「自分を理解することは、自己統合への第一歩。本音・感情・思考のズレに気づき、心が軽く整い始める自己理解の方法と自己統合へのステップをわかりやすく解説します。」
「自分のことがよく分からない」
「本音や本当の望みが何なのか、自分でもはっきりしない」
そう感じることはありませんか?
でもそれは、あなたが鈍いからでも、自分と向き合ってこなかったからでもありません。
多くの場合、これまで一生懸命“外側に合わせて生きてきた”結果、肝心の自分自身のことや本音が少し見えにくくなっているだけです。
そこで、今回の記事では、
・なぜ自分を理解できなくなるのか
・本音・感情・思考のズレが起きる理由
・自分を理解し直すための、やさしいステップ
を通して、自己理解を深め自己統合へ向かう最初の入口を整えていきましょう。
自分を理解することは、何か別ものの自分に変わるためではなく、本来の自分に戻るためのプロセスです。
結果的には、まるで自分や現実が変わったように感じるのですが・・・。
まずは、その本来の感覚を一緒に取り戻していきましょう。
Contents
なぜ“自分を理解すること”が自己統合の第一歩なのか

自己統合という言葉を聞くと、何か特別な境地に到達するようなイメージを持つかもしれません。
でも実際は、とても静かで、身近なところから始まります。
まずは、自分を理解することについて話を進めていきましょう。
自分を理解できないのは“悪いこと”ではない
「自分のことが分からない」
そう感じると、不安になりますよね。
でも、それ自体が悪いことではありません。
むしろそれは、今まで周囲に合わせ、状況に適応しながら生きてきた証。
その過程で、自分の感情や本音を一時的に後回しにしてきただけなのです。
理解できていないのではなく、静かにしまい込んできただけ。
そう捉えてみるとどうでしょうか。
他人軸で生きてきた人ほど本音が見えにくい理由
他人軸で生きてきた人ほど、判断基準は常に外側にあります。
・どう思われるか
・正しいかどうか
・期待に応えられているか
・私はこう思われているかもしれない
この基準で感情が振り回されたり、選択を続けていると、「本当は自分はどうしたい?」という問いが、だんだん聞こえなくなっていきます。
挙句の果ては、「自分は一体何を望んでいるのか分からない」ということになります。
でもそれは、心が鈍っているのではなく、使っていなかった感覚が眠っているだけ。
取り戻すことは、十分可能です。
自分を理解し始めた瞬間から人生の軌道が変わる
自分を理解し始めると、人生は急に変わるというより、少しずつ軌道修正されていきます。
・違和感に早く気づける
・無理な選択を減らせる
・本音に沿った判断が増える
・感情や思考が周りに振り回されない
この積み重ねが、潜在意識に「私はちゃんと自分を見ている」「どんな私でも受け入れている」という安心感を届けます。
そこから、自己統合への流れが静かに動き始めるのです。
自分を理解できなくなる原因(潜在意識レベル)

自分を理解できないとき、多くの人は「もっと考えなきゃ」「ちゃんと向き合わなきゃ」と思ってしまいます。
でも実は、理解できなくなった原因は考え不足や努力不足ではありません。
潜在意識の深いところで、“感じないほうがいい”とスルーすることを習慣的に刷り込んできてしまっているのです。
幼少期の環境で「感じる力」が抑え込まれた
子どもの頃、私たちはとても敏感だったはずなんです。
嬉しい、悲しい、悔しい、怖い。
そのすべてを、身体ごと感じていました。
でも環境によっては、
・泣くと怒られる
・弱音を吐くと否定される
・自分の感情より正しさを求められる
そんな経験を重ねる中で、心は学びます。
「自分を出さない方がいい」
「感じないほうが、安全」
こうして、感じる力は少しずつ奥へしまわれていきます。
評価基準が“外側”にすり替わってしまった
感じることを抑えた結果、私たちは別の基準で生き始めます。
・正解かどうか
・褒められるか
・認められるかどうか
・共感してもらえるかどうか
・役に立つか
これらはすべて、外側の評価基準です。
この基準で選択を続けていると、「私はどう感じている?」という問いが、だんだん出てこなくなります。
気づけば、自分の気持ちよりも、他人の期待や評価を優先する生き方が当たり前になっていくのです。
また、相手にもその基準を求め、当てはまっていないと感情を乱されてしまいます。
「あの人がこう言うから・・・」「こんな態度だから・・・」と、自分の感情の乱れを外側のせいにしてしまいます。
頭の中の声が強すぎると、本当の気持ちが聞こえなくなる
感情を抑え、外側基準で生きていると、自然と“頭の中の声”(思考)が強くなります。
・こうすべき
・まだ足りない
・ちゃんとしなきゃ
この声は、あなたを守ろうとしている声ではありますが、頭の中の声が大きくなりすぎると、心の声や身体感覚は、かき消されてしまいます。
これは、実際は、聞こえなくなっているのではなく、静かな声に気づく余白がないだけなのです。
自分を理解するための“本音に近づくステップ”

