こんにちは。
自分軸カウンセラー よしみです。
「潜在意識って、結局どういうこと?」
分かるようで、腑に落ちる理解って難しいですよね。
名前だけ聞くと得体の知れない大きな存在のようだけれど、どこか自分の深い大切なところのような気はしますよね。
実は潜在意識って、そんなに難しいものではなくて、むしろ 誰もが生まれたときから持っている“心の基盤” なんです。
嬉しいときに胸がふわっとひらく感じ。
怖いときにお腹のあたりがぎゅっと固くなる感じ。
なぜか気になる方向があって、心が勝手にそっちを見る感じ。
これが全部、潜在意識からのサインなのです。
あなたが気づいていなくても、あなたの人生の流れをずっと支えてきた“無意識の領域”です。
そして、この潜在意識は、仕組みさえわかれば 誰でも現実創造の味方にできるんです。
特別な能力などはいりません。
そこで、今回の記事では、
潜在意識とはどんな場所なのか
なぜ現実をつくる力があるのか
書き換えが自然に起こる仕組み
願いを叶える3つの意識を一致させるとはどういうことか
を、難しい専門用語を使わずに、身体感覚でスッと腑に落ちる形で解説しようと思います。
読んでいくうちに、「あ、だから私はこう感じていたんだ」「ここを整えると流れが良くなるんだ」と、何度も深く理解できるはず。
あなたの内側には、まだまだ多くの可能性が眠っています。
ここから、それをそっと開いていきましょう。
💞潜在意識の“正しい使い方”については、以下の記事で詳しく説明しています👇
Contents
潜在意識とは何か?─人知を超えた“無意識のエネルギー領域”

まずは、「潜在意識とは何なのか?」という一番の土台から丁寧に見ていきましょう。
潜在意識は、見えないけれど私たちの脳内で確かに“働いている場所”です。
私たちが普段 “考えていること” よりも、はるかに大きな範囲を動かしてくれている、大切な心の土台。
たとえるなら、氷山の水面下に広がる大部分。
私たちが意識していないのに、呼吸をしたり、選んだり、感じたり、“人生の動き”そのものに関与しています。
ここが理解できると、
「なぜいつも同じパターンを選んでしまうのか?」
「なぜ根拠のない不安が湧くのか?」
「直感が働くときと働かないときの違いは何なのか?」
すべて納得できるようになります。
では、ひとつずつ紐解いていきましょう。
顕在意識・潜在意識・超意識の違い
人の意識は、大きく分けると3つの層があります。
◆顕在意識(考えている自分)
日常で使っている思考や五感を司る領域。
「これをしよう」「明日はこうしよう」「痛い」「冷たい」と意識的に判断できる領域です。
ところが、心理学では、顕在意識が扱える情報量は全体の5%以下と言われています。
つまり、ふだん「これが自分だ」と自覚できている部分は、実は“氷山のてっぺん”みたいなものなんです。
◆潜在意識(心の基盤。自動反応・感情・記憶の倉庫)
顕在意識の“下に広がる大部分”。
感情・記憶・思い込み・習慣・身体感覚…
私たちが自覚できない領域で動いている仕組みです。
なぜか苦手に感じる人
理由はないけど避けてしまう行動
ふと感じる不安
逆に「できそう」という確信
これらはすべて潜在意識の働きです。
言葉で説明できない“感覚”は、ほぼ潜在意識が教えてくれています。
◆超意識(直感・インスピレーション・シンクロ)
顕在意識でも潜在意識でもなく、“未来の情報”をキャッチすると言われている領域。
ふと届くひらめき
偶然の一致
「今だ」という直感
これらはすべて、潜在意識が静かになったときに“奥の方”から浮かび上がってくる感覚です。
潜在意識が整うほど、この超意識の声はクリアになります。
潜在意識は“善悪判断のない巨大ストレージ”
潜在意識について知っておきたい大切な点があります。
それは、潜在意識は、善悪の判断ができないということ。
良い悪いの区別なく、“長く・強く・繰り返した感情” をあなたが望む現実だと記憶します。
たとえば、
不安を長く感じ続ける → 「不安でいることが望みの現実」と学習
喜びを繰り返し感じる → 「喜んでいることが望みの現実」と学習
潜在意識はとにかく素直なんです。
長く強く繰り返し感じているものを現実として再現しようとする特徴があるため、これが現実創造の大きな鍵となるのです。
直感・シンクロが起こる仕組み
直感やシンクロが“偶然のラッキー”だと思っていませんか?
