こんにちは。
自分軸カウンセラー よしみです。
「自分軸」ってよく耳にしますよね。
でも、実際には「自分軸」って何なのでしょう?
そして、自分らしく生きる上で、自分軸がなぜそんなに大切なのでしょうか?
そこで今回は、「自分軸」をもっと身近で分かりやすい言葉に言い換えてみます。
そうすることで、人生や幸せな生き方に、いかに自分軸が不可欠であるかが腑に落とせ、自分だけの軸を見つけるヒントとなることでしょう。
読んでいるうちに、「あ、これが私の自分軸かも!」という発見があるかもしれませんよ。
楽しみですね♪
自分軸とは?こんな風に言い換えてみては?
「自分軸」とは、実際には何を意味しているのでしょうか?
簡単に言えば、自分軸とは「自分の中心となる考え方や価値観」のことです。
つまり、あなたがどんな時でも一番大切にしたいと思う「核」となる部分の事です。
でも、それだけ聞いてもまだちょっと分かりづらいですよね。
そこで、日常の分かりやすい言葉に言い換えて、自分軸への理解をもう少し深めていきましょう。
自分が大切にしていること
「自分軸」を「自分が大切にしていること」と言い換えてみてはどうでしょうか?
「自分が大切にしていること」を振り返ることは、自分軸を知る第一歩にもなります。
あなたがいかなる時でも、基本大切にしていることはなにか?
周りの人の意見は別として、あなたにとっては大切にする価値があると感じているもの、
このためだったら、少々の時間・お金・労力が無駄になったとしても注ぐ価値があると感じているものです。
たとえば、仕事、家族との時間、正直であること、自由、自分磨き、健康など、人によって様々だと思います。
何をさしおいても大切だ、優先したいと感じるものが、軸としてあなたの行動や決断の土台・指針となります。
自分がどうなりたいのか
次に、「自分がどうなりたいのか」と、言い換えてみてはどうでしょうか?
人は大抵、自分にとって不足・不満に感じる事や過去に意識を向けがちです。
それでは、将来を考える時でさえ、不安なことでいっぱいになって、「自分に何が出来るのだろう」「自分は何のために生まれて来たんだろう」と心に整理がつかなくなってしまいます。
なので、きっぱりと意識を方向転換させて、「一体自分がどうなりたいのか」を考えることで、自分の目指す方向性が見えてきます。
これは、あなたが理想とする自己像や、達成したい夢を意味します。
自分がどうなりたいかを知ることは、日々の選択を正しく導く羅針盤となり、自分軸を強化します。
自分が幸せに感じられること
次に、「自分が幸せに感じられること」と言い換えてみてはどうでしょうか?
損得や生産性、合理性など度返しして、あなたが素直に幸せを感じる瞬間は、どんな時?
何をしている時?
そこには、自分軸を深く理解するヒントが隠されています。
これは、あなたが本当は何に心から喜びを感じられるのかを探ることです。
趣味、旅行、読書、友人や周りの人との関わりなど、その中でも、特にどういう時に幸せや嬉しさが込み上げてくるのか?何があなたを幸せに感じさせるのか?
これらの瞬間を通じて、自分の本質に気づき、その幸せや喜びを感じられる自分軸ある生き方に目覚めることができます。
好き・興味があること
最後に、あなたにとって、「好き・興味があること」と言い換えてみてはどうでしょうか?
