こんにちは。
自分軸カウンセラー よしみです。
「自己肯定感を上げたいのに、気づくとまた自己否定してしまう…」
そんな経験はありませんか?
普段は元気に頑張れているのに、ふとした瞬間に「どうせ私なんて」とネガティブに傾いてしまう。
やる気が途切れて、心がズーンと沈んでしまう。
そして、そんな自分を責めてしまう…。
実は、これってあなただけじゃなく、誰にでも起こる自然な心の働きなんです。
大事なのは「自己否定をゼロにすること」ではなく、落ち込んでもすぐに本来の自分に戻る方法を持っていること。
そこで、今回の記事では、
●なぜ一時的に自己否定に陥ってしまうのか
●自己肯定感を上げるために知っておきたい仕組み
●ネガティブから最短で抜け出す“秘密の方法”
●自己肯定感を育てる日常習慣
を分かりやすく解説します。
読み終える頃には「大丈夫、自分に戻ればいいだけなんだ」と安心して、また自然に前を向けるようになるはずです。
なぜ普段は元気なのに、ふと自己否定に陥ってしまうのか?
「昨日はあんなに調子よく動けたのに、急にやる気がなくなる」
「なんでこんなことで落ち込んでるんだろう」
そんな風に、自分でも不思議になることはありませんか?
その理由は、あなたが弱いからでも、努力が足りないからでもありません。
人間が持っている「心のクセ」が関係しているんです。
人は誰でも「ネガティブバイアス」を持っている
私たちの脳は、ポジティブなことよりもネガティブなことを強く覚えるようにできています。
これは「危険から身を守るため」の本能的な仕組み。
古代人類からDNAの一部として人間なら誰しもが引き継がれているものなんです。
だから、ちょっとした失敗や人の何気ない一言でも、また同じようなことを繰り返さないように頭の中で「回避するための言葉」が大きくふくらんでしまうんです。
「なんであんなこと言っちゃったんだろう」
「もう失敗するのが怖い」
「また上手くいかなかったらどうしよう」
「私ってダメだな」
そんな思考が繰り返されるのは、脳の仕組みのせい。
あなただけではないってことです。
現に、成功者や一見自己肯定感の高そうに見える人であっても、「ネガティブバイアス」は当たり前に働いている本能的な仕組みなのです。
やる気が途切れるのは心がSOSを出しているサイン
「なんだかやる気が出ない」「気持ちが重たい」
これは、心や体が「ちょっと休ませて」と言っているサインです。
頑張り屋さんほど、このSOSに気づかず走り続けてしまいます。
いえ、気付いていても頑張ろうとします。
その結果、エネルギー切れを起こして「自己否定」という形で心がブレーキをかけてしまうんです。
自己否定は、実は「無理をしすぎているよ」という心のアラート。
そう考えると、「今は充電が必要なんだ」と優しく受け止められますよね。
「自己否定のクセ」が顔を出す瞬間とは?
誰にでも、自分を否定に向いてしまう“スイッチ”があります。
例えば──
●SNSで人と比べた時
●職場でちょっとしたミスをした時
●人に嫌なことを言われたりされた時
●体調がひどく疲れている時
そんな時に、心の中の「自己否定スイッチ」がカチッと入りやすくなります。
つまり、自己否定は「心のクセ」であって、あなたの本質ではありません。
だからこそ、そのクセを知っておけば、抜け出す方法を見つけやすくなるんです。
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自己肯定感を上げるには?まず知っておきたい仕組み
自己否定に陥ったとき、多くの人は「もっと頑張らなきゃ」と自分を追い込んでしまいます。
でも、実はそれが逆効果になって、ますます自己肯定感を下げてしまうこともあるんです。
ここでは「なぜ自己肯定感が低くなるのか」「上げるために避けたいこと」「土台になる考え方」について見ていきましょう。
「自分を責める脳の働き」を理解する
私たちの脳には「ミスや失敗を強く覚えてしまう」性質があります。
先ほども言った通り、古代人類の性質として、古代の生活環境には、一日一日が「今日をいかにして生き延びるか」という危険にさらされることが多かったので、「命を守る」という事に対してのDNAの名残として、人はミスや失敗に対してとても強く記憶されるように出来ています。
たとえば、10個のうち9個うまくいったのに、1個の失敗だけが頭に残る。
これが「自己否定のループ」をつくる大きな原因です。
だからこそ、自己肯定感を上げるには「自分を責める脳のクセ」に気づくことが第一歩。
「今の落ち込みは脳の仕組みのせい」と分かるだけでも、心はぐっと軽くなります。
自己肯定感が低い時にやってはいけないこと
自己肯定感が下がっているときにやりがちなのが──
●SNSで人と比べる
●「もっと努力しなきゃ」と無理をする
●落ち込んだ自分を責める
