業界に関連した何か」など多岐に渡って形を変えていくことなんてざらにあります。
にもかかわらず、今はまだ「キッカケ」となる事すら始めていない段階で、 「長く続けられる事でなければならない」という基準に縛られて探していても、 一生見つかりません。
私たち人間が、1つの物事に永遠に同じ状態のままで居続けることはありませんものね。 成長すれば、変化があって当たり前です。
「早く見つけないといけない」という基準の場合
次に2つ目は、「早く見つけないといけない」という基準の場合です。
一発で運命的な出会いを期待しすぎています。
先ほどもお話した通り、私たちは歳を重ねるごとに、成長や変化していく生き物ですから、 「これだ!」と思うことを見つけても、やっていくうちに「やっぱりこっちだ」と しっくりと感じられる物事が変化して当然なのです。
なので、最初は「面白いかもしれない」「これなら自分にも出来る」レベルで十分なんです。 それが元になって取り組んでいくことで、徐々に「これこそが自分のやりたい事だ」という事に 行き着いたり、自分なりの形に仕上がっていくものです。
「やりたいこと」というのは、すでに完全に出来上がった形で存在しているものばかりでは ないはずです。 最初は些細な事が、自分の感覚に従って形を変えたり育てていく中で、 結果的に運命的な出会いだったなと後付けで分かるものです。
最初から、完成されたものを見つけてやってみても、変化を生まないものであれば、 ある一定の期間を過ぎたら飽きて、また次を探し始めます。
それよりも、どんな些細な事でもやり始めて、より自分が楽しめるものに工夫したり育てていく という行動があるから、さらに運命的な出会いが巡ってきたりするのです。
「人のためや生産性のあることでないといけない」という基準の場合
3つ目は、「人のためや生産性のあることでないといけない」という基準の場合です。
「やりたいこと」は、周りの人が喜ぶ事や誰かの役に立つ立派なことでないといけないと思ってはいませんか? そして、何か生産性があって、利益を生むものにこだわって探してはいませんか?
ここにこだわって探すと、自分の喜びや満足が二の次になるので、 「大変そうだな」「難しそうだな」「自分には無理だな」と感じてしまうものばかりを追い求める ことになります。
逆に、やりたいことが見つかっても、それが「何の役にも立たないし、得にもならない」と感じて しまう事であれば、周りの人に堂々と自分のやりたい事を言えません。 だから協力も得られず、 発展もしません。
「周りから認められ良い評価を受ける立派な事」「生産性のあること」を基準に探そうとすると、 自分の喜びや満足のための「やりたいこと」でなくなってしまいます。
「しなくてはならないこと」に苦しみ、延々と「別のなにか」を探し続けることになります。
「結果を出さなければいけない」という基準の場合
4つ目は、「結果を出さなければいけない」という基準で、「やりたいこと探し」をしている 場合です。
「何か結果を出さなければいけない」という基準で探すと、「これをやってみたところで、 どうなる?」という考えを巡らす事ばかりに終始します。 なので、妄想ばかりで行動を妨げ、 余計に見つからないという悪循環になるのです。
確かに、様々なリスクを想定することも大事なことではあると思います。 けれど、やりたい事の選択肢はたくさんあるのに、頭の中で「やってみたところで、どうなる?」と結果を考えるばかりでは、何も行動出来ず、妄想で完結してしまいます。
どんな結果になるのかという事は、実際にやってみてみないと分かりませんよね。 どんなに人が上手くいった成功例ばかり眺めていても、あなたが同じように「本当にやりたい事だ」と感じられるかどうかも分かりません。
その逆も言えます。人がなんら興味を示さないような事であっても、実際やってみれば あなたにとって、最高の出会いになるかもしれません。
結果を頭の中でシミュレーションするよりも、実際にやってみて自分の内側に どんな感情が湧き出てくるのか? これしか上手くいく結果になるかどうかを図る基準はありません。
思考ばかりで探していると、「本当に自分のやりたいこと」を逃すことになりますよ。
「好き×得意×価値観」の3ステップで、「やりたいこと探し」を終わらせる方法

延々と続く「自分のやりたいこと探し」の出口がナカナカ見つからない原因に 気付けることは出来ましたか?
では、どうすれば、「自分のやりたいこと探し」の迷走から抜け出す事が出来るのでしょうか?