これらは、とても単純な表現ではありますが、あなたの心が無理なく自然と向かう方向を示しています。
例えば、嫌いで苦手な教科の勉強は、時間を長く感じたりただただ退屈に思えるでしょう。
けれど、自分が好きで興味がある教科であれば、あっという間に時間が過ぎ、もっと続けていたくなったり、もっと知りたくなりますよね。
このように、「好き・興味があること」なら、無理なく探求することができます。
その探求心が、生き生きとした充実した日々を与え、自分が進みたい道ややってみたいことをさらに明確にしてくれます。
逆に言い換えると発見できる新たな視点
自分軸を探求することは、自分の好きなこと、大切にしていることを振り返るだけでは終わりません。
時には、物事を逆の角度から見てみることで、自分の本当の価値観や願望が浮き彫りになることがあります。
ここでは、自分軸を「逆に言い換える」というテクニックを使って、あなたが普段意識していないかもしれない自分の一面や、隠れた価値観を探ってみましょう。
準備はいいですか? 新たな発見があなたを待っていますよ。
なりたくない自分
先ほどのように「なりたい自分」を考えることも大切ですが、
「なりたくない自分」を考えることで、自分の価値観がはっきりと見えてくることがあります。
1年後・・・3年後・・・10年後・・・
絶対あなたがなっていたくない姿はなんでしょう?
怠け者、不健康、孤独、無気力など、あなたが避けたいと思う特性をリストアップしてみましょう。
これらは、あなたが本当に大切にしていることの反対側にあるものです。
この過程を通じて、自分の内面に深く潜り、真の自分軸を発見する手がかりになりますよ。
嫌だと感じること
次に、あなたが「嫌だとかんじること」に焦点を当ててみましょう。
これは、あなたが受け入れがたい状況や行動、価値観を指します。
人混みが苦手、不正や不公平を許せない、毎日お決まりのルーティーン、といったことから、自分が何に価値を置き、何を避けたいと思っているのかが見えてきます。
この洞察は、自分の真の軸を見つけるのに役立ちます。
つまらないと感じること
あなたが「つまらないと感じること」を振り返ることも、自分軸を見つける上でとても有効です。
つまらないと感じる行動や話題は、あなたが無理に情熱を注ぐ必要がないものを示しています。
この反応は、逆に、あなたが本当に情熱を注ぎたいこと、生きがいとなることを見つけるための反対側の指標となります。
つまり、自分の心が本当に求めているものを見つけるヒントになるのです。
苦手・不得意と感じること
あなたが「苦手・不得意と感じること」に目を向けるのも、自己理解を深める貴重な過程です。
私たちは、学校教育で、苦手や不得意を克服することは、素晴らしいことだと刷り込まれてきています。
なので、大人になってからも、敢えて苦手や不得意なことを、努力や根性で乗り越えようとします。その先にこそ、報いや幸せが待っていると神話を信じています。
でも、本当にそうでしょうか?
自分にムチを打ち、嫌々努力をし、我慢に我慢を重ねる生き方が、果たして、本当に幸せな人生と言えるでしょうか?
単なる結果オーライです。
「私は苦労の連続の人生でした」「人生は忍耐です」なんて、年をとってから人生観を語るよりも、「楽しい人生だった」「充実した人生だった」「人生は私のためにある!」なんて言えた方が、本当の幸せを実感できた人生だと思いませんか。
なので、苦手・不得意、あるいは、自分の弱点や欠点を「悪」と思わず、素直に受け入れ、そう感じないことの方をジャンジャン自分の人生に取り入れれば良いのです。
じゃあ、自分にとって苦痛を感じずもっと頑張りたいことは何?伸ばしたいことは何?と、見つけることが出来ると、本当の意味で自分らしく楽に生きられるようになります。
自分軸と幸せな生き方
これまでの章では、自分軸をさまざまな角度から探求してきました。
自分が最優先に大切にするもの、目指す姿、そして逆の視点から自分を見つめ直すことで、「自分」というものへの理解が進んだことと思います。
では、ここからは、明らかになった「本当の自分」「自分軸」が、どのようにして幸せな生き方に結びつくのかを見ていきましょう。
自分軸は、より満たされた毎日や人生を送るための鍵となります。
それでは、「本当の自分」を軸にした幸せな生き方への道筋を探っていきましょう。
自分軸が幸せに与える影響
自分軸を持つことが、どのようにして幸せに直結するのでしょうか?
