潜在意識の執着がなくなったら本当に望みが叶うのか?実体験と手放し方

こんにちは。
自分軸カウンセラー よしみです。

今日は、あなたの心を軽くし、人生を豊かにするためのちょっとした秘密についてお話ししたいと思います。

それは、「執着を手放す」ということです。

あなたは、自分の目標や夢に向かって全力を尽くしているけれど、なぜか思うように進まない…
そんな経験はありませんか?
もしそうなら、その原因は「潜在意識の執着」にあるかもしれません。

潜在意識にある執着とは?

あなたは、自分の夢や目標がなかなか叶わないと感じたことはありませんか?

そんな時、ついつい「もっと頑張らなきゃ」「なんとかして実現させないと」と焦ったりもしますよね。
でも、ここで大切なのは、その「どうしても叶えなきゃ」という強い気持ち、つまり「執着」が、実は達成への道を遠ざけているかもしれないんです。

潜在意識にある執着って、一体どんなものかというと、意識していないけど、心のどこかでずっと掴んで離さない思いのこと。
例えば、「この恋愛を成就させたい!」「幸せになりたい」と純粋に望みつつも、「この恋愛を成就させないと私は幸せになれない」など、無意識のうちに自分を縛りつけている信念です。

このように、「こうでなければ〇〇〇〇になれない」という強い思い込みがあると、私たちは目の前の小さなチャンスや、もっと別の方法や可能性を見落としてしまうんですね。
だって、目を凝らして追い求めている結果は、いつもただ1つだけだからです。
でも、執着から一歩離れて、もっと柔軟に広い視野で物事を見ると、意外な道が開けることもあるんです。

では、潜在意識の執着がなくなったら、本当に望みが叶うのか?
潜在意識にある執着って何?
どうすれば手放すことができるのか?
そんな疑問に、お答えしていこうと思います。

そこで今回は、自分でも気付かないどのようなことが、執着となって、夢や目標の実現を妨げることになるのかを探ります。
さらに、執着がなくなることでどのような夢の叶い方が訪れるのか奇跡体験を挙げた上で、具体的な執着の手放し方まで、お話ししていこうと思います。

望みが叶わない執着の特徴とその原因

まず、執着と一言で言っても、その形はさまざまです。
私たちがなかなか目標を達成できないのは、しばしばこれらの執着が原因となっています。

では、望みが叶わない執着とはどのような意識のことでしょうか?
そして、なぜそれが望みを叶えることを難しくしているのでしょう?

お金に関しての執着

「お金さえあれば・・・」という意識は、お金が入らない執着になります。

例えば、お金が欲しいと望む時、それは、何のために必要なのか?が大事です。
ただただ、お金という紙幣集めが望みではありませんよね。

何か使い道があってのことだと思います。
あるいは、将来の自分への安心材料として、お金が欲しいと思っているのかもしれません。

・・・であれば、「〇〇〇〇を手に入れる」って、本当の望みを望めば良いのです。

もしかしたら、欲しい物は、自分のお金でなくても、誰かからプレゼントされることだってあるわけで。

あなたが安心を得たいのであれば、「安心して生活できる」ことに意識を注ぎ望めば良いのです。
だって、お金がたくさん入った事で不幸になる人はごまんといますよ。

けれど、「絶対お金持ちにならなくては」「お金さえあれば」という執着は、お金に依存することになり、逆にお金に関する不安やストレスが倍増します。
それどころか、自分が努力してもお金が手に入らないのであれば、逆に損をするという極端な考え方を生みます。

お金というのは、引き寄せの法則にも言われている通り、豊かな波動のところ、必要なところに流れてくるものなんです。

自分が「お金がない、ない」と、不足や不満、焦りを感じたり、「お金にならない、損したくない」という自分の利益だけを求める考えは、そこから放たれる波動に等しく、さらに「お金がない」状態を生みます。
例えお金が一時的に入って来ても、また「ない」と悩む状態に戻ります。

人間関係や恋愛に関しての執着

人間関係がこじれたり、恋愛が上手くいかない原因として挙げられるのが、「相手への期待」という執着です。

自分が相手にこう思っているから、相手からも同じように思ってほしいという期待です。

これは、ある種、相手をコントロールするような意識が混ざります。
「自分がこれだけ頑張っているのだから認めてほしい、評価してほしい」「私はこれだけあなたのことを思っている。だからその気持ちを分かってほしい、受け止めてほしい、理解してほしい。」など。
このような、相手にも自分同様の期待を抱くことは、関係を崩し兼ねません。

