こんにちは。
自分軸カウンセラー よしみです。
「今の自分を変えたい、でもどうしたらいいのか分からない」
そんな思いを抱えていませんか?
これまで一生懸命努力してきたけれど、ふと気づくと同じ場所にいるような感覚。
それってとてももどかしいですよね。
そこで耳にしたのが「コンフォートゾーン」という言葉。
気になるけど、いまいちピンとこない。
もしこれを理解して活用すれば、自分の殻を破って新しいステージに進めるかもしれない!
そんな期待を抱いているのではないでしょうか?
今回の記事では、「コンフォートゾーンって何?」という基本的なところから、そこを抜け出してこそ起こる人生大逆転について、そしてコンフォートゾーンを抜け出すための具体的なステップまでを、わかりやすくお伝えします。
「これなら私にもできそう」と思える内容を詰め込んでいますので、ぜひ最後までご覧下さいね。
Contents
コンフォートゾーンとは?
まずは「コンフォートゾーン」という言葉の意味を紐解いていきましょう。
難しいのでは?と感じるかもしれませんが、実はとてもシンプルなものなんです。
この章では、コンフォートゾーンの定義と本当の意味、それがあなたの人生にどんな影響を与えるのかをお伝えします。
「なるほど、そういうことか!」と腑に落ちるはずですよ。
コンフォートゾーンの定義と本当の意味
「コンフォートゾーン」とは、直訳すると「快適な場所」です。
もっと具体的には、あなたが日常的に慣れ親しんだ環境や行動範囲のことを指します。
しかし、本当の意味は、例えそれが不足や不満を感じる場所であったとしても、そこが長年当たり前の世界だと現状維持で居続けている場所のことです。
たとえば、毎日同じ時間に同じ電車に乗って通勤することは、眠いしストレスだし憂鬱であったとしても、「仕事を辞めるわけにはいかないし」「やらなければならないことだ」「世間のみんなも同じだ」と割り切って、結局は嫌々でも毎日同じ生活を続けている。
あるいは、パートナーからDVを受け傷ついているにも関わらず、「私が悪いんだ」「私さえ我慢すれば上手くいくんだ」と言い聞かせ、結局逃げることはせず、またパートナーのところに戻る。
そして、逃げられないと思い込み、日常が大きく変わらないことを逆に安心だと感じ、その環境に変化を与えようとしない。
これが「コンフォートゾーン」の本当の意味です。
お分かりのように、人生拡大や成長・向上を考えると、この「安心感」「現状維持」というコンフォートゾーンが、逆により良い人生を築く足かせにもなります。
なぜなら、コンフォートゾーンの中だけでは、新しい経験をすることや挑戦が少ないため、 「今の自分を超える機会」 が得られにくいからです。
つまり、これまで居続けているコンフォートゾーンの世界の中に、これからも居続ける限り、人生の幅も何も変わらないということです。
コンフォートゾーンが人生の拡大に与える影響
じゃあ、コンフォートゾーンから出ると何が変わるのでしょうか?
それは、 「未知の領域への挑戦」 が、人生の可能性を広げるカギになるのです。
たとえば、新しい仕事に挑戦したり、初めての趣味を始めたりするとき、最初は戸惑いや不安を感じるかもしれません。
でも、その不安を乗り越えた瞬間に「こんなこともできるんだ」と思える新しい自分に出会えるんです。
また、コンフォートゾーンを抜け出した先には新しい人間関係やチャンスが待っています。
大きな成功を手にした人たちは、みんなこのゾーンを飛び出して、新しい世界に一歩踏み出してきた人たちなのです。
あなたも同じように、少しの勇気を持つことで人生を大きく変えることが出来るってことなんです。
なぜ人はコンフォートゾーンに留まるのか?
コンフォートゾーンを抜け出すことで成長や新しい可能性が見えると分かっていても、実際にはなかなか一歩を踏み出せないものですよね。
「なんで自分は動けないんだろう」とモヤモヤしている方も多いのではないでしょうか?
実は、これには人間の心理や本能が大きく関係しているんです。
この章では、なぜ人がコンフォートゾーンという現状維持を好むのか、その原因に迫ってみましょう。
コンフォートゾーンを維持する脳の機能と人間の心理
「ホメオスタシス」という言葉を聞いたことがありますか?