実はこれらは、潜在意識が整ったときにだけ起こる“ベストな流れのサイン” なんです。
潜在意識が落ち着いていると、外の情報の中から“今自分にとって必要なものだけ”が自然と目に入りやすくなります。
だから、
ふと開いたページの言葉が答えだったり
会いたい人から連絡がきたり
必要なタイミングで必要な人と出会ったり
まるで導かれているような流れで最適なことが起きるんですね。
潜在意識・顕在意識・超意識がゆるやかに一致し始めると、この“現実のシンクロ”がどんどん増えていきます。
潜在意識が現実をつくる理由

「潜在意識が現実をつくる」と聞くと、どこかスピリチュアルに偏った異次元の話に思えるかもしれませんね。
でも実は、この仕組みは、心理学・脳科学・量子の世界でも共通して証明されていることなんです。
「感じているものが行動をつくり、行動が選択をつくり、選択が未来をつくる。」
この流れを支えているのが、まさに潜在意識。
だからこそ、“見えていないはずの感情”や“気づいていない思い込み”が現実に大きな影響を与えてしまうんです。
ここでは、“なぜ潜在意識が現実をつくるのか?” をふんわりではなく、はっきりと理論で理解できるように整理していきます。
脳科学とスピリチュアルが一致する重要ポイント
実は、潜在意識の仕組みは“目に見える学問”でも、“目に見えない世界”でも、同じポイントを指しています。
その共通点とは、「人は、感じている世界を現実だと認識し、それに従い行動する」という非常にシンプルな原則です。
脳科学ではこれを、RAS(脳のフィルター)・情動記憶・自動思考パターンなどの表現で説明しています。
一方スピリチュアルでは、波動が現実を引き寄せる・意識が現象化するという言い方で表します。
表現は違っても、「感じたものを現実と認識し、その方向に人は動く」という点は完全一致。
どちらの立場から見ても、潜在意識は“現実化の方向性を選ぶ装置”なんです。
感情と身体感覚(疼き・快)による現実反応
潜在意識は、言葉よりも身体の反応を強く採用する性質があります。
だから、
ふっと胸が軽くなる
お腹の奥がキュッとする
ざわざわする
なぜか惹かれる・・・
こういう感覚的反応こそが、潜在意識にとっての“現実化の材料”となります。
もっと分かりやすく言えば、
✔ 潜在意識は「事実」を見ているのではなく
✔ あなたの「感情反応」を“現実”として処理する
ということなんです。
例えば、
●「自分なんて…」という不安を長く感じる → その現実を選びやすくなる
●「できそう」という感覚が強い → その方向の行動を選びやすくなる
これは決して魔法ではなく、人間の脳が“感情を優先して行動する”つくりになっているから。
だから、「快(安心・ゆるみ・疼き)」が増えるほど自然と行動が変わり、流れが変わり、結果が変わるのです。
現実創造は「意図 × 潜在意識 × 超意識」の三位一体
現実は、顕在意識だけでは動きません。
よくある誤解が、「強く願えば叶う」というもの。
実際は違っていて、願いが現実になるのは “三位一体の一致” が起きたときだけです。
●顕在意識(意図)
「こうなりたい」「こうする」と決める部分。
●潜在意識(感情・反応)
意図に対して“心身がどう感じているか”。
●超意識(直感・流れ)
未来の可能性の情報が降りてくる部分。
この3つの意識が一致し同じ方向に動き出すと現実は一気に加速します。
逆に、思考は前向きなのに、心が重たいままで、直感が働かないとなれば、結果が出ないのは当然なんです。
現実創造は、“思い込みの書き換え”だけでも、“ポジティブ思考”だけでも動きません。
✔「意図」
✔「感情」
✔「直感」
この3つがゆるやかに一致するとき、人生の流れは自然と“理想の方向”へと向かい始めるのです。
潜在意識の書き換えとは?

