自分軸がないと、自分らしい生き方が出来ないので、不幸ではないのだけれど、何か満たされない虚無感や焦りなど、常に周りの言動やネガティブな感情に振り回されますよね。
なぜ自分軸で生きないと幸せになれないのか?
なぜ自分軸で生きると幸せになれるのか?
その辺りの事について、お話をしていきましょう。
こんにちは。
ブレない自分らしい生き方を確立し、
思い通りのワクワク人生創造をサポートする
自分軸カウンセラー よしみです。
自分は決して不幸ではないのだけれど、時に、テレビや身近なところで、自分らしく幸せいっぱいに生きている人を見ると、
なぜか自分の生き方に不足や不安を感じてしまう事ってありますよね。
「私の人生はこれでいいのだろうか?」 「もっと別に私らしい生き方があるんじゃないだろうか?」って迷いが生じたり、
心の底から「私は本当に幸せだ~」って感じられなくなってしまう。
仕事や家事で忙しいばかりで、 なぜか「幸せだ」ってウキウキするような満たされた感覚にはなれず、
逆に何かが足りないような悶々とした思いに覆われて、自分への自信すら失くしてしまう。
「もしかして、私は本当の幸せをまだ知らないのかも・・・」なんて、意味も無くため息が出ちゃう事ってありますよね。
自分は不幸ではないし、むしろ仕事や家族・健康にも恵まれているにも関わらず、
どうして「自分の幸せ」を十分に感じられなかったり、
生き方や人生に迷いや不足感が生じてしまうのでしょうか?
これは、「自分軸」という本当の自分の在り方から外れてしまっているからです。
あるいは、明確な自分軸をつくれていないからです。
目の前の事を一生懸命やっていたとしても、場当たり的に「他者」に合わせた生き方を基準にしたり優先してしまって、
「自分は本当にどうしたいのか?」という「自分軸からのサイン(本音の感情)」を無視してしまっているからです。
この自分軸でない生き方を当たり前に長年続けていると、自分が一向に満たされないという状態を生んでしまい、自分が望むような幸せから遠ざかってしまうのです。
そこで今回は、 なぜ自分軸で生きないと幸せになれないのか?
そして、自分軸で生きるとどうして幸せになれるのか?
その理由を比較してお話ししていきたいと思います。
この記事は動画でもご覧いただけます。
なぜ、自分軸で生きないと幸せになれないのか?
あなたは、「自分軸で生きないと幸せになれない」と聞いて、なぜ?と疑問に思っているかもしれませんね。
そこでまずは、なぜ、自分軸で生きないと幸せになれないのか?
その理由についてお伝えしていこうと思います。
そして、自分軸で生きないと、幸せから遠ざかってしまう5つのパターンについてもお伝えしていきます。
あなたがもし、1つでも該当しているパターンがあれば、
それは自分軸から外れてしまっている生き方なのかもしれません。
あるいは、明確な自分軸が定まっていないのかもしれません。
ぜひ、現状のご自分と照らし合わせて、 自分軸ある生き方へとシフトチェンジしていっていただけたらと思います。
自分軸がない生き方をすると幸せになれない理由
それでは、自分軸でない生き方をすると幸せになれない理由について、まずはお伝えしていきましょう。
それは、自分の本音の感情よりも、 「損か得か」「メリット・デメリット」「人からの意見や評価」」を優先した思考で判断・行動をしてしまうので、様々な「葛藤」が生まれ苦しむことになるからです。
どういうことかというと、 「本当は自分がどうしたいのか?」「どうなる事に幸せや喜びを感じられるのか?」というしっくり感じられる本音の感情を置いてけぼりにして、
「もっと~すべきだ」「こうしなくてはいけない」「普通は~であるべきだ」という思い込みや、勝手な予測、周りの意見・常識など自分軸以外の思考で判断・行動していると、
「私は〇〇〇〇になりたいのに、現実は✖✖✖✖だ」 「私は〇〇〇〇を叶えたいのに、現実は✖✖✖✖な状態だ」という、 本当の望みからかけ離れた現実ばかりで、悶々とした葛藤が生じるのです。
さらに、その葛藤や✖✖✖✖な現実に不足や不満を感じ、何とかしなければということばかりに囚われ、せっかくの人生が、不足や不満を穴埋めするためだけの人生になってしまうのです。
その生き方は、どんどん自分にとっての本当の幸せからはかけ離れた方向に、仕方なく無理をして向かっていくことになり、ますます迷い悩み、葛藤も増幅されていきます。
このように自分軸以外のものを基準に考え行動することが当たり前の生き方になると、 様々な葛藤パターンが潜在意識に固定化、強化され、 同じような思い通りにならない現実を繰り返すようになります。
生活をするためのお金のためだけに、仕方なく好きでもない仕事で働かなければならなくなったり、本当にやりたいことを何一つする暇もお金もなく、ただ憧れ続けるだけの人生になります。
「まあ、人生なんてこんなもんだ」という諦め通りの人生になります。
「いつかきっと、時間ができれば・・・」
「定年後に・・・」
「子どもが巣立ったあかつきには・・・」
なんて思っていても、潜在意識が、「まあ、人生なんてこんなもんだ」と長年刷り込まれてしまっている以上、いざとなった時に、「本当の自分」「本当に自分が望むこと」「自分にとっての本当の幸せ」が一体何なのか分からなくなるんです。
これが、自分軸がない生き方だと幸せになれない理由です。
自分軸のない生き方から引き起こされる5つの葛藤パターン
では、自分軸のない生き方、自分軸から外れた生き方をしていると、どのような葛藤パターンを生んでしまうのか?