直訳すると「恒常性」と言い、人間の体や心が現在の状態を保とうとする脳の機能のことです。
このホメオスタシスは健康を守るためにはとても重要ですが、一方で、私たちが変化しようとする際には思わぬ「壁」になることがあります。
ホメオスタシスはもともと、体温や血圧、心拍数などを一定に保つための生物学的な仕組みです。
たとえば、外が暑くても寒くても、体温を36~37℃程度に保つのはホメオスタシスの機能のおかげです。
このように、ホメオスタシスとは 体や心を安定した状態に保つための自動調整機能 と言えます。
この機能は、実は心理面でも働きます。
●新しい挑戦を始めようとすると、「やっぱり無理かも」という気持ちが湧く。
●新しい環境に慣れるまで強い不安や違和感を覚える。
これは、 現状を変えないようにするための心の防衛反応 と言えるでしょう。
そして、このホメオスタシスは、変化しようとする思考や行動を「異常」と捉えます。
新しいことに挑戦したり、コンフォートゾーンから抜け出ようとすると、「これは危険だ」「元の状態に戻れ」と脳が警報を鳴らし始めます。
その結果、私たちは・・・
●突然「やる気がなくなる」。
●「これ、本当に意味あるのかな?」と疑い始める。
●結果が出る前にあきらめてしまう。
これらは脳が無意識のうちに「元の状態に戻そう」としているために起こる心理現象です。
三日坊主やダイエットのリバウンドなども、この機能が働くから起こるのです。
恐怖と不安が行動を抑制する理由
もうひとつ、行動を抑える大きな要因が 「恐怖と不安」 です。
「失敗したらどうしよう」「周りに笑われたらどうする?」という思いが先立って、一歩踏み出すのをためらってしまうのです。
これも人間の防衛本能の一部。
脳はリスクを避けるために、ネガティブなイメージを浮上させて行動を抑えようとします。
たとえば、何かに挑戦しようとする瞬間にこんな言葉が頭をよぎりませんか?
●「どうせ上手くいかないんじゃない?」
●「無駄に時間やお金を使うだけかも。」
これらの声は、あなたの「サバイバルモード」(挑戦心)が作り出したもの。
でも、それを一度冷静に振り返ってみてください。
その恐怖や不安が実際に起こる可能性はどれくらいでしょうか?
自分が予測する恐怖と不安は、絶対に正しいのでしょうか?
たいていの場合、脳が過剰に危険を浮上させているだけなんです。
コンフォートゾーンを超えた先にあるもの
コンフォートゾーンを抜け出すのは、確かに勇気のいることです。
「本当に変わるのだろうか」「失敗したらどうしよう」といった不安が押し寄せるかもしれません。でも、その一歩を踏み出した先には、驚くほどの可能性が待っています。
この章では、コンフォートゾーンを超えた先で得られる「新たな可能性」や「潜在能力の開花」など、人生を大逆転させる数々の可能性を具体的にご紹介しましょう。
新たな可能性と人生の広がり
コンフォートゾーンを超えると、まず得られるのは、 視野が広がる感覚 です。
これまでの生活では見えなかったことが見えるようになり、これまでの自分がいかに「思い込みだけの狭い世界」で生きていたかに気づくでしょう。
例えば、こんな変化が起こります。
●新しい人間関係が生まれる
同じ環境にいると、関わる人も似たような価値観や考え方の人が多くなります。
しかし、違う環境に飛び込むと、まったく新しい考え方や経験を持つ人と出会えます。
そうした人々との関わりが、人生に新たな刺激や学びをもたらします。
●挑戦することで自信がつく
最初は小さな一歩でも、挑戦を積み重ねることで「できた!」という達成感が生まれます。
その成功体験が、どんどん自己肯定感を高めることになり、次の挑戦への自信につながります。
●これまで見えなかった選択肢が見つかる
これまでとは違う新しいスキルや知識を得ることで、転職や趣味、ライフスタイルの選択肢がどんどん増えます。
「こんな自分もあったんだ」「こんな道ややり方があったんだ!」と、自分の未来に対するワクワク感や可能性が広がり、豊かで彩りある人生へと変えてくれます。
眠っている潜在能力の開花
そして、コンフォートゾーンを超えた先には、自分でも気づいていない 膨大な潜在能力 が眠っています。
しかし、その能力は「安心できる場所」にいる限り目覚めることはありません。
コンフォートゾーンを抜け出してこそ、以下のような変化が起こり、眠っていた潜在能力が引き出されます。
●未知の課題に直面して解決能力が磨かれる
慣れない環境や新しい経験では、これまでとは違う方法で考えたり行動する必要があります。
そうした状況が、眠っていたアイデアや能力を呼び覚まします。
●成長のスピードが加速する
人間は環境の変化に対応する生き物です。
挑戦することで脳が活性化し、学習や成長が加速します。
たとえば、新しい仕事やスキルに挑戦する時も、以前よりも吸収力が増したと感じることがあるかもしれません。
●本当の自分に出会える
コンフォートゾーンの中では、本音とは違う周囲の期待や常識に従った「偽りの自分」で生きてしまうこともあります。
しかし、新しい環境では自分の価値観や本当にやりたいことが鮮明になります。
それが、 「本当の自分らしさ」 を見つけるきっかけとなるのです。
コンフォートゾーンを抜け出すための具体的ステップ
「コンフォートゾーンを抜け出すことが大切」とわかっていても、実際に何をどうすれば良いのか悩む方も多いのではないでしょうか?