「潜在意識を書き換える」と聞くと、すごく難しいことのように感じたり、“特別なワーク”をしないと変わらないと思ってしまいがちですよね。
でも実は、潜在意識の書き換えは、がんばって変えるものではありません。
書き換えは、むしろ “自然に起こる現象” なんです。
もっといえば、心がゆるみ、身体が“快(安心)”を取り戻したときにだけ起こる。
だからこそ、書き換えは努力よりも「整える」「緩める」「気づく」この3つがずっと効果的。
ではその仕組みを、身体感覚と理論の両面からわかりやすく解説していきますね。
書き換えが起こるのは“快”の回復によるもの
潜在意識が変わるのは、“快(安心・ゆるみ)”が戻ったときです。
なぜなら潜在意識は、
緊張しているとき
不安でいっぱいのとき
怒りで固まっているとき
この“心がギュッとなっている状態”では、新しい情報を受け取れないから。
反対に、
深くゆったり呼吸をしている
身体がふっとゆるんだ
胸が軽くなった
「あ、これだ」と感じた
こういう瞬間に、潜在意識はスッと開きます。
つまり、書き換えとは、「古い自分を苦しめる思い込みが緩み、安心が戻る」という自然な現象なんです。
あなたが無理に変えようとする必要はありません。
“快”を取り戻せば、自動的に書き換わります。
左脳を静かにして潜在意識に届く状態をつくる
潜在意識にアクセスするカギは、“左脳(思考)を静かにさせる”ことです。
人は緊張したり疲れたりすると、どうしても考えすぎてしまいます。
でも、考えすぎは潜在意識の扉を固く閉ざします。
書き換えが進みやすいのは、こんな状態の時です。
●お風呂に入ってぼーっとしている
●寝る前のふわっとした感覚
●好きな音楽で心がゆるむ
●深くゆったり呼吸出来ているとき
これらの状態は共通して、思考がゆるむ → 感覚が素直に前に出る状態。
潜在意識は、“言葉”よりも“感覚”で動くので、感覚が前に来たとき、はじめて新しい設定を受け取る準備が整うんです。
ブロック(守りのプログラム)の役割と外し方
潜在意識の書き換えがうまくいかないとき、多くの場合は“ブロック”が関わっています。
よく、メンタルブロックと言われていますね。
でも誤解しないでください。
ブロックは悪者ではありません。
ブロックは、あなたを守るために作られた“守りのプログラム” なんです。
失敗しないように・・・
傷つかないように・・・
不安にならないように・・・
過去に感じた感情に従って、これまで必死で守ってくれていた思考のルールなのです。
ただ、今のあなたにはもう合わなくなったのかもしれませんね。
新たな自分や未来に向けて、もうそのプロブラムは古く不要になった。
ブロックが外れる最初のステップは、「これは昔の私を守るために必要だったんだ」と気づき理解してあげること。
そうすると、ブロックはふっと力を緩めてくれるようになります。
“正そう”とするのではなく、“気づく”だけで十分なんです。
現実創造を加速させる理想の三位一体モデル

「願いが叶う人」と「なぜか叶わない人」。
この違いは、才能でも運でもありません。
実は、“意識の使い方”の違いなんです。
顕在意識(意図)
潜在意識(感情・反応)
超意識(直感・流れ)
この3つがバラバラに違う方向を向いて動いていると、行動が止まったり、迷いが生まれたり、タイミングを逃してしまいます。
逆に、3つの意識がゆるやかに重なり合うと、“流れが整った人生”が始まるんです。
ここでは、意識の三位一体が働く仕組みと、現実創造の速度が上がる理由を、わかりやすく解説していきます。
顕在意識(意図)を“未来にチューニング”する
まず大切なのは、顕在意識の“意図”。
意図はただの「願望」ではなく、「未来をどう生きたいか?」を、自分で選び直す力です。
よくある誤解は、「願えば叶う」という考え方。
正しくは、“未来の状態に意識を合わせていく”ことが必要です。