自分軸が明確になると、自分の価値観や信念に基づいて意思決定ができ、あらゆる人生の選択において迷いが少なくなります。
これは、日々の小さな選択から、人生を左右する大きな決断に至るまで、自分に自信を持って進むことができるということです。
また、自分の軸がしっかりしていると、周りの意見や流れに左右されず、自分自身の価値観を守り抜くことができます。
これは、「これが私だ!」という自尊心の向上、余計なネガティブな発想やストレスの軽減につながり、結果として、堂々と自分の思う道を進み、充実感や満足、幸福感を得られることに繋がります。
幸せな生き方を見つけるためのヒント
では、自分軸を基にした幸せな生き方を見つけるためには、どうすれば良いのでしょうか?
まずは、明らかになった自分の価値観や信念が、すでに今、実際に日々の生活の中で貫けているのか? 守られているのか?を見つめ直してみましょう。
趣味や余暇時間、家族との時間、人間関係など、本当に心から楽しめ、幸福感や満足感を得られているでしょうか?
意外に、失いたくないものや、何か不足に感じていることばかりに必死になって、本当に最優先にしたいことを後回しにしている自分に気付けますよ。
このように、ゆっくりと時間を取って、現状の自分や内面、感情や思考に耳を傾けることで、自分軸を取り戻し、自分らしい幸せを追求することができます。
自分軸を大切にしながら、柔軟性を持って新しいことに挑戦することも、幸せへの道を広げます。
自分軸ある生き方に挑戦!
自分軸を明確にし、それを基に幸せな生き方を築くことは、一朝一夕にはいかないものです。
それはまるで、未知の地図に自分だけのルートを描くようなものですから。
なので、「一体何からどう手を付けて良いのか分からない」といった自分探しのループにハマってしまうことのないように、自分軸ある生き方に挑戦するための具体的なステップをお伝えしておきましょう。
自分の内なる声に耳を傾け、自分だけのコンパスを見つける方法から、ネガティブな感情や過去の束縛から解放される方法まで、自分軸をしっかりと築き上げるためのヒントをご紹介します。
ステップ1)自分の本音に耳を傾ける
まず、ステップ1は、自分の本音に耳を傾けることです。
自分の内側にある声(本音)に耳を傾けることは、自分軸を見つける上で最も基本的なステップです。
しかし、忙しい日常では自分の内なる声をじっくり聞くことが難しいのが現状です。
だからといって、そのまま忙しくしていたのでは、何も現状は変わりません。
なので、ただ、ボ~ッと過ごすだけの時間や静かな散歩を取り入れたり、心の声に集中する時間を作ることから始めましょう。
自分の感情や思いが浮かんでくるのをただ静かに観察することで、自分自身の本当の願いや大切にしたいことが見えてきます。
ここで1つポイントとなることは、自分から湧き出てくる思考や感情を打ち消さないこと。
「良い・悪い」とジャッジして、引っ込めないことです。
例えそれが、常識の枠を超えた少々無謀なことであろうと、「人間としてその考え方はどうなんだろう?」と思うようなことでも、なんの生産性のないことであろうとも、まずは、「そう思うんだから」と、そのままの本音を一旦受け入れましょう。
その思考や感情に素直に寄り添ってあげましょう。
「だからどうなんだ?」と正解や結果を急がず、まず自分の素直な本音を感じ取れるようになることです。
必ずそこから、自分が本当に進みたい未来が見えてきますから。
ステップ2)心のコンパスを見つける
ステップ2は、心のコンパスを見つけることです。
自分だけの心のコンパスです。
自分だけの心のコンパスを見つけるには、自分の価値観や特性を明確にすることが重要です。
そのためには、自分が憧れるような人の生き方や考え方に触れることも1つの方法です。
また、自分が過去に直面した困難や挑戦から学んだ「良い教訓・悪い教訓」を振り返り、それらから「自分に出来る事」「自分には不向きな事」「自分が本当に幸せを感じる事や行動」などが見えてくると思います。
