こんにちは。
自分軸カウンセラー よしみです。
「また不安になってる…」
心のどこかで分かってはいても、ふとした瞬間にざわざわと不安が押し寄せてくる。
楽しいこともあるし、決して全てが最悪でもなく、不幸なわけじゃない。
だけど、先のことを考えると、つい心配になってしまう。
そんなあなたに、ちょっと不思議だけどとてもパワフルな方法をお伝えしたいと思います。
それは、「潜在意識を書き換えて、どうでもよくなる」という方法。
「えっ、どうでもよくなるって、いい加減になるってこと?」「本当にそれで大丈夫なの?」
そう思うかもしれませんね。
でも、ここでいう「どうでもよくなる」は、投げやりとは全然違います。
むしろ、心の重荷がふっと軽くなり、不安に振り回されず、自然と物事がうまく回り始めるようになる。
そんな理想的な状態なんです。
今回の記事では、不安を抱えやすいあなたの心の仕組みをひも解きながら、潜在意識を「どうでもよくなる」モードに書き換える具体的な方法を、わかりやすくお伝えしようと思います。
読めば読むほど、「ああ、そういうことだったのか」と肩の力が抜けて、きっと心がふわっと軽くなりますよ。
Contents
不安を感じやすい人の心理状態
「なんで私、こんなに心配性なんだろう?」
そんなふうに、自分を責めたことはありませんか?
実は、不安を感じやすいのにはちゃんと理由があります。
そしてそれは、あなたの「性格が悪いから」でも、「考え方が弱いから」でもありません。
ここではまず、なぜ私たちは不安を感じるのか?
そしてそれが潜在意識とどう関わっているのかについて、わかりやすくお話ししていきますね。
なぜいつも不安を感じるのか?
人は、なぜ、つい不安を感じてしまうのでしょうか?
できれば、不安って感じたくないものですよね。
でも、そもそも人間には「危険を察知して身を守る」という本能が備わっているんです。
たとえば、昔の人は「この草むらに何かいるかも」と不安を感じることで、危険な動物から身を守ってきました。
つまり、不安はもともと“生き残るために必要な感情”だったんです。
そんな古代の人類からのDNAが今日の私たちにも少なからず残っているのです。
ただ、現代社会では、日常生活の中で、命に関わるような危険はめったにありません。
それなのに、仕事のこと、将来のこと、人間関係のこと、お金のこと・・・など、これまでのネガティブな経験や情報に基づき、私たちはこの「危険を察知して身を守る」というDNAによって、様々な最悪のパターンを頭の中でシミュレーションして、まだ起こってもいない不安な現実を作り出してしまっているのです。
そして厄介なのは、脳は、不安を感じれば感じるほど、「また同じように不安を感じよう」と癖づけてしまうんです。
これが、いつも不安を感じやすくなる人の脳の仕組みでもあり原因なのです。
だから、まず知ってほしいのは、
「あなたが不安を感じやすいのは、弱いからでも、ダメだからでもない」ということ。
これは人間として生まれてきた以上、脳と心の自然な反応なんです。
自分を責める必要は、まったくないということなんですよ。
潜在意識と不安癖の関係
この「不安癖」、実は自覚のある意識(顕在意識)ではなく、 もっと深いところにある「潜在意識」が大きく関わっています。
潜在意識とは、普段は自覚していないけれど、私たちの思考・感情・行動の9割以上を支配している部分です。
この潜在意識の中に、「私はすぐ不安になる」「いつも心配が先立つ」というパターンがプログラムとして組み込まれていると、どんなに嬉しいことや幸せに感じることがあっても、自動的に不安モードにスイッチが入ってしまうのです。
でも、逆を言えば、「潜在意識に組み込まれている不安パターンを変えれば、不安癖も治る」ということ。
しかも、潜在意識は一度方向転換できると、ものすごいスピードで現実に影響を与えます。
だからこそ、「どうでもよくなる」という軽やかな状態を潜在意識にインストールできれば、 不安に振り回される日々から抜け出し、人生そのものがどんどん好転していくんです。
「潜在意識って、そんなにすごい力を持っているんだ!」と驚きですよね。
潜在意識のメカニズムと影響力
さて、先ほど、「不安を感じるのは自然なこと」そして「潜在意識が深く関係している」ということをお話ししましたね。
ここからは、さらに一歩踏み込んでいきましょう。
潜在意識がどんなふうに、あなたの「現実」や「未来」に影響を与えているのか?