これらはすべて逆効果。
気持ちを立て直すどころか、さらに自己否定を強めてしまいます。
大切なのは「落ち込んでもいい」と受け入れること。
ネガティブな気持ちを否定せず、「今は充電の時期」と思えれば、回復はずっと早くなるんです。
自己肯定感を高める土台は「自分軸」にある
自己肯定感を上げたいとき、多くの人は「他人に認められること」で満たそうとします。
でも、それは一時的な安心感にしかなりません。
本当に大切なのは「自分が自分を認められるかどうか」。
つまり、自分軸に立って「これが私の選んだこと」と思える状態を作ることです。
人の評価に振り回されず、自分の価値基準を大切にできるようになったとき、自己肯定感は自然に育っていきます。
ただし、多くの人がこの「自分軸」にたどり着けないのは、心の奥にある インナーチャイルドの傷 や、無意識に作り上げた メンタルブロック が邪魔をしているからです。
「どうせ認められない」「私はダメ」という思い込みは、子どもの頃の体験から深く根を張っていることがあります。
だからこそ、まずはインナーチャイルドを癒し、その傷に「もう大丈夫」と寄り添うこと。
さらに「失敗してもいい」「私は価値がある」といった新しい思考でブロックを外していくことで、心のパイプがスルッと通り、自分軸が整っていきます。
その結果、土台から自己肯定感が安定して高まるのです。
一時的な自己否定から抜け出す“秘密の方法”
「落ち込んだ時にどうしたらいいのか分からない」
そんな時に役立つのが、すぐに試せる小さな方法です。
ここでは、自己否定のループからサッと抜け出し、最短で本来の自分に戻れる“秘密の方法”をお伝えします。
どれも特別な道具や場所はいりません。
思い立った時にできるからこそ効果的なんです。
ふと自己否定に陥るとき、それは「魂が本来の自分を思い出して!」と合図を送っているサインです。
ネガティブは決して敵ではなく、エネルギーの流れを整えたり「本当はあなたはどうしたいの?」と軌道修正をするために一時的に現れるもの。
ここでは、自己否定のループから抜け出し、波動を整えて“本来の自分”に戻れる秘密の方法をお伝えします。
秘密の方法1)感情を言葉にしてノートに吐き出す
まず1つ目の自分軸に戻れる秘密方法は、感情を言葉にしてノートに吐き出すことです。
頭の中でグルグル考えていると、気持ちはどんどん膨らんでしまいます。
そんな時は、ノートに落ち込んだ原因の事実と感じた感情をありのまま書き出してみましょう。
●「今日は仕事でミスして悔しくて情けなくて落ち込んだ、ムシャクシャが収まらない」
●「結婚している友人と比べてしまって孤独で焦る気持ちに乱れた、くやしぃ~~」
ポイントは、ただ吐き出すだけで、決してその感情が「悪」だと決めつけないこと。
あくまでも自分の心に寄り添い「私は今こんな気持ちなんだ」と客観的に見るようにしましょう。
気持ちを可視化することが、自己否定から抜け出す第一歩です。
ネガティブ感情を抱え込むと、心のエネルギーが滞ってしまいます。
ノートに「今の気持ち」をそのまま書き出すことで、滞っていた波動が外に解放されます。
「私は今、責められているように感じて苦しい。本当は安心したいと思っている」「自信を持ってやりたい」
このように、どうなりたいのか?ということも書き出すことで、魂の声とつながりやすくなり、「あ、私は安心を望んでいるんだ」「仕事でもっと認められたいと頑張ってるんだな」本音や本当の望みに気づけるようになります。
すると、不思議と意識は、ネガティブな感情よりも、その本音の望みの方に向きを変えるので、気分も変わっていきます。
秘密の方法2)体を動かして「思考のループ」を断ち切る
2つ目の方法は、体を動かして「思考のループ」を断ち切ることです。
自己否定に陥ったときは、頭で考えすぎていることが多いもの。
そんな時こそ体を動かすのが一番です。
●散歩に出る
●軽くストレッチをする
●音楽に合わせて体を揺らす
ほんの数分でも、体を動かすと気持ちの流れが変わり、頭の中のネガティブな声が小さくなっていきます。
自己否定は、エネルギーが頭の中にこもって動かなくなった状態でもあります。
散歩・ストレッチ・ダンスなど、体を動かすことでエネルギーが循環し、ネガティブな波動が自然に軽くなります。
ポイントは「楽しむように動く」こと。
体を揺らすだけでも、魂は「安心して大丈夫」とサインを送ってくれます。
心と体は繋がっていますので、体を緩めると心も緩んでいきますよ。
秘密の方法3)呼吸・瞑想で宇宙エネルギーとつながる
3つ目の方法は、呼吸・瞑想で宇宙エネルギーとつながることです。
深呼吸は心のリセットボタン。
「吸うときは新しいエネルギーが体の隅々まで行き届くようなイメージで」
「吐くときはネガティブな感情を他の不要な塊と一緒に全部吐き出してしまうイメージで」