それは、あなたが茨の道を避け、最短ルートで幸せな人生へと歩むためのコンパスとなります。
自分の価値観や特性を熟知しておくことは、自分だけの自分しか歩めない道しるべを見つけることになります。
ステップ3)ネガティブから自分を解放する
ステップ3は、ネガティブから自分を解放することです。
「自分はこう生きよう!」とコンパスが定まっても、必ず、「本当に上手くいくのか?」「どうせまた失敗するんじゃないか?」「こんな困難が待っているかもよ」というネガティブな思考が浮上してきて、行く手を阻むことがあります。
それらの原因は、過去に経験したネガティブな感情や、自分を縛り付けている「こうでなきゃいけない」という古い信念によるものです。
ここから自分を自由にしてやらないと、まだ起こってもいない未来への心配・不安に縛られて、なにも挑戦できなくなってしまいます。
これには、「インナーチャイルドを癒す」実践や、「ブロック解除」「自分を許す」ワークなどが有効です。
自分自身や他人を許し、不要な感情や過去を手放すことで、自分が進みたい道へ進む許可を出せ、堂々と未来に向かってポジティブなエネルギーを存分に注ぐことができるようになるからです。
また、ネガティブを手放し、自分に対する優しさや自愛を持つことで、自己否定のサイクルから抜け出し、自分軸を固めるための内面の強さを育てることができます。
自分軸を言い換えてみて開ける未来
今回、「自分軸」を別の表現に言い換えて自己を探求する方法を挙げてきました。
最後に、自分軸を明確に持つことがどのように未来を変え、新たな自分や人生を切り拓くことになるのかをお話ししておこうと思います。
自分軸を軸にした未来への扉を開くためのヒントを見ていきましょう。
新たな自己発見
自分軸を明確にすることは、自己発見の旅そのものです。
自分の価値観や信念がはっきりとしてくると、それまで気づかなかった自分の特性や、新しい興味や情熱を発見することがあります。
私たちは、日常の忙しさや、目先の問題や悩みに囚われ、一番大切な「自分の思い」をスルーしていることが多いです。
そして、少し余裕が出てくる50代以降になって、「自分の人生、このままで良いのか?」「どう生きると良いのだ?」と、自分のことが分からなくなる「アラフィフ クライシス」という自分探しの壁にぶち当たることが、少なくありません。
そこで、今回お伝えしている様々な方法を通じて、自分の潜在能力や可能性を再発見することで、これまで以上の馬力と自信を持って新しい挑戦に臨むことができるようになります。
自分自身への理解が深まることで、もう、あなたを努力や根性・我慢で縛ることなく、あなたが生きたい方向へ、あなたが叶えたいことを叶えながら、人生を豊かで彩りあるものに創っていくことができるでしょう。
充実した人生の確立
自分軸を基に生きることは、より充実した人生への道を開きます。
自分の好きな事、やりたい事、大切にしたい事に基づいて選択を行うことで、日常の全てが、意味深く充実したものに変わり、「これこそが、私の生き方、人生だ!」と、満足感や喜びを感じることが増えていきます。
また、自分軸がしっかりしていることで、少々の困難があろうと、苦痛なく乗り越え、それを更なる糧とし、人生の主導権をしっかりと自分が握り、本当に叶えたい理想の人生を歩んでいくことができるようになります。
まとめ
今回は、「自分軸」って何なのか?
もっと身近で分かりやすい言葉に言い換えることによって、より明確な自分軸を見つけ出せる方法について、お話しをしました。
そうすることで、自己理解が深まり、また違った自分を発見することもできたのではないでしょうか。
ただ自分軸を見つけるだけではなく、それを実際に生活の中で活かすことで、未来をいかようにも自分らしいものに変えていくことができます。
合理的な人生や結果や正解を探し求めるのではなく、色々なアプローチを試しながら、本当の自分を知り、自分軸の探求を楽しむことも、また人生に大きな意義と彩りを与えることになります。
最後までお読みいただき、ありがとうございます💖