望む幸せから遠ざかってしまう葛藤パターンを見ていきましょう。
パターン1)常に迷ってしまう
まず1つ目は、常に迷ってしまうという葛藤パターンです。
自分軸で生きていないと、自分のしっくり出来る本当の感情よりも、周りの意見や顔色を優先に考え行動をするので、いつまでたっても自分がしっくり喜べる結果になりません。
常に周りに振り回され続け、本当の自分の思いとは違う現実に迷い悩むという葛藤パターンを続けることになります。
決めないといけない事柄が大きければ大きいほど、結果「やっぱり違った」「一体私はどうすればいいのだろう?」という迷い悩む葛藤パターンを強化していってしまうのです。
パターン2)一旦決めた事に苦しんでしまう
2つ目は、散々悩んで決めたことなのに、上手くいかず苦しむというパターンです。
自分軸で生きていないと、自分の本音の感情よりも、「損か得か」「それが正解かどうか」という 思考基準で判断するので、
一旦決めた事に対して上手くいかなければならない行動や結果に自分を縛り付けてしまいます。
「~にならないといけない」「~は避けないといけない」「~してはならない」「~するべきだ」 というふうに、自分で自分を一定の枠に追い込むことになります。
途中、選択ミスだったと感じても、「一旦、決めたことなんだから!」と、無理に努力をし苦難を乗り越えようとする道を選び、自分で自分を苦しめることになります。
挙句の果てには、「望んだ結果にならないのは、あの人が悪い」「環境が悪い」「自分にまだまだ足らないところがある」「自分を変えなくては・・・」と、自己否定や周りを責めるネガティブな気持ちにも苦しむことになります。
自分の本当の感情に従って自由に路線を変えていく柔軟な発想が出来ないので、 「もっと自由さえあれば・・・」「もっとお金さえあれば・・・」「もっと周りがこうなってさえくれれば・・・」と、思い通りにならない環境や現実に苦しんでしまうパターンを生みます。
パターン3)日常生活に喜びを感じられなくなってしまう
3つ目は、誰のための人生だか分からなくなり、日常生活に義務感しか感じない。
自分の日常や人生に喜びを感じられないパターンです。
自分軸で生きていないと、自分以外の他の誰かの意見・判断や顔色に合わせてしか動けないという依存状態になります。
仕事や家事・日常生活において、自分の喜びや軽やかな自分らしい生き方が自分軸としてないので、常に「家族のため」「上司・同僚からどう思われるか」「相手は機嫌を損ねないだろうか」と、周りの意見や顔色ばかりを優先した行動になります。
すると、「誰かにやらされている」仕事、「仕方なくやっている」家事など、自己犠牲や義務感だらけの毎日に疲れ、「一体だれのための人生?」「私は何のために生まれてきたの?」と、日常生活や人生に喜びを感じられなくなるパターンになっていきます。
例え一生懸命やっていても、結果喜んでもらえなかったり、報われることがなかったりすると、ますます仕事も家事も苦痛になり、最終的には、「これだけ私はやってあげているのに・・・」と、他者に批判を向けたり、被害者意識ばかりが強くなり、日常生活や人生に面白さを感じられなくなっていくパターンです。
パターン4)常に人と比較して自信を失くしてしまう
4つ目は、他者との比較によって、自信を失くしてしまうパターンです。
自分軸で生きていないと、幸せを感じる基準が、他人目線であったり、他人との優劣比較になってしまいます。
自分がどう思われているのか他者からの評価が常に気になって、「自分を少しでも良く見せよう」ということばかりに意識が向いて、気楽に自分らしく生きられなくなっていきます。