これを知ると、「あ、だから私の現実はこうなってしまうのか!」と、きっといろんなことが腑に落ちるはずです。
ぜひ、自分の心の中をちょっと覗くような気持ちで読んでみてくださいね。
潜在意識の不安が現実に及ぼす影響
まず、知っておいてほしいのは、 潜在意識は、「意識している・していない」に関わらず、あなたの現実に強力な影響を与えているということです。
たとえば、あなたが「どうせ私には無理だ」と無意識に思うことが癖になっていると、潜在意識はその思い込みのパターン通りに、本当なら上手くいくことでも「無理な現実」を作り出してしまうのです。
逆に、何の根拠もなく「まぁ何とかなるでしょ。大丈夫でしょ」と思っている人は、なぜか不思議とトラブルが起きても乗り越えられたり、良いチャンスが舞い込んできたりするんです。
ここで大事なのは、 潜在意識は「願いや理想」ではなく、「普段無意識に感じている感情」に反応するということ。
つまり、普段から不安を強く感じることが癖になっていると、潜在意識は「不安な現実」を「これがあなたの望みですね?」と勘違いしてしまい、その通りの現実を引き寄せてしまうのです。
これって、ちょっと怖いですよね。
でも、逆に言えば、ここさえコントロールできるようになれば、反対に、あなたの未来はどんどん明るい方向に変わっていくということでもあるのです。
未来への影響とは?
では、潜在意識の状態は、これから先の「未来」にどう影響していくのでしょうか?
未来って、まだ起こっていないものですよね。
でも、実は未来は、「今この瞬間、あなたが感じていること」から作られていきます。
たとえば、今「不安だな」「また上手くいかないかも」と思っていると、潜在意識はその感情を「望み」だとキャッチして、 「じゃあ、うまくいかない未来を用意しておきますね」と動き始めるのです。
逆に、今「なんとかなるかも」「まぁ大丈夫っしょ」と思えているのなら、潜在意識は「安心できる未来」「なんとかなる現実」を実現し始めます。
ここで重要なのは、未来は今の自分の心の状態で決まるということ。
過去がどうだったか、他の人がどう思っているかは関係ないんです。
だからこそ、あなた自身が「不安を手放す」「どうでもよくなる」と心が軽くなればなるほど、 未来は自然に明るい方向へ流れていくのです。
これが、「未来は自分で選べる」「未来は自分で作れる」って言われる本当の仕組みです。
これって、ちょっとワクワクしませんか?
潜在意識を「どうでもよくなる」にするとは?
さてここからは、いよいよ本題です。
あなたが今、一番知りたいこと――
「潜在意識をどうすれば“どうでもよくなる”状態にできるのか?」ですよね。
「どうでもよくなる」って、なんだか無責任な感じに聞こえるかもしれません。
でも実は、ここにとても大切な秘密が隠されているんです。
焦ったり、不安に巻き込まれたりしない、穏やかで自由な心。
そんな自分を手に入れるための第一歩を踏み出していきましょう!
「どうでもよくなる」状態と心理とは?
まず最初に、「どうでもよくなる」というのは「投げやりになる」という意味ではありません。
本当の「どうでもいい」とは・・・
「この出来事がどう転んでも、私は大丈夫」
「何が起きても、結局は上手くいく」
そういう、どっしりとした安心感のことなんです。
たとえば、試験や面接の前にガチガチに緊張するのは、「失敗したらどうしよう」「良い評価をされなかったらどうしよう・・・」と思い込んでいるから。
でも、本当に心の奥から「結果はどっちでもいい」「今は自分が出来ることを精一杯やるだけ」と思えた時、 余計な力が抜けて、逆に最高のパフォーマンスが出せたりしますよね。
この自然な「リラックス状態」こそが、潜在意識を良い方向に動かしていく、理想的な心理状態なんです。
どうでもよくなることのメリットと未来
「でも、本当にどうでもよくなっちゃったら、やる気までなくなりそう…」
そんな不安を感じるかもしれませんね。
でも安心してください。
ここでお伝えしている 「どうでもよくなる」ことには、こんなメリットがあるんです。
●不安や焦りに振り回されなくなる
●失敗を恐れず行動できるようになる
●自分を責めなくなり、自己肯定感が上がる
●余裕が生まれ、人間関係もスムーズになる
●無理なくベストな結果を引き寄せられる
そう、本当にやりたいことにだけに、最高のエネルギーを注げるようになるんです。
そして、そんな軽やかで自由なあなたに引き寄せられるように、未来も自然と「いい流れ」になっていくんです。
つまり、「どうでもよくなる」ことは、あなたの人生をもっと楽に、もっと豊かにしてくれる魔法みたいなものなんです✨
だからこそ、「どうでもいいや」と心から思える自分を育てていきましょうね!