また、思い込みが激しい場合も、人を遠ざけます。
思い込みも執着です。
一度こうだと思い込んだら、周りの意見を素直に聞けなくなったり、逆に損をします。

親子関係、夫婦関係、恋人関係、同僚、上司と部下の関係においても、自分の思い込みを押し付けたり、相手が自分の望み通りになることを期待しては、目には見えない圧力を相手に与え、相手もそれをなんとなく「不快」や「違和感」として感じ取り、反発したくなったり、離れたくなったりします。

願望実現に関しての執着

「なにがなんでもこの夢を叶えなければ」という固執は、実は、他の可能性や道を見落とす執着になってしまいます。

もしかすれば、あなたの予測は外れていて、その夢が叶うことで、逆に自分にとって不都合な事が起こるかもしれないじゃないですか。
「こんなはずじゃなかったのに・・・」ってやつですね。

それに、その夢を叶えるためには、もっと簡単に叶う方法はいくらでもあるのに、「こうしなければ叶わない」という思い込みも執着になっています。
だとしたら、せっかく目の前に最適なチャンスがやってきても、まさかそれで夢が叶うなんて気付けませんよね。

仕事に関しての執着

「完璧でなければ」「結果を出さねば」という執着は、逆にプレッシャーを生み、燃え尽き症候群や効率の低下を招くことがあります。
あるいは、骨折り損な結果を招くことがあります。

仕事とは、その都度その都度、柔軟に対応できてこそ、良い成果に結びつくものです。
結果に至るまでには、何度もトライ&エラーを繰り返し、その時の目の前のことだけが全ての結果ではなく、さらにその先、その先に、自分の予想をも上回るような最良の結果が用意されるわけです。

一から十までの策を講じ、完璧なスタートと結果を求めていたら、途中で予想外のことが起こる度に、また全ての策を練り直すという、とてもしんどい進み方になります。

あるいは、「こうでなければならない」という仕事の進め方は、視野を狭くし、予測通りの結果しか出ないということにもなります。

自己に対しての執着

「正しくなければ」「嫌われないようにしなければ」という自己への過剰な執着は、自分を追い詰め、ストレスを増加させます。
逆に、なんとなく思い通りにやっている人の方が、人から好感を持たれたり、すんなりと上手くいったりします。

「正しくなければ」という執着は、自分とは違う意見や価値観の人を許せなくなるという弊害も生みます。

その他にも、よくある無意識の執着に、「女性だから」「母親だから」「妻だから」という意識が、逆に自分を苦しめる場合があります。
なぜなら、そう意識している時点で、「女性だから〇〇できない、妻だから〇〇しかできない」という前提条件を生み、それに従った現実しか起こらなくなります。
これもまた、人生という幅広い可能性を奪うことになりますよね。

執着は百害あって一利なし

何かに対して目標を定め強い意志を持つことは、一見良いようにも見えますが、このように、それが度を越し、執着となると、逆に思うように上手くいかないという現象を多々生みます。

また、執着することによって、次々と思わぬ弊害を生む場合もあります。
例えば、しつこく望み人に嫌がられたり、自分に理解を示してくれる人に依存するようになったり、自分に都合の良い情報しか受け付けられなくなったり、ウソをついてでも手に入れようとしたり・・・。

この様に、過度な執着は、次々と新たな苦しみを増やすことになります。
幸せや喜びを得たいから、望みや願いが生じるのに、その望みが逆に自分を苦しめるのであれば、本末転倒です。

特定の結果や状況に固執することで、期待とのギャップに大きな精神的苦痛を積み重ね、結果、日々の幸福感が低下し、精神的な健康を損なうことにもなり兼ねません。

なので、結論として、「執着は百害あって一利なし」
執着を手放し、心の平和と自由を手に入れることで、より豊かで幸福な人生を送ることができるのです。
そういう平和と自由、豊かさ、幸福感の波動のところにこそ、願ってもないような形で、素晴らしいことが転がり込んでくるんですよ。

潜在意識の執着がなくなるとどうなる?

じゃあ、もし、潜在意識の中の執着がなくなったら、一体何が変わるのか気になりませんか?
実は、この一歩が、これからの人生にとって大きな転換点になるんです。
では、具体的にどんな変化が起こるのでしょうか?