収入・地位・肩書き、あるいは、結婚しているしていない、子どもがいるいない、持ち家に住んでいるのか借家住まいなのかなど、全てが他者との比較、無意識の勝ち負け意識が幸せを感じる基準になるので疲弊してしまいます。
人にはあって、自分には「ないもの」「出来ないこと」ばかりに意識が向くので、「どうせ私なんて・・・」「所詮、自分なんて・・・」と、どんどん自信を失くしていくパターンにはまります。
常に他人の方が優れていてキラキラ幸せそうで、楽に思い通りの生活をしていて羨ましいという感情が募り、自分の生き方や現実に疲れてしまいます。
未来へも不安ばかりが募ります。
自分に満足できていないと、人の幸せを素直に喜べなくなるので、他人のSNSに「いいね」が出来ないのも、このパターンですね。
パターン5)自分らしく生きている気がしなくなってしまう
5つ目は、自分に満足ができず、自分らしく生きている実感がないパターンです。
自分軸で生きていないと、人生経験を通して刷り込まれた「こうでなければ幸せになれない」という思い込みに縛られ続けます。
「自分がどう生きる事が楽しいのか」という明確な自分軸よりも、生産性のある生き方や損しない生き方、なにか凄い事を成さなければという漠然とした理想の生き方を追い求め続けるようになります。
あるいは、世間の常識からはみ出さないよう、「周りと適合する生き方」を良しとするので、自分の人生に創造力が生まれません。
確かに、周りに合わせていれば安心安全な気がするかもしれませんが、もし、何か物足りなさも感じているのなら、その生き方は自分らしい生き方や「本当の自由」からどんどん遠ざかります。
なので、他人や常識に合わせるばかりの人生に窮屈さと退屈さを感じます。
だからといって、「自分はどう生きたいのか」という明確な自分軸がないので、結局、周りや常識に合わせていくだけの無難だけれど、窮屈な人生を続けることになります。
不幸ではないのだけれど、自分や人生に心底からの歓びや満足が出来ず、何かやり残しているような自分らしく生きている気がしないという葛藤パターンを繰り返します。
自分軸で生きると幸せになれる5つの理由
一方で、自分軸で生きると、どうして幸せになっていけるのでしょうか?
自分軸で生きている人は、「自分はこう生きる」「こうある事が自分の喜び・幸せだ」と、人生で目指していきたい幸せな自分の姿や在り方が明確に自分軸として確立しているので、そのゴールに向かって存分に情熱を燃やし、本当の自分の感覚に従って、ブレずに判断や行動していくことができます。
常に自分の本音の感情と思考・行動とが一本の太い自分軸として統合されているので、周りの意見や常識・ネガティブな現実にイチイチ振り回される事なく、「こうなる」「こうなりたい」「こうしたい」と望むことと一致した行動が、自然と出来るようになります。
例え予測しない現実に出くわしても、確立された自分軸に立ち返ることで、瞬時に感情を切り換えることができ、行動も柔軟に切り換えることができます。
様々なネガティブな葛藤や現実に飲み込まれず、上手に周りと協調しながらも、自分軸を羅針盤に自分が本当に望む幸せを一直線に創造していく生き方になっていきます。
この生き方は、決して、ワガママや自分勝手とは異なり、自分軸ある生き様自体が人からも支持・応援され、夢や望みもどんどん良い方向へと叶い、思い通りに、いや、予想を超えた幸せな人生を展開していくことが出来るんです。
なぜこのように自分軸で生きると幸せになれるのか?