潜在意識を「どうでもよくなる」に書き換える方法
ここまでお読みいただいて、 「どうでもよくなるって素敵な心の状態なんだな」「私もそうなりたいな」と、思っていただけたでしょうか?
ここから、具体的にどうやって潜在意識を「どうでもよくなる」状態に書き換えていけばいいのか?
その方法を、ステップ・バイ・ステップでわかりやすくお伝えしていきますよ。
焦らなくても大丈夫。
ひとつずつ、あなたのペースで無理なく進めていきましょう!
ステップ1)不安癖の根本原因を突き止める
まず、最初にやるステップ1は、不安癖の根本原因を突き止めることです。
「なぜ自分は、今、こんなに不安を感じるのか?」を自分の心に寄り添って本音を聞いてやることです。
不安は、ただの「クセ」になっていることが多いです。
本当は、「上手くいくだろう」とも思えるのに、「またあの時みたいに・・・」と余計な悪い過去の場面に意識が向くクセ。
しかもそのクセは、幼い頃の体験や、無意識に刷り込まれた思い込みが原因だったりします。
たとえば――
●子どものころに「失敗しちゃダメ」と強く言われた
●親の機嫌を気にして育った
●学校や友達の前で失敗して大恥をかいたことがある
こうした過去の苦い経験が、潜在意識の中に「上手くいかない=当たり前の自分」というパターンを作っているのです。
まずは、自分の中にある『不安が湧き出てくる「根っこ」』を、やさしく見つめてあげることから始めましょう。
ステップ2)不安の発動を察知する
ステップ2は、不安の発動を察知することです。
「あ、今不安を感じているな」と自分の心の反応に気づくことです。
気づかないままだと、不安の妄想にどんどん飲み込まれていってしまいます。
でも、ちょっと立ち止まって、
「今、私、不安モードに入ってるな」と気づくだけで、心の流れを変えることができるんです。
まるで、暴れ馬に乗って振り回されるのではなくて、客観的に「おっと、ちょっと落ち着こう」と手綱を持ち直すようなイメージです。
この「感情の動きを察知すること」「客観的に自分の感情に気づくこと」を少しずつ意識していくと、不安に巻き込まれにくくなっていきますよ。
ステップ3)不安を緩める
ステップ3は、不安を緩めることです。
いつもの不安な感情癖が発動していることに気づいたら、次は緩めるステップ。
ここで無理に「考えないようにしよう」とすると、逆効果なので注意です!
むしろ、その不安な感情をそっと認めて、やさしく寄り添うのがコツです。
たとえば、こんなふうに心の中で声をかけてあげましょう。
「うんうん、不安になるよね。分かる、分かる、そう思っちゃうよね。」
「でもそれは、上手くいってほしいからだね。一旦リラックスしよう。」
まるで不安に怯える小さな子どもをなだめるみたいに、自分に寄り添ってあげるんです。
もし、我が子や大切な友達が不安がっていたら、どんな風に声をかけてあげられるかな?って。
その言葉を自分にかけてあげましょう。
それだけで、不安はふわっと緩んでいきます。
ステップ4)意識の向きを変える
少し不安が落ち着いたら、次の4つ目のステップは、意識の向きを変えることです。
今度は意識の向きを「心地良いこと」に、方向を変えていきましょう。
不安って、「まだ起きてもいない最悪の未来」に意識が向いているときに膨らみます。
だから意識を「今ここ」に戻すことが大切なんです。
たとえば
●好きな音楽を聴く
●深呼吸して空を見上げたり、自然を感じる
●軽く体を動かして今やっていることに再集中する
●好きな飲み物をゆっくり味わう
あるいは、
●「どうなると自分は嬉しい?」
●「どうなると最高?」
って、不安とは反対の方向へ、あるいは、心地よく感じることに自分の意識を向けてあげましょう。
「だからどうだ」って答えを見つける必要はありません。
ただ、意識の向きを不安からそらせてやるだけ。
小さなことでOK!