闇雲に挑戦するのではなく、自分に合った方法で少しずつ行動することが成功のカギです。
この章では、コンフォートゾーンを抜け出すための 具体的で実践的なステップ を解説します。
小さな一歩が、やがて大きな変化を生むきっかけになりますよ!
ステップ1)現状のコンフォートゾーンを知る
最初のステップ1は、「自分が今どんなコンフォートゾーンにいるのか」を知ることです。
自分を変えたいと感じていても、その現状を客観的に把握できていないことがあります。
コンフォートゾーンの見つけ方
- 毎日の行動を振り返る
日々の生活を振り返り、「結局いつも同じパターンになっていないか」をチェックしましょう。たとえば、通勤ルートや昼食の場所、休日の過ごし方など。 - 挑戦していないことを書き出す
「やりたいと思っているけどやっていないこと」をリストアップしてみましょう。
リスト化すると、自分が不安や損得思考で避けている挑戦が明確になります。
「ここなら安心安全」と感じる環境や行動がコンフォートゾーンです。
仕事、趣味、人間関係など、あらゆる生活分野において、どんなコンフォートゾーンに居続けているのかを特定しましょう。
ステップ2)小さな行動から始める
ステップ2は、小さな行動から始めましょう。
大きな変化を目指すとき、つい「劇的な挑戦」をしようと考えがちですが、それでは挫折するリスクが高まります。
ホメオスタシスの機能が発動し、以前の状態以上に悪く引き戻されてしまいます。
ダイエットのリバウンドも、この仕組みによるものです。
いきなり無理な運動や食事制限は、逆に反動で太ってしまいますよね。
このようなことから、コンフォートゾーンの外側へ飛び越える成功の秘訣は、 小さな一歩を踏み出すことです。
小さな行動の例
- 違う道を通る
いつもと違う通勤ルートを試してみたり、いつもと違う新しいお店に行ってみたり。
環境を意識的に変えると、それだけでも新しい刺激が得られます。 - 新しいことを学ぶ
興味のある分野の本を読む、オンライン講座を受講するなど、小さな知識やスキルを増やしてみましょう。 - 人と話す内容を変える
同じ話題ばかり話すのではなく、新しいトピックを持ち出してみると意外な発見があります。
これらの行動は、ほんの少しの勇気やリスクを伴いますが、成功すれば自信を積み上げるきっかけになります。
例え上手くいかなかったとしても、最小限のリスクで済むので、また挑戦することもできますし、即撤退もできるわけです。
このほんの少しのリスクをコツコツと挑戦することこそが、ホメオスタシスに引き戻されることなく、コンフォートゾーンを上手く超えるコツとなります。
ステップ3)新たな経験を取り入れる
最後のステップとして重要なのは、「未知の経験」を意識的に取り入れることです。
これが、コンフォートゾーンを広げる最も効果的な方法になります。
新しい経験を増やすためのポイント
- 趣味や興味を拡大する
自分が興味があることや好きなことをさらに探求してみたり、別の方法で磨きをかけてみたり。
あるいは、今まで興味がなかったジャンルにも挑戦するなど、これまでの自分にはなかった「外側」にあるものに触れる機会を意識的に作りましょう。 - チャレンジ目標を設定する
チャレンジすることを目的とします。
「1カ月で3つの新しいことを試す」など、小さな挑戦を目標にするのがと行動しやすくおすすめです。 - 仲間を巻き込む
新しい経験をするのに一人では不安な場合、友人や同僚を誘って一緒に挑戦するのも手です。
あるいは、人から誘われたり勧められたりしたことに挑戦してみるのも、新たな領域への拡大となります。
人生を大転換させるためのヒント
このように、コンフォートゾーンを抜け出すための具体的なステップを実践していくと、少しずつ新しい可能性が見えてきます。
しかし、その道のりは決して簡単なものではありません。
なぜなら、考えているだけでは成し得ないからです。
行動あってこそだからです。
そこで、最後の章では、人生を大きく変えるための心構えやヒントをお届けします。
小さな工夫や考え方の転換が、より行動しやすく未来を大きく変えるきっかけになりますよ!