心の平和とバランスが生まれる 執着を手放すと、心が落ち着き、物事をより冷静に捉えられるようになります。
執着に縛られず、自由に、自分の内なる声に耳を傾けることができるようになるんです。

新しい可能性が開ける 一つの目標に固執していた視野が広がり、今まで見えていなかった新しい機会や選択肢が見えてきます。
直感や素晴らしいアイディアが生まれ、人生がより多様で豊かなものになります。

ストレスが減少する 常に「~しなければならない」というプレッシャーから解放されると、心身ともにリラックスし、ストレスが大幅に減少します。
これにより、全体的な幸福感が高まります。
心身共に健康を維持できます。

自己受容が深まる 執着を手放すことで、自分自身をより深く受け入れられるようになります。
自己批判や過度な自己要求から解放され、「そんなに頑張らなくてもいいんだ」「完璧でなくてもいいんだ」と、無理のない自分を保つことができ、逆に自分の本当の価値を認識することができるようになりますよ。

人間関係が改善する 執着がなくなると、一番に効果が出来るのはここです。
人間関係です。
他人に対する期待や自分よがりな心のモノサシがなくなり、より自然体で健全な人間関係を築けるようになります。

願望が叶いやすくなる:執着というのは、ネガティブな波動です。
硬くて重い波動です。

執着を手放すことで、波動が軽く柔軟に良い状態になるので、引き寄せ効果が倍増します。
散々苦労して不妊治療をしていた人が、治療をやめた途端、自然妊娠できたという事例は、良く聞く話です。

執着がなくなって本当に夢が叶った奇跡体験と理由

このように、潜在意識の執着を手放すことは、単に目標を達成することだけではなく、人生をより豊かに、より幸福にするための重要なステップとなるのです。
潜在意識の執着を手放すことは、新しい自分を発見し、新たな人生の扉を開く鍵となるのです。

では、実際に執着を手放し、夢を叶えた人たちは、どのような体験をしたのでしょうか?
受講生さんたちの実体験を共有し、彼らがどのようにして幸せな人生を叶えたのか探ってみましょう。

本当の幸せを手に入れたAさん

Aさんは、部署での昇進にずっと執着していました。
「就職したからには、上を目指さねば!」その執着ぶりは、上司の前では良い恰好、残業も人の倍、結婚なんて二の次、三の次の勢いでした。

そのことによって、当然「お局様」として部下から気を遣われ、友達も居ない有り様でした。
そんな時に、何の神の采配か・・・
積み重なる疲労がたまって、居眠り運転をし、大事故に!
命がどうなるか分からない大けがを負いました。
そんなピンチに、同僚たちが進んで輸血に協力してくれたり、仕事のフォローに回ったりと、全面的に彼女を助けたのです。

そして、彼女は久々に、「空が青い!」当たり前のことに気が付いたんです。

みんなに助けてもらった命と体の大切さを多くの人に伝えるために、ヨガ講師へと転身しました。
そして、良いパートナーとも巡り会い、彼女にとって本当に幸せを感じられる生活を手に入れることが出来たのです。

実は彼女は、出世よりも、「親から認められること」に執着していたんだそうです。
でも、そんなことに何の価値もないことに気付きました。

そして、ただただ、助けてもらった命と体で、誰かの役に立ちたい。
同じようにストレスを抱えながらも、「こうでなきゃいけない」と縛られている人を、少しでも癒せるようになりたい。
純粋にそう思えたそうです。
そして、スルリとその思いを現実にすることができたのです。

昔の自分が本当の自分を思い出させてくれたKさん

Kさんは、ある資格試験を取って、士業に就くことが夢であり目標でした。

けれど、その資格試験は、合格率が2%という超難関で、5年間落ち続けていました。
でも、自分が士業を目指している事は周囲も知っていることだし、「今更、諦められない。家業を蹴ってまで頑張っているのに、やっぱり跡を継ぎますなんて格好悪い。これまでの努力も時間も全て無駄になる」という執着から、さらに2年、自分にムチを打ちながら、資格取得に向け勉強を続けていました。
そんな時、お父様が急逝され、全ての援助も断たれ、これ以上、勉強を続けることが困難になってしまったのです。
夢破れ、お父様の遺品整理をしに実家に戻られた時、幼い頃にKさん自身が書いた、「僕の将来の夢」の作文を見つけられたそうです。
そこに書かれていたのは、「お父さんの仕事がもっと楽に、もっと稼げるようになるために、僕が会計士の資格を取って、お店を大きくしたいです。」と。

「そうだった。僕がこの資格を取ろうと思った本当のキッカケと望みは、お父さんを助け、家業をもっと大きくする事だったんだ」と。
これまで縛られていた「何が何でも会計士にならなくてはいけない」という執着から解き放たれ、一気に視野が広がり、今自分が本当にやりたいこと、やる必要のあることに気付けたのです。