その理由について5つお伝えしていきます。
ぜひ、参考にしてみて下さいね。
人生の方向性が明確になるから
まず1つ目は、人生で目指す方向性が明確になるからです。
自分軸で生きると、理屈や思考・他者の意見に振り回されることなく、常に自分の喜びや幸せ・心地良く感じられる感情や感覚を羅針盤に物事を選択していけるので、無理なく頭と体を使い行動していくことができます。
自分の感覚に従った生き方をしているだけで、それに伴ったお金や人脈が集まり始め、無理なく自分の思い描く人生へと展開していきます。
また、「~しなければいけない」「~であらねばならない」という縛られた判断基準ではなく、「~するといいだろうな」という自分の直感や本音に優先的な行動がとれるので、常に柔軟に方向転換しながら、自分にとっての本当の幸せな生き方を追求していくことができます。
自分の生きる方向性に照準が合えば合うほど、楽しいアイディアや閃きが生まれ、どんどん自分が人生で目指していきたい理想の姿や将来像が明確になっていきます。
なので、他人の意見やネガティブな現実に振り回されたり、悩み迷うということなく、自分の目指す理想の人生像へとまっすぐに情熱を注ぐ幸せな生き方をすることができるのです。
自分が満たされていくから
2つ目の理由は、自分が幸せな感情に満たされていくからです。
自分軸で生きると、誰かの期待に応えるための人生ではなく、いかに自分を喜ばせ満たすことができるかということに常に意識が向いていきます。
まずは自分のため、「自分を喜ばせる事は何か?」が全ての思考基準になってきます。
なので、仕事であろうが、 家事であろうが、自分を満たしながら自分が出来る方法で事に当たっていくことが出来ます。
日常の全てが「やらされ感」や「仕方なく」ではなく、心から喜んで出来るようになるんです。
自分が満たされているから、その延長線上に「人生を通してのやりがい」「他者への貢献」という、さらに上の達成感や人生の喜びに繋がっていくのです。
自分が満たされて幸せだから、周りも幸せになっていきます。
自立しているから
3つ目は、他者に依存せず、しっかりと自分の意志と責任を持って自立しているからです。
自分軸で生きると、自立した状態であるので、自分で物事を選択・決断し、自分の責任で進んでいけます。
なので、周りの意見や顔色に左右されたり、他者が決めたレールに乗る人生に巻き込まれることはありません。
また、自分は自分の人生、他者は他者の人生と切り分け自立した上での共存生活ができるので、自分が楽しいのかどうか基準で自由に考えを巡らせ行動に移す事ができます。
他者の人生をコントロールしようとしたり、周りのせいにするといった、自分の人生を不自由さや言い訳で蓋をしません。
「お金」「時間」「環境」などに制限があったとしても、「今この状況で、自分には何が出来るのか?」と自分軸にある理想の幸せな目標に一歩でも近づくための自由な発想を巡らせます。
「本当はこんな人生を生きたかったわけではなかったのに・・・」という現実を招くことなく、自分で納得のできる人生を一歩一歩展開していけるようになります。
人と比較する必要がないから
4つ目は、自分の生き方や在り方を人と比較する必要がないからです。
自分軸で生きると、まず、自分自身をありのまま受け止められるようになるので、自分の事をあらゆるエゴ感情で「良い・悪い」と判断しません。
なので、人の事も自分の勝手なモノサシで判断しなくなります。
人と比較する必要がなくなるので、余計な勝ち負け思考に疲弊することなく、自分が心地良いと感じる生き方だけにエネルギーを注ぐことができます。
また、自分を否定したり責めたり落ち込んだり、人から自分がどう見られるか、どう評価されるかに惑わされる必要もなくなります。
ただ、ありのままの自分を受け入れ、認められるようになります。
とても楽な生き方ですね。
分け隔てなく人の幸せも喜び、祈ることができるようになります。
自分の中から答えを受け取ることができるから
5つ目は、自分の中から答えを受け取ることが出来るからです。
自分軸で生きると、潜在意識とその奥にある超意識(幸せの源)と自分の意志が統合されるので、岐路に立たされた時、最善の方法や答え・判断を直感という形で受け取っていけることができます。
その直感に従って行動するだけでよくなります。
他人からの指示や答えを求めたりする必要もなく、良い状態の自分の中から湧き出てくる直感という答えに従って行動することで、
最良の形にたどり着ける体験を積み重ねていけます。
それは自分への自信と信頼・行動力を増すことになり、さらに自分の思うままに自分らしく人生を展開していくことができるようになるのです。
まとめ
自分軸で生きる生き方と自分軸でない生き方が、どうして幸せな人生とそうでない人生とに繋がっていくのか、お分かりいただけたでしょうか?
自分軸で生きていないと、常に現実や他者に左右されたネガティブな感情・思考・行動がパターン化し、自分の思惑とは違った結果や現実を生み続けることになっていきます。
一方、明確な自分の在り方・生き方の道しるべでもある自分軸で生きることで、あらゆる葛藤やネガティブに縛られることなく、あなたが嬉しい幸せだと感じ望むことと同じ方向へと潜在意識も働き始めるパターンが生まれます。
なので、夢や望みを楽に叶えていったり、あなたにとって幸せだと感じられる現実を創っていくことが出来るようになっていくのです。
自分軸ある生き方で、どんどん幸せな人生創造を楽しんでいきましょう。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます💖
どうしてでしょうか?