こんにちは。
自分軸カウンセラー よしみです。
願いや夢を叶えるために、引き寄せの法則を上手く活用できれば良いのにな~と思っている人は多いと思います。
けれど、あまりにもたくさんの情報があり過ぎて、一体どの方法なら上手く引き寄せられるのだろう?と、混乱してはいませんか?
あるいは、「この方法では上手くいかなかった。じゃあ、もっと他の良い方法はないか?」と、引き寄せが上手くいきそうな方法ばかりを転々と探し続けていませんか?
でも実は、引き寄せの法則は、方法よりも条件が大事なんです。
どんなに良いと言われる方法を頑張ってみても、肝心の引き寄せに必要な条件が揃わないことには、「望みが叶う引き寄せ」という現象は起こりません。
つまり、条件さえ満たせるのなら、方法ややり方は関係ない、ということです。
そこで今回は、引き寄せの法則の基本原理を簡単におさらいし、夢を叶えるために、引き寄せの法則の効果を最大に高める条件とその条件を満たす具体的な方法を見つけていきましょう。
Contents
引き寄せの法則の基本原理とメカニズム
「引き寄せの法則」という言葉は、今や広く知れ渡っていますが、「夢ノート」や「アファメーション」「ビジュアライゼーション」など、いつ?何回?どうやって?という細かい方法や手順ばかりが先行して、実際は上手く引き寄せられないという人が大半です。
望みを叶えるために上手く引き寄せたいのなら、ただ忠実に方法を実践するよりも、まず、そもそも引き寄せの法則とは何か?引き寄せの法則の基本原理やメカニズム(仕組み)を理解しておくことが重要です。
その方が、実践をする際に何を意識すれば上手くいくのかコツが掴めて、より早く引き寄せ現象を起こせるからです。
引き寄せの法則とは何か?
まず、引き寄せの法則とは、12個ある宇宙の法則の中の1つで、地球を含めた宇宙のエネルギーが私たちの意識や感情と相互に作用し合う現象です。
つまり、良くも悪くも、自分の思考や感情に等しいエネルギーの出来事、モノが寄せ集まり、それが現実化するという現象です。
引き寄せの法則の根本的なメカニズム(仕組み)
さらに詳しく説明すると、引き寄せの法則の根本的なメカニズム(仕組み)は、波動とエネルギーが大きく関係しています。
私たちが持つ思考や感情は、実は、エネルギーとして周りの空間に放出されます。
その放出されたエネルギーが波動(波)として広がり、地球を含めた宇宙全体に届きます。
誰かが怒っていたり、落ち込んでいたりすると、なんとなく不機嫌さや暗さ、重さを感じますよね。
それは、その人から発せられる怒りのエネルギーや落ち込んでいる低く重いエネルギーを波動として察知できるからです。
そして、そのエネルギーの波動に、宇宙空間に漂っているあらゆるエネルギーの中から等しい波動のエネルギーだけが共鳴して集まってくる。
このメカニズムによって起こる現象が引き寄せです。
「類は友を呼ぶ」「泣きっ面に蜂」というのも、この現象ですよね。
まるで、ラジオやテレビが周波数に合ったチャンネル番組を映し出す仕組みに似ています。
あなたがポジティブな思考や幸せな出来事を想像したり、嬉しい感情を使うと、そのエネルギーが宇宙全体に波動として広がり、その波動に共鳴した同じようなポジティブなエネルギーが集まって、さらに嬉しいと感じられる幸せな出来事が起こったり、よりポジティブな結果に結びつくアイディアや人が現れたりします。
一方で、不安・不満などのネガティブな思考や感情を抱えていると、そのエネルギーもまた宇宙に波動として広がり、等しいネガティブな波動エネルギーを持った出来事や人・モノが目の前に現れることになります。
これが、引き寄せの法則の根本的なメカニズムです。
このメカニズムを上手く活用して夢や望みを叶えていきましょうと、応用されているものが、今日知られるようになった「引き寄せの法則」です。
引き寄せの法則の効果を最大化する条件
けれど、引き寄せの法則のメカニズムでお伝えした通り、良いモノ、ポジティブな出来事だけを現実化させるのが引き寄せの法則ではなく、望まないモノ、ネガティブな出来事を現実化させてしまうのも、引き寄せの法則です。
どうせなら、ポジティブな良い出来事、夢や望みが叶う現実を引き寄せたいですよね。
それには何が必要か?というと、あなたから放出させるエネルギーを最大化させ、引き寄せの法則が起こる条件と一致させることが必要なんです。