一気に上を見すぎない
まず、一気に上を見すぎないことです。
人と比べてアレコレ焦らず、自分のみにフォーカスし、着実に一歩ずつ進むことです。
人生を変えたいと強く願うほど、「すぐに結果を出したい」と感じてしまうかもしれません。
しかし、大きな成功や変化は、焦って求めるものではなく、小さな一歩一歩の積み重ねの結果として訪れるものです。
そのためにも・・・
- 達成可能な短期目標を設定する
「1週間で1つ新しいことを試してみる」など、小さなゴールを設定しましょう。
短期目標をクリアするたびに自信がつきます。 - 変化を記録する
新しい挑戦や気づきをノートやアプリに記録すると、自分の成長を実感できます。
それが次の挑戦のエネルギーに!
このように、焦らず、目の前の一歩一歩を大切にすることで、気づいたときには想像以上の場所にたどり着いていることでしょう。
これまでの思考に縛られない
次に、これまでの思考に縛られないことが大切です。
「自分にはできない」「こうあるべき」という思い込みは、単にこれまで居続けたコンフォートゾーンの世界でのルールに過ぎません。
そのルールに縛られてきたからこそ、ずっとコンフォートゾーンに居続けることになったわけです。なので、過去の経験や周囲の意見・常識に縛られる必要はありません。
これまでの偏った思考から自分を解放し、あらゆる角度から物を見、考えることで、思わぬ可能性が広がりますよ。
思い込みを解消するには・・・
- 自分の思い込みを疑ってみる
たとえば、「私は人前で話すのが苦手」と思っているなら、「本当にそうだろうか?」「これまで人と話して上手くいったこともあるよね?」と問いかけてみましょう。 - 新しい視点を柔軟に取り入れる
違うバックグラウンドの人と交流したり、克服した人の体験記を読むなどすることで、固定観念を打ち破り、これまで思ったこともないようなヒントを得られます。
このように、自分で作り上げた思い込みの壁を取り払うことも、コンフォートゾーンを超越し、人生の可能性を広げることになりますよ。
少しのリスクへの挑戦
そして、少しのリスクへの挑戦を意識しましょう。
恐れを超えた小さな挑戦が人生を変えます!
変化には必ずリスクが伴うものです。
「失敗したらどうしよう」という不安や恐れの気持ちは誰にでも起こりますが、一旦飛び越えてしまうと、案外なんともなかったりします。
少しだけリスクを取る勇気が、人生を大きく変えるきっかけになります。
安心・安全の中だけでは、何も変わりません。
そのためにも・・・
- リスクのメリットを考える
「この挑戦をしたらどんな良い未来が待っているだろう?」と考えると、前向きな気持ちになれます。 - 10年後何も変わっていないデメリットを考える
「もし今何も挑戦しなかったら・・・」10年後に絶対なっていたくない自分をイメージしてみましょう。
現状がこのまま変わらない10年後、どんなあなたになっているでしょうね? - 失敗を成功のプロセスと捉える
成功者の多くは、失敗を「成功へのチャンス」として活用しています。
失敗すること自体を恐れるのではなく、「何もしなかった人生」を恐れましょう。
「失敗は人生を存分に味わう経験」として考えてみましょう。
実は、人は、少しのリスクやストレスを感じる事で、若返ることができます。
ずっと、安全・安心に浸ってばかりいると、老化が進みます。
年齢に関係なく挑戦し続けている人が、いつまでも若々しく見えるのは、このためです。
まとめ
今回は、「コンフォートゾーンって何?」という基本的なところから、そこを抜け出してこそ起こる人生大逆転について、そしてコンフォートゾーンを抜け出すための具体的なステップまでを、わかりやすくお伝えしました。
コンフォートゾーンを抜け出すことで、あなたの人生は大きく変わります。
怖がらず、焦らず、小さな一歩を積み重ねることで、見える世界が広がり、眠っていた可能性が開花するでしょう。
さあ、今日から新しい挑戦を始め、人生を進化させましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございます💖