例えば、
●“いつか”幸せになりたい → その“いつか”は永遠に来ない
●“今幸せを感じる私”が幸せな未来を前提に動く → 現実がそちらへ整い始める
未来への“チューニング”ができた意図は、潜在意識にまっすぐ届きます。
潜在意識(感情・感覚)が整うと現実が動き出す理由
顕在意識が理想の未来を求めても、潜在意識が不安や緊張で固まっていると、現実は動きません。潜在意識が整うとは、具体的には、こんな状態です。
心が軽い
違和感がない
無理がない
“できる気がする”安心がある
こうした感覚は言葉で説明できなくても、身体はしっかり捉えています。
そして潜在意識がしっくりとくる“快”を感じると…
✔ 行動のハードルが下がる
✔ 小さな一歩が自然に踏み出せる
✔ 必要なものだけが目に入りやすくなる
これらが積み重なることで、現実は静かに、でも確実に変わり始めるんです。
超意識(右脳)が“流れ”とシンクロを起こす
超意識は、直感やひらめきの源。
ここが働き始めると、人生はまるで“道案内”を受けているように感じます。
ふと浮かんだ言葉に答えがある
たまたま見た情報が必要なヒント
まさにそのタイミングで連絡が来る
これらは偶然ではありません。
顕在意識(意図)が整い、潜在意識(感情)が静まり、そのうえで超意識が機能すると、未来の情報を受け取りやすくなるからです。
このように、超意識は望む目的地への“最短ルートの道筋”を見せてくれる存在なのです。
三位一体で現実創造が加速するプロセス
では、三位一体はどう連動するのか?
流れは、とてもシンプルです。
① 意図(顕在意識) が望む未来へ向く
↓
② 感情(潜在意識) がすでにそうなっている感覚・安心・快へ整う
↓
③ 直感(超意識) が望む目的地への必要な情報を運んでくる
↓
④ “流れ”が生まれ、現実が加速する
この循環が回り出すと、人生は驚くほどスムーズになります。
✔ 出会いが変わる
✔ 行動が変わる
✔ 選択が変わる
✔ タイミングが合ってくる
✔ 望んでいた未来に勝手に近づいていく
まるで、自分の人生に“追い風が吹く”ような感覚。
これが、三位一体で現実創造が加速する本当の仕組みです。
💞潜在意識の間違った使い方の改善ポイントは、以下も記事をご参考に👇
まとめ|潜在意識の“良い面”を開花させると、人生が軽く動き出す
今回は、「潜在意識とは?」「なぜ現実をつくる力があるのか」「書き換えが自然に起こる仕組み」「願いを叶える3つの意識の一致」について詳しく解説をしました。
読み進めながら、「だから私はあの時あんな風に感じていたんだ」「私の中にあった違和感はこういうことだったんだ」
そんなふうに、心の深い部分で腑に落ちる瞬間があったのではないでしょうか。
潜在意識は、本来とてもやさしい場所です。
あなたが安心を感じれば、その安心を現実に広げようとしてくれる。
あなたがワクワク(疼き)を感じれば、その方向に行くための流れを整えてくれる。
あなたが「こう生きたい」と意図すれば、それを叶えるために直感が道筋を見せてくれる。
つまり、潜在意識はあなたが望む未来をサポートするための“味方”そのものなのです。
怖がらせるためでも、苦しめるためでもなく、ただあなたの“本当の感覚”に寄り添って動いています。
潜在意識の良い面が開花すると、人生は想像以上にあなたに応えてくれます。
これから先、どんな願いを持って生きるとしても、その動きや方向は、いつもあなたの内側の感覚(快・疼き・直感)から始まります。
どうかその感覚を信じて、あなたにしか歩めない未来へ、軽やかに進んでいってくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます💖
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