そこで、この章では、夢や望みを叶えるための引き寄せ効果を最大にする条件を挙げていこうと思います。
ポジティブな思考と感情を使う
引き寄せの法則の効果を最大化する1つ目の条件は、ポジティブな思考と感情を使うことです。
私たちが持つ思考や感情は、エネルギーとして宇宙に放射され、引き寄せの法則に影響を与えます。
そのため、ネガティブな思考や感情を使うと、それに共鳴するようなネガティブな出来事を引き寄せてしまう可能性が高まります。
逆に、ポジティブな思考や感情を使うと、より良い出来事を引き寄せる手助けをしてくれるのです。
ポジティブな思考や感情を使うためには、自分自身に対して優しく、自分を信頼することが大切です。
それによって、他者へもポジティブな思考や感情を使えるようになります。
このエネルギーの使い方が、ポジティブな現実を引き寄せることになります。
自分や他者を責めたり不満を持ち続けたり、「自分は無理だ」と疑ったり、このままどうなってしまうのだろうと不安がったりしていては、いくらポジティブなアファメーションを1万回唱えたところで、自分から発するエネルギーはネガティブなものです。
自分を責めたり、ネガティブな考えが浮かんだときには、それを否定せず、ポジティブな見方・解釈の方向に向かうような考え方に切り替えるよう心がけましょう。
「こんな悪い出来事が起こったのは、また同じような事が起こらないための教訓として気付きを与えてもらっているのだ」という前向きな捉え方をするようにして、ネガティブな感情のままに不要な深掘りをするのはやめましょう。
感謝と喜びの感情を使う
引き寄せの法則の効果を最大化する2つ目の条件は、感謝や喜びの感情を使うことです。
感謝の気持ちはポジティブなエネルギーを増幅させ、幸せな出来事を引き寄せる助けになります。
日常の中で当たり前のように感じてしまうことでも、実は感謝の気持ちを持つことで、豊かさを感じることができるでしょう。
例えば、美味しい食事に感謝したり、自然の中で心地よい風を感じたときに感謝したりすることで、ポジティブなエネルギーを増幅させることができます。
また、日常の中で喜びを感じることも大切です。
何も大きな出来事で喜びを得ようとするのではなく、自分にとっての小さな喜びをコツコツ拾っていくことで、ポジティブなエネルギーを長時間放射することになり、良い出来事を引き寄せやすくなります。
イメージ力と時間の長さ
引き寄せの法則の効果を最大化する3つ目の条件は、イメージ力と時間の長さです。
夢や叶う嬉しい出来事をちょこっとイメージするだけでは、波動として弱く広範囲に届きません。
自分が本当に望むことを明確に、まるで映像を見ているように具体的に、最低でも68秒以上イメージし、それが叶った時の嬉しい感情エネルギーも放出する必要があります。
それを繰り返すことによって、もうそうなることが当たり前という確信に変えていくことが必要なのです。
「夢ノート」を何度も書いてみても、本音の部分で「本当に叶うのかな~?」と疑いを持っていては、その疑いのエネルギーの方が優勢になるので、いつまでたっても、夢見る夢子ちゃんの状態で終わります。
自分の望むことが、本当にそうなると信じることは、願望実現に向けた第一歩にもなります。
信じる力は強いポジティブなエネルギーを生み出し、自分の目標や願望を実現に導く力となります。
なので、望む事がその通りになる、本番の予行演習をシミュレーションするようなつもりで、喜びや嬉しい感情に浸りながら、どんどんイメージを具体的に広げていきましょう。
行動力
引き寄せの法則の効果を最大化する4つ目の条件は、行動力です。
いかに閃いた事を行動に移すかです。
大抵の引き寄せが上手くいかない、望みが叶わない原因は、望み(理想)と現実のギャップにあります。
理想を願う気持ちばかりが増大して、叶えるための行動を何一つしない。
継続出来ないことにあります。
あなたが「こうなりたい」「これを手に入れたい」と望めば、脳はそれをきちんとキャッチし、それを叶えるためのアンテナを張り巡らし始めます。
そのアンテナに引っ掛かった必要な情報を、あなたに閃きやアイディア、なんとなくやってみたいという感覚で、脳は伝えてきます。
なので、それを行動に起こさないと、とてももったいないです。
例えば、何となく行ってみたいと閃いた場所は、時間やお金・労力を惜しまず、必ず行きましょう。