それは、自分の中にすでにある3つの要素を深掘りし「本当の自分」を明確にする事です。
・自分の好きな ・自分の得意な事 ・自分の価値観 これら3つの要素を重なって満たしているものが、本当の自分のやりたい事に繋がるのです。
(上の図の★に当たる部分)
なので、それらの要素を深掘りする3つのステップで、「本当の自分」を明確にしていきましょう。 そして、出口の見えない「やりたいこと探し」に終止符を打ちましょう。
ステップ1)自分の「好き」を明らかにする
まずステップ1は、自分の「好き」を明らかにする事です。
自分が「好き」という感情が使えるあらゆるものをリストアップしましょう。
・あなたがよく買う本の分野 ・あなたがよく観るテレビや動画の分野 ・あなたがお金が掛けて手に入れたモノや分野 ・あなたが興味のある事 ・ワクワクする事 ・過去に夢中になった事 ・大好きな人 ・憧れる人(どんな所が好き・憧れるのか?) など、
過去の体験や現在の日常の全ての行動の中から、あなたが「好き」「面白い」「楽しい」という 感情を使える事を、とことん書き出してみましょう。
ステップ2)自分の「得意」を明らかにする
ステップ2は、自分の「得意」を明らかにする事です。
人より、少しでも優れていると感じられる「得意」をリストアップしましょう。
得意というのは、そんなに努力しなくても、簡単に上手く出来る事です。 だから、自分では「得意」だと案外気づけていないものだったりします。 人に言われたり、褒められて初めて、「得意なのかも・・」と気付けたりします。
なので、過去に褒められた記憶を辿ったり、周りの人や子供の頃の知人・友人に聞いてみるのも 良いですね。
また、人がやっているのを見て、「自分ならもっとこうするのに」とか「私がやった方が早い、 上手く出来るのに」とイライラや物足りなさを感じるものは、あなたが得意なことだから、 そう感じるのです。
得意なことは、人から見て大変そうな事でも、自分にとっては、さほど苦痛にも感じず、 疲れ知らずで楽しんで没頭できる事だったりします。
自分だから出来る事、途中で諦めず没頭できる事はありませんか?
全ての事は、一人で成り立ってはいません。必ず、アイディアを出す人、書く人、まとめる人、 形に創る人、説明する人、広める人・・・など、それぞれの得意分野を持ち寄るおかげで 成り立っています。
だから、必ずそれは誰かの役に立っている事になるのです。
子どもの頃友達と遊んでいて、その遊びの中でも、あなたが得意な役割があったはずです。 話の聞き役・人に指示を出す役・人の機嫌の変化に気付ける役・まとめる役・笑わせる役・ 面白い新しいルールを見つける役など、どんな些細なことでも、「そういえば!」という あなたの「得意」を書き出していきましょう。
ステップ3)自分の「価値観」を明らかにする
そしてステップ3は、自分の「価値観」を明らかにする事です。
価値観とは、自分の人生の優先順位です。
・自分はどんな人間でありたいのか? ・人生においてどんな生き方をしたいのか? ・何を大事にしているのか?
「これだけは人に譲れない、自分の中で一番大事にしている」物事や信条・信念です。
家族・子育て・健康・美容・仕事・住まい・ファッションなど、あらゆる日常の分野の中でも、 こだわりを持って大事にしている物事があるはずです。
それには、「こうするために、こうなるために私は頑張っている」と、自分なりの持論がある はずです。
自分が大切な人に助言をするとしたら、「これだけは絶対に伝えたい事」を考えてみるといい ですよ。
あと、もしあなたのお墓に、「あなたは〇〇〇〇な人でした」と刻印されるとしたら、 どんな人であったと刻まれる生き方をしたいのか? そんな視点から考えてみるのもいいですね。
たくさん書き出せたら、その中から優先順位の高いものから3つに絞ると良いですよ。
まとめ
今回は、「自分のやりたいこと」探しに迷走してしまう理由を、いくつか挙げていきました。
そして、そんな「やりたいこと探し」の迷走から抜け出す方法として、
・自分の好きな事 ・自分の得意な事 ・自分の価値観 を深掘りし、
「本当の自分」を明確にする方法をお伝えしました。
私たちは、「自分のやりたいこと探し」をする時、知らず知らずのうちに、 本当の自分は横に置いて、上手くいきそうな正解ばかり求めてしまいます。 そして「こうでなくてはいけない」という世間的な常識を基準に探そうとするから、 ナカナカ見つからず迷走してしまいます。
「やりたいこと探し」から抜け出すには、自分の中にすでにある3つの要素を深掘りし、 「本当の自分」を明確にする事です。
そうする事で、おのずと、自分のやりたい事や分野が見えてくるはずです。
あなたが「やりたいこと探し」から解放され、本当に情熱を注ぎ心躍るような「やりたいこと」に 気付けることを応援していますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます💖