そう意識して呼吸だけに集中すると、心が自然に整っていきます。
静かに目を閉じて数分間だけでも、呼吸に集中するだけで自己否定のモードから抜け出せます。
深呼吸は、自分と宇宙をつなぐパイプを浄化してくれるようなもの。
吸うときに「光のエネルギーが体に入る」とイメージし、吐くときに「不要な感情や思考を外に吐き出す」ことを意識しましょう。
数分間だけでも、波動が整い「本来の私」に戻る感覚を得られます。
これは魂とつながり直す、シンプルで強力な方法です。
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秘密の方法4)「できている自分」に意識を向ける
4つ目の方法は、「できている自分」に意識を向けることです。
自己否定に陥っている時は「できないこと」ばかりに焦点が当たっている状態です。
そこで意識を「できていること」に戻すと、波動が一気に上がります。
●「今日もご飯を食べられた」
●「今日も働ける仕事がある」
●「今日も自分の体で動けた」
これらはすべて魂が「ちゃんと生きているよ」と教えてくれている証。
小さな自分のために“できたこと”を見つけるたびに、心は本来の明るさを取り戻していきます。
反省するというのと「自己否定」は次元が違います。
反省は改善点の事実だけを認め次に活かせば良いことです。
必要以上なネガティブな感情を膨らませていくことは、自分を傷つけることになるので、さっさと「こんな事もあんな事もできてるじゃん!私」に意識を向けてみましょうね。
秘密の方法5)ネガティブな自己暗示をゆるめる
5つ目の方法は、ネガティブな自己暗示を緩めることです。
自己肯定感を下げてしまう大きな原因のひとつが、心の奥にある ネガティブな自己暗示の発動です。
「どうせ私はできない」「また嫌われるに違いない」といった癖になっている自己暗示の言葉(思い癖)が、無意識のうちに何度も潜在意識へ刷り込まれていきます。
そのことによって、「私はこういう人間だ」というセルフイメージを作り上げてしまいます。
こうした自己暗示の背景には、子どもの頃に感じた インナーチャイルドの傷 が潜んでいることも多いんです。
親や先生に認めてもらえなかった経験、失敗して責められた体験が、「私はダメ」「どうせ私は認められない」という思い癖=メンタルブロック を作り出してしまいます。
ポイントは、このネガティブを「消そう」とするのではなく「ゆるめる」こと。
無理に「私はできる!」と鼓舞したり戒めたりする言葉で上書きをしようとすると、心の奥で「でも本当は…」と反発が強まってしまいます。
ふと「どうせ私なんて…」と思った瞬間に、その言葉を「別にいいんじゃない」「まあいっか~」に変えてみましょう。
これは自己暗示ではなく、エネルギーを切り替える“言霊の魔法”だと思って。
あなたから、フッと思わず笑みがこぼれるような言葉だと最高です。
自分への言葉を変えると、心の波がスッと静まり、前向きな流れに戻れます。
その過程で、インナーチャイルドに「もう大丈夫だよ」と声をかけるように寄り添ったり、
「このブロックは昔の出来事が作ったものだから、今の私にはもう必要ない」と手放してみることも大切です。
すると、心に少しずつ余白が生まれ、「やってみてもいいかも」「意外とできるかもしれない」と新しい可能性に目を向けられるようになります。
この小さな変化の積み重ねが、自己肯定感を自然に引き上げ、自分軸を整えていく力になるのです。
自己肯定感とは、「私は特別で凄い人間」というような自信満々の自分を表すものではなく、「なんとなく出来る気がする」というような良い方向への可能性を根拠なく感じる感覚です。
ここだけは、勘違いせず、ネガティブに感じる自分を「悪」「汚点」だと決めつけないであげて下さいね。
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まとめ
今回は、「自己否定に陥る理由」や「本来の自分に戻るための魔法の自分軸実践法」を紹介しました。
どんなに前向きな人でも、ふと落ち込む瞬間はあります。
でも、それはあなたが弱いからではなく、「心が少し休みたい」と伝えているだけ。
今回お伝えした実践方法をやってみて、またいつもの自分や日常に戻り「なんだ、大丈夫だった」と思える体験を積むことが大事です。
その「大丈夫だった」という事実をどんどん潜在意識に刷り込んでいくと、自己肯定感を育てる栄養になります。
ポイントは、自分を戒めたり正そうとしないこと。
ネガティブに向かっている意識を緩める、意識の向きを外す、これだけでオッケーです。
それで気分が変わった体験をどんどん積んでいって下さいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます💖