その場所に到着する事だけが願いを叶える答えではなく、そこへ向かう道中に、何を目や耳にし、誰に遭うのか?そんなことが答えだったりもします。
つまり、あなたの望みを叶えるために、同じエネルギーや波動のものに引き会わせてくれための直感です。
なのに、面倒だ。また今度でいいや。と、流してしまえば、脳は、願い事はキャンセルされたと受け取り、引き寄せをやめてしまいます。
なので、閃きに従った行動はとても大切で、行動を通じて、自分のエネルギーや波動を高められます。
それが、引き寄せ力を強めたり、現実化を早めたりすることにもなります。
習慣化
引き寄せの法則の効果を最大化する5つ目の条件は、習慣化です。
どういうことかと言うと、あなたが歯を磨く時、どの歯から磨こうか?とか、上手く磨けるだろうか?など、考えないですよね。
これは、歯磨きが習慣化されていることにより、無意識に当たり前に出来るようになっているからです。
引き寄せや願望実現というのは、これくらい、軽く当たり前の波動状態でなくてはなりません。
何がなんでも叶えてやる!きっちり完璧に100%実践をこなしてみせる!なんて力んでいると、逆に波動が重くなり、上手く引き寄せの法則の条件と一致しません。
なので、ここまでお伝えした条件が、無意識に当たり前の状態になるくらい、習慣化させていくことが必要なんです。
確かに、最初は意識してやることが必要です。だって、今までとは違った意識や感情の使い方をしていくわけですから・・・。
けれど、それがもう無意識に、当たり前にポジティブな捉え方が出来たり、嬉しい感情を使えたり、叶っている状態を明確にイメージ出来たり、必要な行動が出来るようになっていけば?
その時こそ、あなたから放出されるエネルギーが、叶うエネルギーと一致し、叶う!という現象が起こります。
これが、良い引き寄せの法則が起こる条件が満たされた状態というわけです。
引き寄せの法則の効果を最大化する具体的な方法
ここまでのお話しで、引き寄せの法則の効果を生むためには、方法や手順よりも、いかに引き寄せの法則の効果が最大化する条件を整える事が大切なのかということがご理解いただけたと思います。
要は、どんな方法であるかよりも、いかに引き寄せの法則が起こる条件を満たせるかが重要なんです。
ここからは、様々ある引き寄せの法則の方法と条件を満たすためのポイントを挙げます。
その中で、あなたが無理なく出来るあなたに合った方法を見つけていただければと思います。
アファメーション
まず、1つ目は、アファメーションという方法です。
アファメーションは、ポジティブな言葉や文句を繰り返し唱えることで、自分の心や意識にポジティブな影響を与える手法です。
自分がその言葉を唱えるだけで、心が休まったり、前向きな気持ちを取り戻せたり、望みが叶った喜びを彷彿させるような言葉を、日常で癖のように唱えるようにしましょう。
人が上手く行っているアファメーションの言葉を真似る必要はありませんし、自分を無理に鼓舞したり、矯正するような言葉である必要もありません。
あくまでも、自分にとってしっくりと素直に聞き入れられる言葉である事が大事です。
その方が、より脳に当たり前の状態として刷り込まれていくからです。
抵抗感を感じる言葉は、逆引き寄せを起こす可能性もありますので、発する言葉と感じる感覚が必ず一致している言葉を使いましょう。
習慣化させるためには、長々した文章であるより、覚えやすく、嬉しい事をイメージしながらでも無意識に唱えられるような短い言葉や文章が良いでしょう。
ビジュアライゼーション
2つ目は、ビジュアライゼーションという方法です。
ビジュアライゼーションは、自分が望む目標や願望を現実の事のように、まるで映像をみているかのようにイメージすることで、脳や意識にポジティブな影響を与える手法です。
ビジュアライゼーションを行うことで、目標に対するモチベーションを高めたり、実現を確信できる効果があります。
具体的には、
・自分の目標や願望を現わした画像を毎日目につくところに貼り付けておいて、何度もそうなることをイメージして脳に刷り込んでいく。
・目標や願望のイメージがどんどん膨らむような、好きな曲や映像を視聴し、嬉しい気持ちやワクワクする気持ち、叶っている状態のイメージを増幅させる。
・良い気分でリラックスできる場所や環境で目を閉じ、ありありと叶っている状況を映像で見るようにイメージし、良い感情に浸る。