今この瞬間を「心地良い」と感じることに向けるだけで、不安はぐんと小さくなりますよ。
ステップ5)実践を習慣にする
最後のステップ5は、実践を習慣にすることです。
実践を一度やっただけで「もう完璧!」なんてことは、正直ありません。
なんせ、思考癖や感情癖は、これまでの人生で何十年間と積み重ねてきたものですからね。
でも、焦らなくて大丈夫。
ここまでお伝えしてきたステップを何度も繰り返していくうちに、癖はじわじわと変わっていきます。
気づいたら、不安にとらわれない「まあどうでもいいか!」と気楽な自分になっているはず。
だから、たとえうまくできない日があっても、自分を責めずに、「また次もやってみよう」とやさしく続けていきましょうね。
その他の不安解消方法
ここまで、潜在意識を「どうでもよくなる」状態に変えるステップを紹介してきましたが、実は、さらに不安を解消する強力な方法がいくつかあります。
どれも簡単で、今日から取り入れられるものばかり。
「これいいかも!」と思ったものから、気軽に試してみてくださいね!
アファメーション
まずおすすめしたいのが、アファメーションです。
アファメーションとは、ポジティブな言葉を自分に繰り返し言ってあげること。
これによって、潜在意識の深い部分に、新しい思い込みをインストールしていけるんです。
たとえば――
●「結局、私は大丈夫」
●「どうせ上手くいく」
●「私は安心していいんだよ」
こんなシンプルな言葉を、朝起きたときや夜寝る前に、自分に優しく語りかけてあげましょう。
最初は「そんなふうに思えない…」と感じても大丈夫。
続けるうちに、だんだん心に沁みていき、その思考が当たり前になっていきます。
インナーチャイルドやブロックの解消
次にご紹介するのが、インナーチャイルドやブロックの解消方法です。
インナーチャイルドの癒しや、潜在意識のブロック解除です。
不安の根っこには、幼い頃にできた傷や思い込み(ブロック)が隠れていることがよくあります。
●「私はダメな子だ」
●「私は愛される価値がない」
●「失敗してはいけない」
そんなふうに幼い頃に自分が信じ込んでしまった思いを、大人になった今のあなたが、やさしく癒していくイメージです。
セルフワークでもできますし、必要ならカウンセリングやヒーリングを受けるのもとても助けになりますよ。
心の奥の小さな自分に「もう大丈夫だよ」と伝えてあげることで、自然と不安はほどけていきます。
不安を上回るポジティブな感情を見つける
そしてもう一つ、すぐにできる大切なこと。
それは、「不安よりも大きなポジティブな感情」を見つけることです。
人間は、一度に一つの思考や感情しか本気では感じられないと言われています。
だから、不安を上回るようなポジティブな思考や感情に意識を向けることで、不安を自然に小さくできるんです。
たとえば
●好きなテレビや動画を見て笑う
●感動する映画を見る
●心から夢中になれる趣味に没頭する
そんな時間を、日ごろから自分にたっぷりプレゼントしてあげましょう。
そして、ネガティブな思考をストップさせる時間を増やすのです。
「楽しい」「嬉しい」「面白い」「ありがたい」「幸せ」など・・・
不安のエネルギーを上回るような気持ちになれることを実際にやってみると、不安は勝手に消えていきます。
これは、エネルギーの当たり前の仕組みで、必ず大きなエネルギーの方が優勢になります。
なので、無理に不安を消そうとするのではなく、それを上回るくらい自分を喜ばせること。
これが、ものすごく効果的なんです。
日頃から、自分の心が喜ぶことの引き出しをたくさん作っておくといいですね。
まとめ
今回は、不安を抱えやすい心の仕組みをひも解きながら、潜在意識を「どうでもよくなる」モードに書き換える具体的な方法をお伝えしました。
不安を感じやすいのは、潜在意識に根づいたクセが原因である場合がほとんどです。
でも大丈夫。
潜在意識を「どうでもよくなる」方向に書き換えることで、心はぐっと軽くなります。
今回お伝えした小さなステップを積み重ねていけば、どんな状況でも、心穏やかで平和な自分に近づけますよ。
コツは、焦らず、自分の感情にやさしく寄り添うこと。
そうすることで、不安を小さくしていくだけでなく、現実を喜ばしい方向、望み通りの方向へとどんどん変えていくこともできますよ!
楽しみですね☆彡
最後までお読みいただき、ありがとうございます💖