これまでの勉強過程で十分に知識を蓄えていたKさんは、水を得た魚のように働き、会計士など雇わなくても、家業をどんどん大きくすることが出来ました。

これらの体験談は、自分でも気付かなかった執着に気付き、手放すことができたおかげで、本当の幸せ、新たな可能性に目を向ける事ができた素晴らしい事例だと思います。
そして、実際に、その方がもっと幸せな結果を得ることが出来ているんです。

人は、どこにどんな可能性が待っているか分かりません。
自分がなにがなんでも叶えたいと思っている夢だけが、本当の幸せにたどり着ける方法ではないのかもしれません。

もし、今、人生が上手くいかない、頑張っても頑張っても夢が叶わないのだとしたら、ちょっとそこから外れてみる勇気が必要なのかもしれませんね。

執着を手放す方法

さて、執着を手放すことがどれほど有益かを知った今、実際にそれを行う方法についてステップごとに解説していきましょう。

ステップ1)何に執着しているのかを知る

ステップ1は、何に執着しているのかを知ることです。

もし、あなたが、今、頑張っても頑張っても上手くいかないのなら、一度立ち止まって、何に執着しているのか深く理解しましょう。

そこに気付けた時点で、もう執着の大半は手放せているようなものなので、まずはじっくりと自分の内側にある声に耳を傾け、無理をしてはいないか、逆に自分を苦しめてはいないか、自分の本音と向き合いましょう。

ステップ2)執着に疑いをかける

ステップ2は、執着に疑いをかけます

自分が執着していることが何であるか明らかになったら、本当にそのことが、自分を幸せにしてくれることなのか?本当に幸せになるためには、その道しかないのか?なぜその目標に執着しているのか、それが本当に自分にとって意味のあることなのか、など、あらゆる角度から、自分に問い直しましょう。

もしかしたら、それが叶うことによって、デメリットもあるかもしれない。
むしろ、そこから解放された方が、もっと楽な良い道を見つけられるのかもしれませんよ。

ステップ3)本当の目的に気付く

ステップ3は、本当の目的に気付くことです。

それには、執着していることの背後にある真の目的を見つけ出すことです。
本当に求めているものは何か、それが達成されたら本当に得たい感情は何なのか?を想像してみてください。

もしかしたら、単に多くの経験をしたいのかもしれません。
自由が欲しいのかもしれません。
夢中になれるモノや充実感が欲しいのかもしれません。

そのためには、今執着していることを叶えなければ、本当に手に入りませんか?

もっと他にも良い方法があるはずです。
あなたが人生で最もしたいことや、最終的に叶えていきたい本当の目的を探ってみましょう。

ステップ4)目の前の出来ることに集中する

ステップ4は、目の前の出来ることに集中することです。

執着している時の意識は、「自分がこういう形で叶えなきゃいけない」という強引な思いです。

でも、夢がどう叶うか、本当に叶うかどうかは、実は、あなたが考える仕事ではないんです。
あなたがする仕事は、今、目の前にある、あなたに出来る事に集中することなんです。

けれど、「何がなんでもこういう風に夢を叶えなきゃいけない」という仕事まで自分が背負うから、焦ったり苦しくなるんです。
焦りや苦しみの波動には、引き寄せや願望実現は起こりません。
アクセルとブレーキをあなたが同時に踏んでいることになるんです。

なので、あなたが楽に努力も努力と感じないくらい集中出来る事を、ただやる!
それだけで、波動がどんどん上がり、その波動が、引き寄せの法則の条件に一致した時に、あなたの本当の望みが、最良のタイミング、最良の形で叶うのですから。

まとめ

今回は、自分でも気付かない潜在意識の執着とは何なのか?
そして、それがどうして夢や目標の実現を妨げることになるのかを探りました。
さらに、執着を手放すことで様々な願望が叶った実体験を挙げた上で、具体的な執着の手放し方をご紹介しました。

執着を手放すということは、自分の再発見と自由への道のように思います。
決して、夢を諦めたり、あなた自身の可能性を断つことではありません。

執着を手放すということは、針の穴に糸を通すくらい視野の狭くなった自分、波動がダダ下がりになるくらい肩に力の入った自分を解放し、もっと楽に夢が叶う方向へ、本当に幸せを感じられる世界への軌道修正です。

頑張っても頑張っても上手くいかない、むしろ悪いことしか起こらないという時は、潜在意識の執着に気付き、人生の軌道修正をする大きなチャンスでもありますよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございます💖


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