この様な方法によって、望みが現実化するエネルギーと一致するエネルギーを自分から波動として長時間放出することが出来ます。
夢ノート
3つ目は、夢ノートを書くことです。
引き寄せノートとも言われています。
これは、アファメーションやビジュアライゼーションの要素を同時に取り入れる事が出来る方法です。
自分が叶えたい事、引き寄せたいことを、すでに叶った未来日記のように書きましょう。
その事によって、すでに叶ったイメージや感情も明確にリアルに感じることが出来ますし、書いている間、長時間、良いエネルギーを波動として放つことも出来ます。
昨日書いた夢ノートと今日書く内容が同じでも違っていても良いのです。
とにかく、それが叶っている嬉しい感情が発するエネルギーが引き寄せの法則に一致していけば良いのですから、「こうしなければいけない」といった強制的な内容や教訓めいた言葉を書く必要はありません。
自由に気持ちよく、夢の中を旅する感覚で、願いが叶うまでのストーリーを膨らませていきましょう。
感謝ノート
4つ目は、感謝ノートです。
自分の日常で、当たり前の事や、当たり前に出来ていることを、1つ1つ拾って感謝を綴るノートです。
実は、望みが叶う時の波動は、人が何かに対して心から「有難いな~」と感じる波動と類似していると言われています。
なので、無理に大きな出来事に感謝しろではなく、今日も無事に目が覚めて有難い。
今日も好きな物を食べられて有難い。
今日も歩けて有難い。
など、ごくごく当たり前に出来ている事が、実は当たり前ではなく、有難いことなんだと素直に感じられたことを綴っていきましょう。
こうすることで、脳の思考回路に、新たな「幸せ回路」が出来上がっていきます。
するとそれに等しいエネルギーが引き寄せられて、あなたにもっと幸せを感じられる現実が引き起るようになりますよ。
ルーティーンワークに組み込む
5つ目は、ルーティーンワークに組み込む方法です。
自分をポジティブにさせたり、引き寄せに必要な条件を満たす色々な方法を実践するために、わざわざそのための時間を作ろうとする必要はありません。
そうやってわざわざやろうとするから、続かなくなります。
もっと、気楽に、自分の日常で必ずやっている事と紐づけて実践することによって、無理なく継続でき、それが当たり前の習慣になっていきます。
その時に使うポジティブな感情や思考も、無意識のうちにあなたの当たり前の状態に変わっていきます。
例えば、歯磨きの時、洗い物をする時、お洗濯を干す時など、その作業が終わるまで気分よくアファメーションをする。
通勤時間を活用して、仕事のアレコレを考えるよりも、ワクワクしながらビジュアライゼーションやイメージングをやってみる。
お風呂に入って体を洗う時に、全身を撫でながら自分への感謝をし、体も心も緩め軽くする。など。
よく、朝目覚めた時や就寝時に引き寄せの法則の方法をやると良いと言われていますが、結局、朝の忙しさに紛れて出来なかったり、すぐ寝落ちしてしまったりと、「出来ない自分」を作ってしまいます。
でも、こうやって、日常のルーティーンに意識的に組み込むことで、無理のない形で、引き寄せの法則の方法や実践を続けることが出来、引き寄せの法則が起こるエネルギーや波動にピッタリと一致した自分を作っていくことができますよ。
まとめ
今回は、引き寄せの法則が起こる仕組み、引き寄せの法則の効果を最大にする条件について分かりやすく解説した上で、それらの条件を満たす引き寄せの方法とポイントをいくつかご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
引き寄せの法則は、方法や手順よりも、いかに引き寄せ現象が起こる条件に自分を一致させていくことの方が重要か?ということがお分かりいただけたでしょうか?
完璧主義な人ほど引き寄せ下手というのは、方法や手順をきっちり教えられた通りにやらなければというところに意識が向いてしまうからではないでしょうか?
それよりも、いかに自分が心地良く気楽にポジティブな波動で居られるか?
ここだけでいいんです。
このエネルギーや波動が最大限に高まり、引き寄せの法則の条件にさえ一致すれば、無理のない自分流の方法で、楽に引き寄せは出来ます。
どうぞ、自分に合う方法を見つけ、自分なりのコツと感覚を掴んで、引き寄せ上手になって下さいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます💖