自分を理解しようとすると、つい「自分の内面を深掘らなきゃ」「答えを出さなきゃ」と力が入ってしまいがちです。
でも、本音というものは、頑張って探すものではありません。
日常の小さな感覚に、そっと気づいていくこと。
それが、いちばん自然な近道です。
日常の小さな選択で「どっちがしっくりくる?」と聞く
自己理解は、人生の大きな選択から始める必要はありません。
日常の中の些細なことでも、
・AとB、どちらがしっくりくる?
・今は進みたい?休みたい?
・これは気が重い?それとも少し軽い?
と自分に聞いてみるようにしましょう。
「正しいかどうか」ではなく「どっちがしっくりくる?」と正直な自分の感覚に問うのです。
この問いは、眠っていた感覚を、少しずつ起こしてくれますよ。
嫌だったこと・嬉しかったことを“感覚ベース”で書き出す
出来事を振り返るとき、理由や反省から入らなくて大丈夫です。
おすすめなのは、素直な感覚だけを書くこと。
・胸がぎゅっとした
・重たかった
・ふっと緩んだ
・安心した
言葉は短くて構いません。
感じている感覚をそのまま書き出すことで、頭ではなく、心と身体の声に意識が戻ってきます。
本音をふさぐ“違和感・ざわつき”に気づく
本音というものは、はっきりした言葉よりも先に、違和感やざわつきとして現れることが多いです。
・なぜか引っかかる
・理由は分からないけどモヤっとする
・小さな抵抗感がある
こうした感覚は、無視すべきものではなく、本音の入口です。
「気のせい」で片づけず、「何かあるのかも」と一度立ち止まってみるようにしましょう。
自分の心の声を小さなところから拾い直す
本音は、最初はとても小さな声かもしれません。
だから、いきなり大きな決断に使おうとしなくて大丈夫。
・今日はこれが食べたい
・今は一人がいい
・今日は無理したくない
こんな小さな本音の声を拾っていくことで、「自分の感覚を信じても大丈夫」という安心が、潜在意識に育っていきます。
この積み重ねが、やがて自己理解や自己受容となり、自己統合への土台になっていくのです。
自分理解が深まると“自己統合”が始まる理由

ここまで進んできて、少しずつ自分の感覚に触れられるようになると、心の中である変化が起こり始めます。
それが、自己統合への入り口 です。
自己統合は、何かを達成した結果として起きるのではなく、自分との関係性が良好に変わったときに、自然と始まります。
本音に従うと潜在意識が“安全”と認識する
自分の本音に気づき、それを否定せずに丁寧に扱い始めると、潜在意識はこう感じます。
「この人は、私の声を聞いてくれる」
「もう自分に無理をさせなくてもいい」
潜在意識にとって、一番の安心材料は、自分自身が味方でいることです。
本音を無視し続けているとき、潜在意識は防衛モードに入り、不安やブロックを強め、常に緊張状態で居続けます。
でも、しっくりと感じられる本音に沿った小さな選択が増えるほど、心の奥は静かに緩み、統合の準備が整っていくのです。
願望と行動が一致し始め、流れがスムーズになる
自己理解が進むと、「こうなりたい」と思うことと、実際の行動とのズレが減っていきます。
・やりたいのに動けない
・動いているのに満たされない
こうした違和感は、本音が置き去りになっているサイン。
自分を理解し始めると、選択がシンプルになり、行動に無理がなくなります。
結果として、人生の流れが自然でスムーズな方向に整い始めるのです。
自己統合が起きると直感と現実が連動し始める
自己統合が進むと、直感が冴えたように感じることがあります。
・なぜかこっちを選びたくなる
・タイミングが合う
・必要な人や情報に出会う
これは、特別な力がついたわけではありません。
本音・感情・思考が一致し、内側のノイズが減ったことで、本来持っている感覚が正常に働き始めただけ。
このように、自己統合とは、何かを足すことではなく、自分の中の矛盾やズレを戻すプロセスなのです。
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まとめ
今回は、自分を理解することが、なぜ自己統合への第一歩になるのか、そして 本音・感情・思考のズレに気づき、自分を理解し直す方法をお伝えしました。
自分を理解するとは、無理に正しい答えを出すことでも、自分を分析し尽くすことでもありません。
日常の中で、自分が感じている小さな感情や感覚に気づいていくことです。
自分の本音に耳を傾け始めると、潜在意識は安心し、行動は無理のない形に整い、人生の流れが静かに変わり始めます。
それが、自己統合の始まり。
もし今、「自分がよく分からない」と感じていても、それは迷っている証ではありません。
本来の自然な自分に戻る準備が始まっているサイン です。
焦らず、人と比べず、今日感じた小さな違和感や安心感を大切にしてみてください。
その積み重ねが、あなた本来の軸を取り戻し、これからの人生をより軽やかで、望む方向へと自然に導いてくれますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます💖
自分軸カウンセラー よしみ
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